国鉄のにおいがムンムンする
劇中での時代毎にわざとフィルムを変えてるのか、映りが違う気がする
さすがにフルバージョンは長い!
そして最低限の人物相関は予習しておいた方がよかった…反省。
バンドのシーンはアキ・カウリスマキみたいなカラフルなポップさもあって、長セリフの場面は小津のような構図が多用>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
久しぶりに見た増村保造の映画、どろどろしてるな〜と思ったけど結末が切ない、結局は戦争が何もかも悪い。
そして岸田今日子が恐ろしい、精神を病んだ女に女の人生が翻弄されたお話。
この監督の映画の中では特に終盤に向けてのテンポが良い作品だと思う。10数年ぶり二度目の鑑賞だったけど、生き方が不器用でどこか憎めない人達への目線が優しくて改めてこの人の映画好きだなと思った。
これは怖い!
そしてどう結末をつけるのか予想できなかった、また数年後に見返したい
群衆の中の孤独ってまさにこんな感じ、エリック・サティの有名な曲が憎い、あとジャンヌ・モローが端役なのも贅沢、多感な時期に見たほうがよかったような、でも変に感化されすぎるのもよくないか、そんな映画
おバカ映画だな〜と思って見てたのにいきなり終盤でディストピアと風刺を挟んでくる
予告で深瀬の演技が気になって見たら結構のめり込んで見てしまった、この終わり方、続きがあるの?
こんなに疑似体験させられるとは思わなかった、「葉」で言い表すの秀逸、辛くなってしまったけどとても良い映画
今ではよく見かける王道のシーンが何個かあってアクション映画の系譜に外せない作品だと思う。地上から車で高架を走る電車を追うシーンは何回見ても好き。
その設定って何か作中に生きてますか?伏線回収どこですか?みたいなところはあるけど、テレックスだとか有名絵画の値付けのバブリーさとか、馴染みのない時代への興味と松重豊の怪演が見どころ。携帯電話が無い時代>>続きを読む
不条理と死が交錯しているのになぜか気持ちが重たくならないコミカルにも見える映画で、相変わらずこの監督の映画好きだなーと思った