映画を観る限り、凶行の動機となり得るような強烈なエピソードは描かれていなかった
多分これこそがこの映画の芯の部分で、主観と客観の乖離を描いてるんだと思った
当事者と第三者のどうしようもない隔たりを、>>続きを読む
いまいち芯が掴めずに彷徨った結果、コーエン兄弟のバックボーンを知った
知識を得た上で今まで観たコーエン兄弟作品再鑑賞したいなあ
このレビューはネタバレを含みます
クリスチャン・ベイルの役作りの凄さで作品も種明かしもさぞとんでもないんだろうと思い込んで観たら、まともな人が偶発的な事故で病むとこまで病んじゃったというシンプルなストーリーだった。
妄想(夢)の中に>>続きを読む
誰の感情も描写することなく淡々とシーンが進んでいく
無感情に犯行を重ねていったヘンリー自身の目線、ということなのかなあ
色んなホラー映画のタイトルやオマージュシーンが出てくるけど、雰囲気はほぼ返校(ゲーム版)
返校好きなので期待したけど、次こそ…次こそ…と思って我慢して観続けてそのままエンディングを迎えてしまった
ベタにクリスマスに観返してみたんだけど
隣人のおじいさん、あまりに最高のタイミングで登場するもんだから小さい頃のテキトーな記憶でサンタだったか実在しない人物だったと思い込んでいたらきっちり存在してい>>続きを読む
思いつきと雰囲気でババッと書いてる印象のU-NEXTのあらすじ文割と好きだし、まあまあ再生ボタン押すきっかけにもなるけど、「ミッドサマーに通じるものがある」はダメでしょ
逆だよ!!!!!
弾かれ者たちの成長譚、家族の再生という部分では大好きなリトル・ミス・サンシャインに近い部分があるな〜
マーカスの声綺麗だったなと思ってなんとなく俳優調べたら190cmの美形に成長していてびっくりした!
ケリー・ライカート作品、主題をはっきり掴めている感覚がなくて(自分が)、バキッとした感想を持てないまま観ているという前提はあるんだけど
登場人物たちにそれぞれ大なり小なり信じる善とか希望があって、彼>>続きを読む
「どう見えた?」の台詞で上手くまとまった風になってる風
薄味ゴーン・ガールって感じだったな
何故か観た
開始10分くらいで考える「こんな流れかな」という想像そのままのシナリオではあったけど、いいシーンもちゃんとあった
パルバネがキーパーソンになるとは思わなかったな、序盤で旦那の駐車にあんなに>>続きを読む
めちゃくちゃ上質なサスペンスでありながら、価値観も辿ってきた人生も何もかも違う女2人の奇妙な関係性と交差を描く2軸構成
正反対に見える2人だけど、何かのために自分を捨てることができない強くて美しくて孤>>続きを読む
静かに言葉少なに感情の機微を描写する前半の雰囲気がものすごく好みだったので、空気が変わる後半は気持ちがなかなかついていかなかったな
あんな一夜の夢みたいなキラキラしたシーンがなくても、ジャスミンの存>>続きを読む
ジョーダン・ピールのすべての映画で大きな軸になっている差別問題を取り上げながら、ホラーとしてもガッツリ楽しめて面白かった〜
得体の知れない何かが出てくるタイプのホラーって怖さの種類としてそこまで好き>>続きを読む
どの映画でもイザベル・ユペールはとんでもない美しさと存在感で圧倒してくる
ここに実在しているのにどこか遠くにいるような儚さと狂気を感じるイザベルの良さが味わえる作品
イザベルという女優ありきの映画だよ>>続きを読む
リアルタイムで観た時、面白いけどおもちゃ箱ひっくり返してそのまんまって感じだな〜と思っていたけど、大人になってから観ても同じ感想だった いい意味で
深夜のドンキを思い出すような鑑賞後感
人間関係の生々しさと、ちょいちょい差し込まれる現実感のない舞台装置っぽいモブが混ざりあう世界観がへんだけど心地いい感じ
愛がなんだもラストでいきなりファンタジー入って頭ふわふわになったなぁ