yuさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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最後まで行く(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

綾野剛、お前は何したら死ぬんだ?

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.5

ストーリー性とかそんなものはいい。マリオが好きな人は観たらいい。社会的なメッセージ性などない。何も考えずただ楽しめる。本来の娯楽としての映画の形。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.5

もし自分が余命宣告されたら、まず人のために何かやろうと思えるだろうか。心が震えた。英国紳士の姿やブリティッシュアクセント、街並み、劇伴、全てが心地よかった。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.3

270kgという体重が、彼のやってきたことの重大さを表しているんだと思った。それでも愛を取り戻そうとするのは悪か否か。

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.4

ここがよかった!みたいな部分は正直見つからなかった気がするんだけど、なぜか、ぼんやりとどこか重なる部分がある気がして、気がついたらドカーッと泣いていた。僕も誰かにとっての"ちひろさん"になれたらと思う>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

ただのB級パニックムービーだろうとあまり期待しないで観たけど、ストーリーとか仕掛けが意外に細かくて面白かった。いわゆる伏線みたいなのもしっかり張って、しっかり回収する良映画。ただまあ、あんなところに取>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

リチャード・ギアの渋さとエドワード・ノートンの怪演が良い。ラスト5分の"ロイ"との対話がこの映画の後味をいい意味で悪くしてくれた。無罪を勝ち取ってくれたマーティンに向けたあの邪悪な笑顔。二重人格までは>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

5.0

家族を守るための殺し。バラバラになっても家族。過去は変えられないけど、未来は変えられる。

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

5.0

文句なし。演技も緻密なストーリーも凄い。阿部寛や松嶋菜々子もよかったが、小日向文世と浅居博美の少女期を演じた子役の子が特によかった。殺人にも色々な形、色々な事情があるよなと思った。なんというか、本当に>>続きを読む

ロストガールズ(2020年製作の映画)

4.0

最初に未解決事件であると断りを入れている通り、それっぽい奴は何人か出てきても犯人は結局見つからない。それ故に終始陰鬱だし、物語としてはすっきりしない。でもそんな事件が山ほどあるという事実。
この手の映
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さがす(2022年製作の映画)

5.0

自殺幇助と家族がテーマの重い映画。途中から辛すぎて、最後はもう懸賞金貰って二人で幸せに暮らしてくれとさえ思った。伏線回収も丁寧で、小道具とか細かい描写で伏線貼りつつ、後から「そういうことか...」と思>>続きを読む

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

5.0

白人至上主義者を一方的に悪として描くものは多いが、彼らの苦悩を描いたものは珍しくて面白かった。どちらかというと、差別はダメだよね的な感じではなく、白人至上主義組織の怖さが描かれてる。一度入ったら、たと>>続きを読む

最初に父が殺された(2017年製作の映画)

4.0

まず一つ感じたことは、国際的な戦争だろうと内戦だろうと絶対に子供を巻き込んじゃダメだ。労働環境も劣悪だし、まともな食事も医療も与えない。強制収容所と同じ。果たして一体何が「団結」なのか。ただひたすらに>>続きを読む

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

5.0

キューバ危機を題材にした作品。史実に基づいているから実際には核戦争が起きないっていうことは分かっているんだけど、それでもこの状況やばいんじゃないかって錯覚してしまうほどの緊張感が常に漂っている。ベネデ>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

上原ひろみとかミレパの石若さんとかが演奏担当するっていうからまあさぞ素晴らしいんだろうとは思ってたけど、予想以上に本当にとんでもねえ。暴力といって差し支えないレベルで2時間音に殴られ続ける。映画館なら>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

5.0

「パラサイト」含めこういう複雑な家庭環境とか"幻想と虚構"みたいなものを描かせたら韓国映画の右に出る者はいよいよいなくなってきた。いい意味で大袈裟じゃないし、写実的だし。人を魅了するアメリカンドリーム>>続きを読む

追憶(2017年製作の映画)

3.5

富山の豊かな自然、田舎景色と共に、幼馴染3人の過去と現在を描く。終始空気が重たくて、心情の動きが豊かに描写されている。劇伴もノスタルジックで、色味やコントラストもどことなく昭和の雰囲気が漂う。内容が薄>>続きを読む

消えない罪(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

映画の題名の通り。犯罪は一度犯したら、まずはいわゆる懲役、出所したら社会からの厳しい扱いを受ける。それが一生続く。下手したら懲役より辛いかもしれない。妹を庇って刑務所に入って、やっとの思いで出所したの>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.5

私には難解で、恐らく物語の30%程度も理解出来ていないだろうと思う。ただ、数学がどれほど偉大なものか、文系の私にもよく分かった。街を救い、人を生かす、素晴らしい学問。

タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

5.0

緻密な脚本とかストーリーが凄い映画とか色々あるけど、この映画ほど素晴らしい映画を観たという満足感を得られるものは他に無い。映画館で観られたことを本当に嬉しく思う。身分や出自を乗り越えた恋愛。本当に二人>>続きを読む

ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

5.0

少なくともこの映画に出てくる警官(主人公を除く)に「正義」なんてまるで無かった。だけどこれが現実なんだろうな。この映画みたいな派手なものは少ないかもしれないけど、汚職は確実に存在する。ほんとに汚ぇ大人>>続きを読む

望み(2020年製作の映画)

5.0

自分の息子は加害者か被害者か。どちらにせよ最悪の結末が待っているけれど、そんな中でもどうにか一筋の光を探す家族の思いが交錯する。

こういった少年犯罪は現に何件も起きているわけで、どの家庭にも起こりう
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

5.0

手錠したまま運転して銃も撃てるってのは凄い。ていうかあんなに自由に手が動かせていいものなのか。手錠の意義的な部分が気になっちゃった。

っていうのは置いといて「孤狼の血」の二作目。二作目って大体一作目
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孤狼の血(2018年製作の映画)

5.0

最後のシーンは痺れました。つい「かっけぇ...」と言葉が漏れたくらい。ヤクザの怖さどころか人間の怖さがこれでもかと描かれてました。でも実際あるんだろうなぁ、こういう警察とヤクザの癒着的なもの。現実的で>>続きを読む

ディパーテッド(2006年製作の映画)

5.0

マット・デイモンとレオナルド・ディカプリオのWキャストに加え、大御所ジャック・ニコルソンやマーク・ウォールバーグ等のとにかく豪華な出演陣。グッドウィルハンティングの時はあんな好青年だったのに、マット・>>続きを読む