yaさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

そして父になる(2013年製作の映画)

3.5

子供ができれば誰でも親になるけれど、本当の意味で「父になる」とはどういうことか。

一緒に時間を過ごすことがそうなのだとすれば、子供のために一生懸命働くのも父なのでは?要はバランス。

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.5

ハゲデブでもカッコいいクリスチャン・ベールと豪華キャストによる、デヴィッド・O・ラッセル監督恒例のストレスフルな掛け合いがクセになる作品。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.4

キャッチーなテーマとタイトルが秀逸、ただし期待するほどノレない作品。

スラム街のリアル、ヤバすぎ。

チャイナタウン(1974年製作の映画)

3.7

虚無感しかないラストが印象的な、ザ・フィルムノワール。

怠け者でいたほうが結果的に良い街、チャイナタウン。

鼻テープのジャック・ニコルソンが激シブ。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.9

戦時下の何重にも続く地獄を生き抜いたピアニストを、実際に幼少期をその環境で過ごしたロマン・ポランスキー監督が手掛けた、名作になるべくして生まれた名作。

また、ホロコーストの歴史を知るためにも、誰もが
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.0

冷徹な殺人マシーンだった一作目がフリになりまくり。ターミネーターが味方になる時点でもう激アツ。

徐々に人間味を帯びていくT-800に考えさせられる、人間とは何か、機械とは何かという命題。誇り高きラス
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ターミネーター(1984年製作の映画)

3.5

ゴリゴリにマッチョなシュワちゃんが仕上がりまくってて怖すぎ。

“I’ll be back.”からの早すぎるバックも必見。

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

3.7

ベトナム戦争のカオスを体現した作品。

パーム・ツリーが燃えゆくオープニングをはじめ、カオスな様が美しい。でも意味なんて、ない。アポカリプス・ナウ!

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.6

妻の本心にショックを受け過ぎた真面目過ぎるイケメン、トム・クルーズのヤれそうでヤれない寸止め地獄妄想劇。

適度に抜くとこ抜かないと、世の中やっていけない。

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.9

誰もが持ちうる人間の二面性。ジョーカーの最後の決断は人間としての一分か、それとも狂気への入り口か。

ミッキーマウスマーチからローリングストーンズに続くエンディングが至高。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.8

超超超圧倒的3D映像美。映像だけなら完全に過去No.1。立体的に見える、飛び出てくるなんて次元ではなく、パンドラの空が、大地が、そして海が本当に目の前に広がるドキュメンタリー的映画体験。

この3D映
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アバター(2009年製作の映画)

3.5

2009年に、映画館の3Dで観ていたらヤバかっただろうなぁ、、っていう作品。

徐々にネイティリが可愛く見えてくる不思議。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

早々と殺しのタネが明かされる意外な構成と、その後のザ・どんでん返しな展開でしっかり楽しめるミステリー。

でも途中からダニエル・クレイグのアクションを欲してしまう作品。

バトルフロント(2013年製作の映画)

3.7

オープニングから、まさかのロン毛革ジャンステイサム。

麻取から一転、アメリカンなスケールの町内トラブルが繰り広げられる。

結婚は似合わないがパパは似合う最強ステイサムに、可愛い子役と気の良い相棒。
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.7

天才詐欺師が、実はガチの天才だった話。クリームがバターになるまでもがくことのできる天才は、流石に強い。

ディカプリオのクレイジーさはまだ抑えめ。

ワイルドカード(2014年製作の映画)

3.4

激薄ストーリーに、謎キャラクター、そして中途半端な金・暴力・セックス。

でも、ジェイソン・ステイサムいれば映画になる。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

オレ達の漫画スラムダンクのキャラクター達が、既存のアニメ的ではなく、リアルに動く漫画になった新たな映像表現。

アナザーストーリーは正直普通だけど、スラダン世代としては最早山王戦というだけで終始泣ける
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.4

結局男なんて、だいたい同じでキモくて馬鹿馬鹿しい、みたいな話。

グロいけど最早笑える。

スイング・ステート(2020年製作の映画)

3.9

USの政治エンタメは何故こうも面白い。

「スーパーPAC」など選挙をドラマティックに仕立てるグレーだけどユニークな仕組みを勉強できるだけでなく、皮肉が効いた物語の着地も秀逸。

右でも左でもなく、団
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.6

キッチュなのにスタイリッシュ、クレイジーなようでイノセント。

無知な若者達は、結局社会の歯車の一つ。

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.0

ワンカットの臨場感と社会のリアリティに溢れた人間模様で、とにかくめちゃくちゃ没入できる作品。

忙殺されて溜まりまくった些細なツケの数々は、やがて負の連鎖を生み、ボイリングどころかクリティカル・ポイン
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バイス(2018年製作の映画)

3.9

ウィットに富みまくった演出と名優達の怪演が光る、センス抜群のブラックコメディ・一代記。

ボケっとワイルドスピードを観ている間にも、世界は誰かに動かされてる。

最早誰かわからないレベルまで寄せきった
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.7

人生なんて意外となんとかなるんだから、苦しくても楽しんだほうが良いだろ、というポジティブなバイブス溢れる一作。

子供の頃の自分が羨むような人生を、送り続けたい。

アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

4.1

夢っぽい大義にあぐらをかいて日々を消費していた者が、自らの夢を取り返す後編。

一線を越える大失態、最も大切な人々への裏切り、それでも側にいてくれる人々、誰かのお陰で肯定できた自らの過去。

決して全
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アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

3.8

最早ボクシング映画ではなく、何かを志すもくすぶっている人々のリアルをえぐった傑作。

「夢見る燃えカス」というキャッチフレーズの通り、真っ直ぐだった時代の栄光に、あの時もし結果が違っていればという挫折
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.8

ダメ男が約束の旅を通じて騎士になる話。ツケに怯えながら惰性で生きるか、覚悟を決めて今変わるのか。

ダークファンタジーな世界観や映像美は勿論、ゴシック調フォントを現代的なカラーパレットでアップデートし
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.8

チーズバーガーという絶対的原点 & アニャ・テイラー・ジョイの圧倒的ヒロイン感。

コンセプトと本質のバランス、そして物事をジャッジする自らの価値観。

ファイティン!(2018年製作の映画)

3.6

マ・ドンソクのパンッパンに仕上がった上腕二頭筋&三頭筋と、かつて無いほど苦しむ表情、そしてクールな英語を堪能できる良作。ラ・ファミリア。

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

何より情熱が一番、という当たり前のことに改めて気付かせてくれる作品。本当にアツい想いがあれば、悩むヒマなんてない。なりふり構わずその魅力を伝えて、周りに影響を与えて、仲間が増える。

またその情熱を注
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.6

チャドウィック・ボーズマンの追悼作。偉大なリーダー亡きワカンダの迷走と、国を守りたい者同士の悲しき復讐劇。

次回作こそ、心からワカンダ・フォーエバーと叫びたい。

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.8

一言では言い表せない人間関係の機微、簡単には咀嚼できないコミュニケーションの魅力を描いた、ある意味とてもリアルな作品。

何かを諦めることも新たな一歩のひとつだし、それが良いとか悪いとかじゃない。でも
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.8

前衛的で荘厳、且つアイコニック。

50年以上前に制作されたとは信じられない、ザ・名作。

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.7

マ・ドンソクのアベンジャーズ級ワンパンアクションを楽しめる一作。

「ボディがお留守だぜ!」と言わんばかりのパンチは、破壊力抜群過ぎて逆にほっこりしちゃう。

強力班の仲睦まじい打ち上げの様子も良し。

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.7

前二作よりも人間ドラマに焦点をあてた今作。前作で最後にトンデモない報復をかましたモーガン・フリーマンが最高のプレジデントに成長していて一安心。

現代のライオンは食物連鎖の頂点ではないけれど、それでも
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エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.7

ロンドンの観光名所が次々に爆破されあっという間に崩壊する前半から、絶望に次ぐ絶望な逃亡シーンまで、全編に渡りほどよい緊張感のある圧倒的アクション作品。

そして大統領がタフになりすぎて、最早バディムー
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エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.7

ド派手なアクションに胸熱なストーリー展開な、安定のアントワン・フークア作品。

過去の失敗を無双モードで挽回するジェラルド・バトラーが激アツ。