バッシーさんの映画レビュー・感想・評価

バッシー

バッシー

塀の中の懲りない面々(1987年製作の映画)

3.7

安部譲二の自伝的小説の映画化。

入出所を繰り返す、何かと懲罰房に入れられる正に懲りない面々の面白エピソード。

看守の江夏豊は様になってる。
オカマのストロング金剛、所長の糸井重里は斬新。
昔テレビ
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ヒルコ 妖怪ハンター(1991年製作の映画)

3.6

お化け屋敷的な…感じ?

まあ、それなりに、童心に帰って観れば楽しめるのでは。


沢田研二、歌手としては峠を過ぎた頃かな。こんな作品にも出てたのか。

最近観た「悪魔のようなあいつ」から昔の歌唱映像
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リボルバー(1988年製作の映画)

3.7

警官役に沢田研二。

失恋して自暴自棄になったオッサンに強奪された拳銃が偶発的に高校生の手に渡り、チンピラへの復讐を決行させてしまう。
無関係な登場人物達が最終的に収斂してゆく群像劇。
深刻な事態の割
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怪物(2023年製作の映画)

3.9

なるほど。カンヌで脚本賞を獲ったのは納得です。

視点を変える事によって明かされてゆく事実。しかしそれも1つの視点でしかない。
立場が変われば誰しも怪物に見えかねない。

不可解さの解消に囚われている
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サチコの幸(1976年製作の映画)

3.7

上村一夫原作。
修羅雪姫としなの川もこの人の漫画が原作だと後で知った。

戦後間もない頃の新宿二丁目の娼婦の話。
結婚という幸せを掴み取るのだが…。

寺尾聰、浅香光代、永島暎子、他にも名前は知らない
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本日休診(1952年製作の映画)

3.8

タイトルに反して休む暇もない多忙な先生。
往診も出産も何でもやるのね。

ユーモアを交えながら、次々と人が現れるので割とドタバタ騒々しい感じ。気の触れた帰還兵(三國連太郎)の存在が絶妙。

気負うこと
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クラッシュ(2004年製作の映画)

3.8

人間の持つ善と悪。その二面性。
その不確かな危うさ。儘ならぬ脆さ。

確かに人間ってそんなに単純ではないと思いながらも、
差別や銃はアカンよなって単純に思った。

正直、登場人物が多くてちょっと取りこ
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ねこタクシー(2010年製作の映画)

3.6

テレビでやってたので鑑賞。最後の方、うっかり寝落ちしてしまったので残りはamazon primeで。

真面目な印象。

謙虚で気弱なカンニング竹山。

妻に鶴田真由、娘に山下リオ。

この違和感を払
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ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

3.8

原作の北杜夫と言えば、楡家の人びと、夜と霧の隅でが代表作かな。

昔、エッセイやユーモア小説に限って読んでた作家なので興味を持って鑑賞。

兄夫婦の家に居候してる、ぐうたらで頼りないおじさんを松田龍平
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.6

これ、小説にしたら面白いんじゃないの?

と観ながら思ったんだけど、やっぱり原作あるんですね。なるほど、そりゃそうか、背景や設定は面白いと感じたもの。

だけど…アクションが…最初は悪くないと思ったの
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.9

北欧サイキックスリラー。

無邪気さ故の残酷さ。

もはや、ナントカに刃物状態の暴走少年だけでなく、主役の少女にもその片鱗は窺えるのだが。

所謂テレパスとサイコキネシスを扱った話でありながら、壮大な
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スピリッツ・オブ・ジ・エア(1988年製作の映画)

3.6

砂漠にポツンと一軒家、そこへ逃亡者が辿り着く。

飛行機作りに夢中な兄。流れ者を忌み嫌い追い出したい狂信的な妹。

幻想的な世界観。飛行への浪漫。

荒野と青空のコントラストの美しさ。

似たようなロ
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正欲(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

普通とは何か。

水フェチなるもの。擬態して暮らす男女。

誰にもバレないように無事に死ぬ為に生きてるとか、地球に留学している感じとか、その異常性がイマイチ飲み込めぬ疎い自分。
特殊な性癖の露骨な描写
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.9

老兵VSナチス。不屈の男。その凄味。

至ってシンプル。章立ての分かり安さ。台詞も少ない。だがそれが良い。

皆殺し系に爽快さを感じ難い自分ですが、これは単純に面白かった。

捕らえられた女性達が活躍
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バウンティフルへの旅(1985年製作の映画)

3.8

老婦人の家出。

息子夫婦との生活から逃げ出して20年ぶりの故郷を目指す。
辿り着いた野原にポツンと一軒の廃屋。既に町は無く唯一残って暮らす友人も亡くなっていた。

望郷、郷愁の念、切ない。

同居す
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ザ・プリンセス(2022年製作の映画)

3.8

世継ぎのない王国の王女が婚約を拒否したら、国を乗っ取られそうになる。幽閉された部屋からの怒涛のバトルアクション。

なんでそんなに強いの?…ちゃんと鍛えられた背景があると分かって先ずは納得。

複雑な
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ハニーランド 永遠の谷(2019年製作の映画)

3.8

北マケドニアで暮らすヨーロッパ最後の自然養蜂家の女性。

質素な生活、自然との共存。

最初は寝たきりの老母との生活に焦点を当てるつもりが、突然やって来た遊牧民の大家族の存在。その軋轢と対比が図らずも
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先生のつうしんぼ(1977年製作の映画)

3.9

新任の先生につうしんぼをつけるわんぱく少年。

主役はむしろ子供達と言ってもよくて、こういうの観るとホント和む。
意外にも皆で蚕を育てるのが主な話。

八王子が養蚕業が盛んだった事を初めて知りました。
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ファストフード店の住人たち(2019年製作の映画)

3.7

香港。バーガーショップ難民という人達。

破綻して逮捕歴のある元社長。家出中の男子。
義理の母の借金返済に追われるシングルマザー。死んだ妻を待ち続ける老人…。

貧しくも寄り添いながら生きている日々。
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ふたりだけのロデオ(2022年製作の映画)

3.7

父と娘のロードムービー。

伝説のトラックレース大会を目指してカナダ横断の旅。

だけど、別れた妻に内緒で娘を連れ出しての強行な旅。

途中トラブルに遭いながら…ママと話したい、帰りたいと連呼される始
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原子力戦争 Lost Love(1978年製作の映画)

3.7

田原総一朗のルポルタージュに近い原作を改変して制作されたらしい。

不可解な心中事件と原発事故の隠蔽。

フィクションにしても恐ろしい内容。

真相究明に奔走する新聞記者には圧力。ヤクザ者には暴力。事
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四年三組のはた(1976年製作の映画)

3.9

児童映画。

微かに断片的に記憶していた場面が幾つかあった。おそらく授業ではなく、母親らと何処かの体育館(別の学校?)で観たような、遠い記憶。
これをまた観れる喜び。

何とも思いやりに溢れた映画。
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ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

3.7

ウェンディ&ルーシーが好きだったので。

変な話、ずっとミシェル・ウィリアムズの顔を見ていた。こんな顔だったっけ?ああ、やっぱこの顔だ。笑

芸術家の日常。淡々としてるが貫徹してるというか。

退屈と
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コミック雑誌なんかいらない!(1986年製作の映画)

3.8

突撃型テレビレポーター。

虚実混交、狂乱怒涛、今昔之感。

良くも悪くも80年代。

とにかく見所多すぎ。

NAGISA なぎさ(2000年製作の映画)

3.8

季節外れもいいとこだけど、夏休みの映画。
未読ですが、村上もとか(JIN仁の作者)の漫画が原作。

江の島の海水浴場の賑わい等から80年代臭漂う映像なんだけど、2000年の作品でした。
しかし、何度も
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足跡はかき消して(2018年製作の映画)

3.8

サスペンスフルな逃亡劇かと思ったら、ちょっと違った。

否応なく社会的存在な人間、ホームレスになる人の諸事情、あらゆるしがらみや手続きから解放される願望、サバイバル生活の困難さ、といった事が頭に浮かん
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ナイン・マンス(1976年製作の映画)

3.8

閉鎖的な社会で互いに自分が正しいと考え、激しくぶつかり合う男と女…という説明文だけで興味を持って鑑賞。

何と言うか、展開にしても視覚的にも、唐突で野暮ったい印象を持ってしまった。

いきなり求婚され
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リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.7

90年代。大学卒業後の若者達。

確かに時代を感じられる。
と言っても音楽とタバコかなぁ。
多少近い世代だけど、海の向こうの話だし、自分は世間と隔絶(体育会系)されてたからなぁ。

ウィノナ・ライダー
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逃げきれた夢(2023年製作の映画)

3.8

定年まであと1年の教頭先生。

突然、娘と妻相手に饒舌になって空回りしてる居た堪れなさ。長々と独りで自己完結して喋る痛々しさ。

この異変は自分が軽度認知障害?と知った所為なのだが。

長回しの緊張感
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658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

3.9

父親の葬儀へ向かう途中、アクシデントでサービスエリアに置いてけぼりにされた女性がヒッチハイクで帰郷する。

人とまともに話す事も出来なくなってしまった女性の旅の一期一会。纏わりつく父親の幻影。

酷い
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.7

TVドラマを観ているような感覚。

ちょっとドジで微妙にポッチャリ、笑顔がチャーミング。レネー・ゼルウィガーが適役でした。

何やかんやモテとるやん。

Lift/リフト(2024年製作の映画)

3.7

プロの泥棒集団がインターポールの依頼で飛行中の旅客機から金塊を強奪する。

計画実行のスリルはあった。富豪から借りた飛行機の変態的特注仕様が後々活かされるアイデアは面白い。飛行中ならではのアクションも
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ロスバンド(2018年製作の映画)

4.0

ロック大会を目指し、凸凹4人のノルウェー縦断の旅。

愛すべき4人のキャラ。それぞれ抱えた問題。
道中の出会いと出来事。美しい自然。

ワクワク、ハラハラ、シンミリ、ホッコリ…色んな感情を味わえ、起承
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.9

面白さが回を追うごとに増している気がする。

決死の脱出に泣き、百人隊結成に笑い、その活躍と戦局に引き込まれた。

あまり細かい事は気にせず単純に楽しむ作品ですね。

しかし、めっちゃいい所で終わる。
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.7

バカ息子が親父に殴られて、お前はトンデモナイ相手を怒らせたみたいな序盤の所が1番ワクワクしたかも。

少しも退屈せずに観れた、というのが自分の精一杯。

愛が微笑む時(1993年製作の映画)

3.7

4人のゴーストが青年の身体を借りて、生前やり残した事を一つずつ叶えて行く。

神の計らいだとしても、どのみち成長するまで待つ必要はあったとか、そんな細かい疑問は野暮ですね。この特殊な設定を楽しむには。
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