壮大で重厚で気合が入っていて冗長だなと思ってしまった。すみません。単純に好みの問題だと思う。
これでもかと言うほど過酷なサバイバル映画で、泣きっ面に蜂どころか泣きっ面に熊、しかもそれが地獄の一丁目とい>>続きを読む
「誰が観ても面白いだろ!」という点で、良質な「仕事」を感じた。ハリウッドの娯楽大作が嫌いな人も満足しそうでしょ。
それはすごいことなんだけれど、ある誰かは理解できないかもしれないし、嫌うかもしれない、>>続きを読む
原作とは違う作品になっている。都会の隅っこで暮らすマイノリティたちを美化せずに描きつつも、なんでんかんだで爽やかな良作。崔洋一のこういうセンスが好き。元気をなくした時に観たい作品。タイトルも秀逸。
こういう心理劇は大好き!変態にしか撮れない傑作だと思った。それとなくあらゆるイデオロギーへの皮肉が効いているのも痛快。
安心して観てられる映画だった。
ジュリアロバーツを初めて魅力的だと感じた。
生きることと愛を巡る懸命な物語。
他人が与える正解不正解に囚われるよりも、まずひたむきに生きなくてはと思わせてくれる。
子供を持たない自分には、子供を失う辛さが想像できないのだけれど。
全身タトゥの女>>続きを読む
公開から15年以上経って観たので、この映画の画期的(であろう)部分を新鮮に受け取れなかったのが残念。
流行は移ろったし、自分も歳をとっている。
たしかにサイコものが一時期流行ってたような気がする。ブラ>>続きを読む
演劇がテーマなだけあって、臨場感があると思ったら、ワンカットムービーというんだそう。オートフィクションのように「バットマン」の主人公を主役に配したのもすごい試みだと思った。
うまいことできてる。台詞も>>続きを読む
フランシスと仲良くなれそうな人と絶対無理な人がこの世にはいて、自分はなれるタイプだと思うしなれるタイプの女の子が好きだ。
可愛いおしゃれ映画。
皆が口を揃えて「ラストがね!あー!ってなるのよ」と言って>>続きを読む
好きではないけれど、高い評価を得ることは理解できる。という、不思議な傑作。
それぞれの焦燥感や哀しみが暴力の向こうに丹念に描かれている。
そしてこれは、不良映画であると同時に大阪映画でもある。生き生き>>続きを読む
観ていて泣いてしまった。
「騙された気分はどうだ?」
それはおそらく自分に対して投げた言葉でもある。ジョニーロットンは切ない男。かと思えばシドみたいにあっさり死んで伝説になったりせずに、今もだらだらと>>続きを読む
瑞々しいアジアの景色と、打ち明けられる背徳。その官能性。夏の始まりに観たくなる、ノスタルジックで綺麗な映画。
映像が綺麗、という言葉を使うのは怠惰か。菊地凛子の直子は私は良かったと思う。原作の直子は生きた女の気がしない。
でも水原希子のミドリは気に食わなかった。坊主にできる女優連れて来いよ!と、思ってしまった>>続きを読む
「氷の女王」と呼ばれたアメリカ版Vogueの辣腕編集長、アナ・ウインターを追ったドキュメント。
冷淡で決断の早い彼女を昔から好きだった。誰にも媚びない人間は見ていて安心する。
全体的にセンス良く纏めて>>続きを読む
Vogue編集長のアナ・ウインターのアシスタントを務めた女性が原作を書いたということで、ミランダのモデルはアナだというのが定説。
アナはもっと若々しくてコケティッシュなのに…などと思ってしまったが、メ>>続きを読む
とにかく大森南朋が…!!!!
あの目をみはるばかりの優しくてエロいクズっぷり………否、そんな月並みな賛辞をすべて無化するくらいとにかくセクシーなのです。
寺島しのぶ演じる女のモノローグが捕らわれた野生>>続きを読む
これは原作を愛しすぎたパターン。
掃き溜めにうごめく人々の、生ぐさく逞しい存在感は上手く描けていると思った。
新井浩文をもっとセクシーに使ってほしかったな、とは思います。
寺島しのぶと大楠道代はとても>>続きを読む