きんさんの映画レビュー・感想・評価

きん

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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

閉ざされた館での殺人事件という古典的なミステリー・・・と、思いきや自殺?でも名探偵が直ぐに犯人特定?と、思いきや一緒に犯人探し?!どういう状況?!

最初の30分程度は取り調べという名の登場人物紹介な
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ルーム(2015年製作の映画)

3.3

狭い部屋で暮らす母と幼い息子。唯一のドアは施錠され、週に一度だけ男が運んでくる「差し入れ」で暮らしている。

いわゆる「監禁もの」と思いきや、話のメインは脱出劇や凶悪犯との戦いではなく「その後」の話。
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.0

盲目の老人の家に入った強盗団がひどい目に合わされる話。ホームアローンのホラー版?!

元軍人の老人はめちゃくちゃ強くて観客は強盗団に感情移入、追いかけられる気分になる。盲目だからすぐそばにいても音を建
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.8

旅客機のエンジン鳥が入って停止。ハドソン川に着水することで奇跡的に全員が無事だった実話。

話自体は実際のニュースで見て「すごいな」「良かったな」としか思っていなかったけれど、この映画では機長が航空関
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ティエリー・トグルドーの憂鬱(2015年製作の映画)

1.9

50代の夫婦と知的障害があると思われる息子の三人家族。リストラされた父親は就職活動を頑張るんだけどうまくいかなくて、ハロワ行ったり役所っぽいとこいったりして心が折れそう。

しまいには「もう家売るしか
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.0

西島秀俊演じる主人公は元警官の大学教授。引っ越した先の隣人が奇妙な人物で、過去の事件との関連が気になり調べ始める。

隣人役の香川照之の怪演に頼りすぎてて脚本が雑。自分の意に反して行動してしまう登場人
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.5

性交渉でストーカーを人に伝染すことが出来る。エイズ擬人化モノ?!(監督はエイズ説否定してるらしいけど)

ストーカーは人間ではない何か。目的は不明。姿を自在に変えられる。素早くはないが頭がいい。捕まる
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名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

2.8

推理パートが薄すぎて物足りなかった。宮川大輔の下手さしか印象に残ってない。

平次と和葉のラブストーリーって見方をすれば楽しめたのかもしれないけど、映画版コナンっていうよりスピンオフって感じでちょっと
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めがね(2007年製作の映画)

3.5

色々な人たちが人生の休憩にくる島。観光地はなく携帯の電波も届かない場所で、どこの誰やら知らない同士がただゆったりと時間を共有する。

ストーリーはほぼないです。登場人物達はみんなミステリアスですが、特
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告発のとき(2007年製作の映画)

2.5

戦争から帰還した息子が行方不明、独自に捜索を続ける父親を嘲笑うかのように最悪の展開が訪れる。

ショッキングな内容ですが、淡々と進む静かな映画です。実話ベースですし、その淡々とした感じが後で考えるとゾ
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ダウト 〜あるカトリック学校で〜(2008年製作の映画)

2.8

神父が少年と性的関係を持ったかについてシスターが追求する話。ほぼ全編が「やったでしょ!」「やってないよ!」なので、起承転結がハッキリした話を好む人にはオススメできません。

ただ、役者さんたちの演技は
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スティーヴン・キング ファミリー・シークレット(2014年製作の映画)

2.0

夫が連続殺人犯だったら妻はどうする?という映画。

妻はすぐ気づくし問い詰めるし行動するし、強くてカッコイイんだけど、展開が速すぎて面白くない。予告編にある怖い場面はほぼ妻の想像で、実際はサーッと進ん
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.0

タイトルからミステリーと思って見たら、偏屈ジジイとヤンデレ女のラブストーリー?!と、思ったらやっぱりミステリーなの???

始終違和感のある物語だったけど、最後は納得いった。でも見終わったあとの気分は
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.0

「宇宙でピンチ→なんとか切り抜ける」の連続。ほんとにただそれだけで話が進むので、ストーリーは無いといってもいいかも。

この映画を楽しめるかは、臨場感を感じられるかどうかにかかっているので、できるだけ
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

1.5

第二次世界対戦からのユーゴスラビアで力強く生きていく人たちの物語。

実際の映像を交えた作りで戦争の悲惨さは伝わるが、マンガかコント?!と思える場面が多すぎてストーリーが頭に入ってこない。拷問の場面す
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王になった男(2012年製作の映画)

4.0

前半はベタな影武者モノだけど、後半は展開が読めないし泣ける。

影武者である主人公は偽者ってバレたら殺されるので不慣れな前半はとにかくヒヤヒヤもの。後半は後半で、本物の王様が元気になったらお払い箱で殺
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.5

女の子が誘拐され、すぐに容疑者が捕まるも知的障害を理由に釈放。納得いかない父親が「警察なんかあてにならん!!」と、暴走する話。

視聴者視点だと警察もかなり頑張っているんだけど、父親は「俺がやるしかな
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127時間(2010年製作の映画)

3.8

主人公のメンタルの強さに感動した。

誰もいない所で一人ぼっち、身動きがとれない、水も食料もほとんどない、そんな状態でわずかな可能性に賭けて色々な事を試す。そんな凄い主人公がふともらす弱音には見ている
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帰らない日々(2007年製作の映画)

2.8

ひき逃げ犯と被害者の父親が弁護士と依頼人という立場で再会。それぞれの気が狂わんばかりの苦しみをリアルに描いた作品。

脚本がシンプルすぎて私はあまり楽しめませんでしたが、それによって演技が引き立ってい
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運命のボタン(2009年製作の映画)

2.0

サスペンスと思ってたらSFだった。ネタバレは避けますが、超科学というか、なんでもあり系。

なんでボタンを押すと人が死ぬかとか、敵(?!)の目的とか、巨額の資金の出どころとか、根本的な謎が全然解明され
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

1.5

新興宗教にはまって大変なことになる話かと思ったら、ヤバイ奴が新興宗教に入って、奇妙ながらも暖かい人間関係を築く話だった。ハダカで踊り狂う所だけはカルトっぽかったけど、とにかくストーリーが無い。

しつ
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

大雨に閉ざされたモーテルに閉じ込められた人達と、次々起こる殺人事件。みんな疑心暗鬼でパニックだけど名探偵は現れない。

タイトルと最初の場面の意味がわかって「!!」となる爽快感はかなりオススメ。

THE WAVE ウェイヴ(2008年製作の映画)

2.5

実話と思って見たので興味深かったけど、欧米の学生さんの自主性や行動力あってこその展開だと思うので現実味が感じられなかった。

ピクセル(2015年製作の映画)

3.5

ゲームを実体化させて攻めてくる宇宙人と戦うゲーマー達の話。物語としてはほんとにそれだけでなので薄いっちゃ薄いけど、懐かしいゲームがたくさん出てくるので40代~50代の人は楽しめると思う。

月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.5

最初の30分ぐらいは退屈で、見るのをやめようかと思いましたが、急展開で引き込まれました。手塚治虫先生の作品にありそうな感じ。

トイレット(2010年製作の映画)

4.1

もたいまさこさんの存在感が素晴らしい。切ない場面もあるけれど、鑑賞後は優しい気持ちになれます。落ち込んでいる時に見るといいかも。

エレベーター(2011年製作の映画)

3.0

パーティ会場に向かうエレベーターに証券会社の関係者達が閉じ込められるパニックムービー。狭い空間で交錯する人間関係は舞台劇のようで緊迫感があるが、最後はもうひとひねり欲しかった。

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

2.0

登場人物の立場や人間関係を考えながらじっくり見れば感動できたかもしれないが、起承転結がはっきりしたテンポの良い話を好む私には退屈だった。映画を娯楽として楽しみたい方にはオススメできません。

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札(2014年製作の映画)

2.0

映像としては綺麗だけど、ストーリーはイマイチ。実話をもとにしてるから劇的な展開でテンポよく・・・とはいかないのは仕方ないんですけどね。途中、結構眠くなりました。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.8

ゲイカップルが知的障害のある子供を引き取るために戦う話。

あまり身近に感じられる内容ではないのに登場人物達が魅力的なのですぐ物語に引き込まれた。映画を観終わった後もしばらく泣いた。