バッシーさんの映画レビュー・感想・評価

バッシー

バッシー

天使が俺を追い駈ける(1961年製作の映画)

3.8

自殺願望の男が、自分の殺人を殺し屋に依頼した途端、ツキが回って来る。

レトロな映像とデフォルメ、戯画化されたような描写が何とも古典的というか。
これが意外にも古いアニメでも観てるような感覚で楽しめた
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ローマ11時(1952年製作の映画)

3.7

職を求めた女性が殺到して階段が崩落するという事故の実話が元。

当時の失業率の高さ等が窺える。

女性を抱え上げ救出する姿が頼もしい。男の筋肉はこういう時に役に立つ。大きな部屋に居並ぶベッドは野戦病院
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.8

シンプルな面白さ。

相手が盲目なら、アドバンテージがある筈なのに。

それを逆手に取って恐怖の隠れ鬼ごっこにするとは恐れ入った。

暗闇と家の構造が功を奏した得体の知れない爺さんのホラーハウス。
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ヒーロー 靴をなくした天使(1992年製作の映画)

3.9

国を騒がす壮大なホラ話を娯楽として楽しめる。

嘘から出た誠、真相は藪の中。
もどかしさに最後まで引っ張られる展開。

偽りのヒーローの良心の呵責と、魔が差したヒーローの打算。

もうどっちもどっちで
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スキンレスナイト ―デジタルレストア版―(1991年製作の映画)

3.7

監督の自伝的作品という事で、何だか内容云々よりも興味深さが勝ってしまった感じ。

主役の人が似た境遇らしいし、だとすると妻役が八神康子なのもそうだし。
スケベな監督はおそらく村松利史だし、当時のAV女
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コーポ・ア・コーポ(2023年製作の映画)

3.7

貧しく不便そうなアパートの生活に惹かれてしまうのは何故だろう。

住民たちの親密だけど緩い自由な関係性が良い。

謎のタバコ交換してオバサン、自殺した人の部屋に残された無数の家電、部屋でストリップ紛い
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アダプション/ある母と娘の記録(1975年製作の映画)

3.7

ある中年女性の孤独と母性と決断。

ありふれた話なのか、そうでもないのか、当時のハンガリーの情勢はどうなのか、素朴に疑問を持ってしまった。
しかし、あの若い女性の両親には唖然としたが。

リアルな筆致
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我は海の子(1937年製作の映画)

3.9

金持ちの息子が漁船に救われる。

鼻持ちならない少年の荒療治による改心を期待するが、なかなか一筋縄ではいかないお坊ちゃま。

しかし、次第に馴染んで心を通わせる少年を見ると元々素直で賢い子なんだなと思
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フィリピンパブ嬢の社会学(2023年製作の映画)

3.7

大学院生が論文のテーマに選んだのが在日フィリピン人。実態調査としてフィリピンパブに通う。

実話ベースで新潮新書から同タイトルで出てた。
研究対象を恋愛対象にしてしまいました…という帯の文が笑う。
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市民捜査官ドッキ(2024年製作の映画)

3.8

振り込め詐欺の被害に遭ったオバちゃんが捜査に乗り出す。

この手の犯罪も万国共通なのかな。

どうするんだろうと思ったら、意外とシンプル。鍵となるのは協力者と実行力。

実話ベースという事だが、暴力や
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この愛に生きて(1988年製作の映画)

3.7

モリー・リングウォルド目当てで鑑賞。

高校生の出産と結婚。

学業と進路、家計と仕事等、諸問題に直面する若きカップル。

わりと深刻な問題での家族間の諍いも、フィクション(或いは他人事)だと平気で見
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アイリーンはもういない(2023年製作の映画)

3.6

2人の女性の友情を育む話のようで違った。

少々退屈さを感じていた所へ終盤の急展開。

しかしイマイチ不明瞭なラスト。

フィルマのジャンル表記はミステリー/スリラーだったのを後で知る。

情報が少な
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妻として女として(1961年製作の映画)

4.0

高峰秀子VS淡島千景。

不倫で修羅場、なんて単純な話ではない。
十数年耐えて来た女二人の対決が見応え十分。

今となっては時代錯誤な、妾が暗黙の了解として成立している異常。
廃れ行く因習の名残という
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翼をください(2001年製作の映画)

3.7

何とも痛々しい。

実際の事件を元に書かれた小説が原作という事は、痛ましいとも言えるのか。

寄宿制女学校が舞台。語り手のような役割の主人公が美少女。
愛した相手がたまたま同性だった?
んなわけないか
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天使を誘惑(1979年製作の映画)

3.7

この2人の共演作、初めて観る。

12本中の11本目で、交際宣言後に公開されたとか。

子供ながらに当時の三浦友和に抱くイメージは如何にもな好青年で、後々演じるアウトローな役は若い頃の反動かと勝手に思
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ヒックとドラゴン(2025年製作の映画)

3.8

実写ならでは(アニメ観てないけど)の迫力な映像のファンタジー。

単純なようで実は色んな要素が盛り込まれた隙のない展開に思えた。

トゥースの両性類っぽい平面的な顔の造形が愛らしくて秀逸。

うぉっしゅ(2024年製作の映画)

3.9

カックラキンを観て育った世代としては、ナオコばあちゃんも本当にばあちゃんになっちゃったなと。
というかまだ70ちょっとじゃないか。

子供返りしたかのような、すっかり柔和な研ナオコが可愛い。ファースト
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エイペックス・プレデター(2026年製作の映画)

3.8

断崖絶壁のクライミングとカヤック激流下り。

何とも命知らずな冒険熟女、セロン姐さんの体を張った勇姿。

大自然の中で殺人鬼と鬼ごっこ。ちょっとドキドキ、妙にワクワク。

壮観な景色と迫力のアングル、
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大長編 タローマン 万博大爆発(2025年製作の映画)

3.5

一応、観た。

多用されるワード、岡本太郎の言葉の引用で趣旨は何となく伝わる。

しかし、開始10分くらいで観るの止めようかと思ったのが正直な所。
奇を衒ったユニークな作風に集中出来ないままBGMと化
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2度目のはなればなれ(2023年製作の映画)

3.8

ノルマンディー上陸記念式典に参加する為に老人ホームを抜け出す。実話が元。

懐古や感傷では済まされない悔恨の念として残る戦争の傷跡。

ドイツ人や墓参りの場面では涙腺が緩んだ。

70年寄り添った夫婦
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銀河伝説クルール(1983年製作の映画)

3.7

変な宇宙人に攫われた妃を救い出す冒険。

そもそも地球が舞台ではないという事を後で知った。

中坊の時に劇場で観て以来。併映作品が目当てだった筈だが何かは覚えておらず。

伝説の武器を手に入れ仲間を増
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野性の証明(1978年製作の映画)

3.8

小学生の頃にテレビで観て以来。

断片的には覚えているが、全容を知りたくて再鑑賞。

罪滅ぼしのお節介が招いた負の連鎖みたいな話とも取れるが、都市を牛耳る企業グループの会長と支配下の暴力団、警察との癒
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ワーキングマン(2025年製作の映画)

3.8

攫われた恩人の娘の救出作戦。

安定のステイサム劇場。

相手がマフィアならば殺すしかないとばかりに独壇場の救出ならぬ掃討劇。
その悪魔的強さでマフィアも匙を投げる結末に声を出して笑った。痛快。

ブルーボーイ事件(2025年製作の映画)

3.8

鑑賞後に早速Wikiで確認してしまった。

60年も前の事件。

観ていてずっと思い浮かんだ言葉は理解。

性別不合への無理解。これに尽きる。
当時としては致し方なしだとは思うが、徐々に時間を掛けて今
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.8

殺人犯を脅迫する少年少女。

度を越した火遊びかと思ったら、そんなものじゃ済まなかった。

面白いのは確か。


しかし自分はどうも人を殺す描写が苦手らしく、いわゆるエンパス傾向にあるのかも知れない。
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私は二歳(1962年製作の映画)

3.7

まさかと思ったけど、のっけから赤ん坊がナレーションしているシュールさに期待が高まるが、そこはわりと中途半端だった。
渡辺美佐子の作り声かと思ったが、中村メイコでした。

育児書が原作で、当時の世相を知
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朝がくるとむなしくなる(2022年製作の映画)

3.8

ブラック企業を辞め、コンビニで働く女性の日常。

「例えば、私1人いなくたって、世界は回って行くわけで」という冒頭の台詞。

それでも、どうにかして生きて行くしかないわけで…。

旧友との再会で僅かな
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スナックバーへようこそ(2024年製作の映画)

3.7

地元の市民プールの売店で荒稼ぎの2人。

日本じゃ成立しないようなマセた14歳だなと思ったけど、ママと一緒に買い物する辺りは子供らしい。

ナイーブな感じの主役とお調子者の相棒との、小突き合いながらも
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クイック・チェンジ(1990年製作の映画)

3.7

ビル・マーレイ&ジーナ・デイヴィス。

ピエロに扮して銀行強盗。
警察を欺き目指すは空港。

一応、逃亡劇のロードムービーなんでしょうけど、殺伐さや緊迫感はない。

道中襲いかかるトラブルとハプニング
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惡の華(2019年製作の映画)

3.7

原作は連載時に少しだけ読んだ事がある程度。

序盤はずっと半笑いで観ていた。
しかしその奇抜さから、もっとコミカルなものを想像していたのに反してシリアス。

鬱屈とした閉塞感は伝わるが、結局の所、拗ら
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爆弾(2025年製作の映画)

3.8

佐藤二朗、人を食ったような得体の知れないタゴサク役に今回ばかりはハマってた。

類家の頭の回転の早さ、推理力に一々感心していたが、必要不可欠な説明役な気もした。

しかし正直、少々疲れて集中が維持出来
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兄を持ち運べるサイズに(2025年製作の映画)

3.8

全く予備知識なく観たら、あ、やっぱりそういう話か。という出だし。

身につまされる話だな〜と思いながらも何処かあっけらかんとしてドライな感じがリアル。
かと思えば徐々にウェットでイマジナリーな様相を帯
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風のマジム(2025年製作の映画)

3.7

南大東島で特別なラム酒を作る。

社内のベンチャー制度を活用して会社を設立。

酒の事は知らんけど、これは実話ベースなのかな〜と思案しながら観てた。やっぱり実話を元にした小説が原作なのね。

ひたむき
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乳母車(1956年製作の映画)

3.9

芦川いづみと新珠三千代が目当て。

役は違えど何処か不遇で薄幸な新珠三千代に惹かれる。
裕次郎は、やはりスター性のようなものを感じられた。

不倫の顛末。各々葛藤を抱えながらも激しい諍いもなく、最後は
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さよならはスローボールで(2024年製作の映画)

3.7

取り壊される野球場で最後の試合。

只々、野球をするだけ。

休日の昼下がりに草野球を観戦、もしくは参加している気分を味わう事が出来る。

フィールド内の様々なポジション、アングルからの眺望と会話で臨
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太陽が大好き(1966年製作の映画)

3.7

まだ旧名義(本名)の梶芽衣子。

わりと社会派なドラマだった。

自由だが不安定な流浪の鉱員の息子の悩める青春。
諦観というか閉塞感が漂うが、如才ない若き梶芽衣子の溌剌さが救いの存在でした。