yoheikonoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

4.0

花筐を出して以降で、大林監督のトークを聞いたことがあるのだけれど、そこでは戦争の悲惨さを下の世代に語り継がないといけないということを繰り返し繰り返し語っていた。
今作はその思いを、日本の近年の争いの歴
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初恋(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

久々に三池監督作品を見たけれど、心から観て良かったと思える娯楽作品だった。最高。
日本が世界に誇れる映画ジャンルの一つがヤクザ映画だと思う自分にとっては、あのオープニングの東映のロゴから、テンションガ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

前作『ヘレディタリー』が大傑作だったために、相当期待していったところ、期待していた方向とはやや違う仕上がりの作品だった。前作がホラーだったので、相当ビビりながら行ったがそのテイストはほとんどなく、どち>>続きを読む

ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)

4.0

見るとテイラー・スウィフトがすごく好きになって、某ラッパーに対しては「こいつは、、、」という気持ちになるドキュメンタリー。
彼女がなぜカントリーのシンガーソングライターからポップミュージックの作り手に
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

結婚トラウマ映画では、ブルーバレンタイン以来の傑作!!
序盤、アダム・ドライバーが演じる夫役の視点の描写がやや薄い状態でストーリーが一気に進むため、見ていて、むむむ??と思う場面があったけれど、それこ
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.5

イーストウッドの前作『運び屋』が文句なしの大傑作だったので、今作はうーん。。。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これは好みの問題かもしれないが、伏線がだいぶ丁寧に張られてるので、推理披露シーン始まりますよ!の前にほとんどのネタが分かってしまうので、ミステリーとして観に行くとちょっと物足りないかも。
ただ、ミステ
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さよならテレビ(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

テレビの制作体制含めた現状の問題を中心に、東海テレビの起こしてきた様々な不祥事等やメディアリテラシーの問題など、「テレビ局」を対象に扱うならこれは入れるだろというテーマを一通り盛り込んだ感じがあり素晴>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

マーベル・シネマティック・ユニバースでもトップクラスのクオリティだった『マイティ・ソー ラグナロク』の監督であるタイカ・ワイティティの作品ありがとう。さすがのタイカ・ワイティティと言わんばかりのブラッ>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.4

音楽を鳴らすという快楽性。その一点において、この映画ほど描ききれている作品は他にないかもしれない。
おかしな楽器編成でも、弦の調整が出来ていなくても、学校一の不良でも感じることができる「せーの」で合わ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.5

激熱!!
いつか爆音映画祭でやってくれないだろうか。。
エンジンの爆音だけでなく、ロックンロールの爆音も素晴らしい。。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

大傑作!!とにかく作品の構成が素晴らしい!
ただ、欲を言えば、配給の人たちにはもっと頑張って2019年に公開して欲しかった。。それだけが本当に残念。。
2020年ではなく、2019年を象徴する1本。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.0

なんと開始5秒でいきなりのロジックゼロのご都合主義どんでん返しから始まって、追加設定、ご都合主義の連発!すごい!
まあ普通にエピソード7以降いらなかったんじゃないですかねー。。

ジーザス・イズ・キング(2019年製作の映画)

4.4

2019年最狂のカルトムービー!!
ジェームズ・タレルのローデン・クレーター内で行ったサンデーサービスを撮影していて、ビジュアル的にはホドロフスキー『ホーリーマウンテン』+ジョーダン・ピール『アス』感
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.5

アクション映画のフリをしたアート映画。銃に弾を装填することをも振り付けとして見せきるアクションシーンの美しさ!!
アクションだけでなく色彩設計も素晴らしい(ややブレードランナー感あるけれど)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.6

タランティーノによる、こんな過去だったらどれだけ良かっただろう作品。
多くの人が言っている通り、もし1回しか観ないのであればシャロン・テート事件についてはある程度頭に入れておいたほうがよいです。この事
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嵐電(2019年製作の映画)

4.2

本当に起きたことこと、起きたのかもしれないこと、起きなかったこと、起きる可能性はあったこと、二度と起こり得ないことなどなどが様々な撮影手法を組み合わせながら描き出される。
映し出されているこのシーンが
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

この作品をネタバレなしで書くのは無理。というのも、衝撃的な展開がかなり序盤で出てくるため。
それまでの作品の空気感から一変するその瞬間はあまりの凄まじさに観客をもなんだこれは????と思わせる。
そこ
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