よあけさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ダ・ヴィンチは誰に微笑む(2021年製作の映画)

3.0

レオナルド・ダ・ヴィンチの1枚の絵をめぐるドキュメンタリー
絵の価値が短期間にこれだけ変わることがあるのかと驚いた。専門家の間でも意見が分かれるとは、人々がその絵画に価値があると信じてること、貨幣に似
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ノイズ(2022年製作の映画)

3.8

島民たちの閉塞的な仲間意識、苦手だけど実際にありそう
主人公3人の罪を犯したあとのしらばっくれ様はカンペキでしたがドキドキしました。結末が意外でした

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

2.8

ストーリーは特に真新しい部分はなし。
正直、ミュージカルだから楽しく見られるってぐらいですかね。個人的にはあまり刺さりませんでした。

しかしながら、こう言う映画ではグラフィックに手が込んでて映像とし
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.5

壮絶な事情を抱えた家族の物語
タイトルから想像するになんとなく誰が関わってて、それぞれの家族の共通点を洗い出していくと今後の展開はこうなるのかな?と予測はしながら見ていたが、隠された2つの重大な事実に
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(2020年製作の映画)

3.0

同級生だった男女の再会の物語
要約するとそれだけなんだけど、その背景には彼らとその周囲の人々の生活事情が隠れていて。

なんだか難しかったなぁ

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.5

プランテーションで強制労働を強いられる黒人たちと、彼らをしめつけて労働を課す白人たちの物語
終盤で話が大きく動く。その姿はなかなか勇ましかったが、そもそもなぜこのような環境が存在してたかという種明かし
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恐怖の報酬(1953年製作の映画)

3.0

油田火災を爆風で止めるためにニトロ(爆薬)をトラックで運搬するというミッションを引き受けた男たちの物語

白黒映画は見たことなかったが、色がなくても男たちの気迫や運搬中の緊迫が伝わってきて新鮮だった
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.6

マスカレードホテルが好きだったので鑑賞
キムタクが圧倒的にかっこいい。
豪華キャストも脇役に使うというのは前作に引き続き今回も健在でした
映画の中で”時計”が何度も出てきたが、事件のカギを握っていたの
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

2.8

生き物の種を越えた愛
しゃべれないもの同士というところで心が近付いていく
愛の形はひとそれぞれだけど、共感はできなかったかな~
エッチィシーンが何回かあるので注意

オールド(2021年製作の映画)

3.6

1日で50年老いるビーチに閉じ込められた人々の話。
設定が設定だけに、特にはじめ子供だった人たちはビーチでどんどん見た目が変わっていく(役者が交代する)ので、これはだれだ?というところを追うのが大変だ
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.5

ところどころ え?なんでそうなるの? と不可解なところはあったけれど、ハラハラ系が好きなので最後まで楽しめた。
香川照之のサイコパス演技がマジですごい。西野家のひみつの部屋が映るとき毎回換気扇かなんか
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.5

突飛な設定だが、暗めの描写とハラハラする演出が好き

チャプター27(2007年製作の映画)

2.5

よく知られているジョン・レノンの死について描いた作品です。
どこまで脚色されてるのかは知らないけど、主人公は普段の生活からしてもだいぶヤバめの人だなぁ
映像作品としては可もなく不可もなく。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.0

運命の愛を信じてる主人公トムと、熱のある恋愛をしたくない女性サマーの出会いの物語。
王道のラブストーリーではなく、ちょっと変わった恋愛(トムにとっての)を表現しているところが好き。王道ものとかガチ恋愛
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.8

高給取りの夫とともに豪邸で暮らすという、他人が羨むような生活を手に入れていても、夫は仕事の話ばかりで愛してるとは口先だけ。夫の親は彼女の話を聞かない。
見た目には満たされているけれども中身を伴わない幸
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危険な遊び(1993年製作の映画)

3.8

イタズラの域を超えた悪事を子供が次々にしていく話で、動き出す度に次は何をするかとハラハラしながら見るのが映画としては面白かった。映画にさまざま伏線があるので、予想しながら見られるのも良かった。
やって
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.3

列車を世界に見立てて、先頭車両から順にカーストを設定していくという発想が面白いなと思った。本当にこんな列車が存在しているかのようなリアリティは圧巻であった

最後部の人たちが下剋上を目指して先頭車両に
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

現実世界で内気な主人公がSNSの世界で歌姫として活躍するという話

CGをふんだんにつかったアニメーションと華やかなサウンドは圧巻だった。これが見られただけでも見てよかったなと思える部分があった。
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共謀家族(2019年製作の映画)

3.5

中国映画を初めて見た
序盤の伏線が後半で回収されるところが好き
スケープゴートに気をつけよう

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.3

男女の人間関係の物語

別にハラハラするわけでも、とびっきりのどんでん返しがあるわけでもない、ただ自然なふるまいが良かった

まるでこの世界のどこかにそっくりそのままこの人たちが存在するのかと思うほど
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.7

去年ミッドサマーを映画館で見て、同じ監督の他の作品が気になったのでネットフリックスで視聴しました
ミッドサマーと同じく不気味で、衝撃的で、宗教的な作品でした
ワッと音で脅かす展開は皆無に等しいですが、
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

やっぱり自由って素晴らしい。
刑務所を描いた映画のためベースで暗い気持ちになるところを、収監者どうしの友情とか"希望"というスパイスを加えることでプラスにもっていく、て感じ。
○○と思わせといて××と
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.8

双方向的か一方向的かに必ずしもくくることができない男女の恋愛関係。黒い感情が渦巻く人間関係。人間同士の複雑な交錯が印象的です。

さまざまな人物が登場し彼らの心情が描かれるなかで、終始穏やかな気持ちで
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

アカデミー賞受賞作とのことできっと崇高な芸術作品なのだろうと思い見に行った。かなり落ち着いた印象の映画だったが、しっかりしたメッセージ性を感じた。ふとしたきっかけから車上生活をするようになった高齢女性>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.0

きっかけの大小は異なれど、この世界はクソだ、もうどうでもいいなんて思うことは誰しもあるんじゃないかなあ。
主人公・ヨシカには長らく思いを寄せている人がいるのだけど、あるショッキングな出来事をきっかけに
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街の上で(2019年製作の映画)

4.0

ほぼあらすじを観ないで出陣しました。その結果、映画の中盤までは次から次へとシーンが切り替わるし、そのそれぞれがつながっているようにも見えないし、ウケ狙いのために作ったのかどうかという時々出てくる登場人>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

2.0

普段あんまり見ないタイプの映画でした。ヤクザ映画というのかな?宝石強盗の話で、とにかく誰かが誰かを殺し(または傷つけ)まくる映画だったという印象です。
テレビでやってて、ちょっと気になったから見てみた
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.0

まるでずっと何かのMVを見ているような、象徴的な映画でした。映像だけでなく音声もそうで、(MVという例えはちょっと違うけど)特にホーミーのところなんかは好きかもしれない。
おひとりさまの設定も、脳内に
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.0

人間社会で生きる上で時々ふと疑問に思うような題材を扱った映画が好きで、あらすじを読んで興味が湧き鑑賞しました。
ネタバレのない範囲でいうと、このままでは結婚できないと教え子の女子生徒に言われ焦りを感じ
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

4.5

原作の小説が面白かったため、映画化が決まったときからわくわくして待ちわびていました。君の膵臓のときもそうでしたが、主人公は人付き合いが苦手な男性と天真爛漫な女性。この設定や映画のポスターなどから一見恋>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

日本映画なのにアクションシーンとか特殊メイクの完成度がかなり高くびっくりしました。脚本もハラハラさせる展開でかなり面白かったです。邦画だと最近見た仮面病棟も同じようなハラハラ感だったかな。こちらのほう>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.5

7月半ばに劇場で視聴。
アスやゲット・アウトのスタッフが作ったものらしいですが、監督が違うためかテイストは少し異なるホラー映画です。結構おどかす要素が多く、メッセージ性は少し弱いのかなと思いました。た
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走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

3.0

これも同監督の他の作品と同様、大きなメッセージが込められたものではなく、ひたすらに詩的に主人公の心情を描写する映画です。静寂の占める場面が多く、また象徴的・抽象的な場面が多く、感想は書きづらいですが美>>続きを読む