よふかしさんの映画レビュー・感想・評価

よふかし

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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

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タイムスリップ物が好きな人に、あらすじすら読まずに見て欲しいな。
何の話?となってからが本番で、全部一本の筋に繋がるのがお見事。

ヴァイオリンケースで時空を越えるの、おしゃれでいいなぁ

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

思えば、ちっちゃい時から現在までこんなに定期的に繰り返して観ている作品に共通する製作・監督の人って、宮崎駿の他にいない。
今作では観客への事前情報を徹底的に排除した上で、相も変わらぬファンタジー劇場に
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さよならみどりちゃん(2004年製作の映画)

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一種の自傷行為みたいな恋愛。
こういう作品みて「なんてダメ男!女の方も引きずられすぎでダメ!」と片付けられる人がある意味羨ましい。
まあ西島さんにとっての「(都合の)良い女」になったら他の人に興味なく
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バービー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「完璧なお人形も素敵だけど、完璧じゃない生身の人間の私達だって同じくらい素敵♡自分らしく生きていこうね♡」という流れは予告からの期待通りだったけど、
前半あれだけバービーとケンが並行して描かれるのだか
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

わかんなかった。
エヴァをある程度見ていてシン・ゴジラも面白かったのでいけるかと思ったけど今作は難しかった。
ウルトラマンの知識が一歳無かったのも敗因かもしれない。
正直、良い声の俳優さんを全員集めて
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タイムトラベル家族 1991年から愛を込めて(2022年製作の映画)

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BTTF好きが作っただろなっていうスペインのタイムトラベル映画。
1991年夏、バカンスに訪れた家族が雷に打たれて長女のルルを残し2022年にタイムトラベルしてしまう。
一行は30年後の世界に驚くが、
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EO イーオー(2022年製作の映画)

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ロバのEOが思いがけずすることになる旅路のすぐ側でカメラを構え続けたような作品。
EO の一人称の物語であるが、言葉を発しないロバの主人公を物語るため視点が縦横無尽に移動するという映画ならではの表現。
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ライトハウス(2019年製作の映画)

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正直よく分からない所もたくさんあったけど、可愛らしい笑顔と「この人に近づいちゃ駄目だ」と本能で感じさせるような目をした顔を行ったり来たりするロバートパティンソンと、このおじいさんと4週間2人っきりで過>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「血中アルコール濃度を0.05%に保つと仕事の効率が上がり人生が上手くいく」なる言葉を証明すべく、高校教師のおじさん4人が昼間っからアルコールを摂取することによって、なんとかこのもやもやした現状からく>>続きを読む

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

生前、モリーからの「愛してる」に対して照れ隠しの「同じく」しか返さなかったサムのぶっきらぼうな言葉が、モリーが彼を本物のサムのゴーストだと認識するきっかけになるのが良かった。
素直じゃなくても可愛くな
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

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原作があるものは原作を先にある程度触れておきたい派なんだけど、うっかり攻殻機動隊読まず見ずにこっちを見てしまった。
強くてセクシーなスカヨハ姉さんと、トンデモサイバートーキョー見れたのが楽しかったので
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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観れて本当に良かった。
その「良さ」を言葉にすることが全く出来ないが、この作品が作られ、この作品を素晴らしいと感じる人が世界中にいる世界を生きているということに、確かな希望を見た。
(刺さらない人には
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リピーテッド(2014年製作の映画)

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事故の影響により寝て目を覚ますといままでの記憶が失われてしまう主人公。時に真実を隠している様子の夫、夫には内緒で治療をしてくれている医師、限られた記憶の中でどちらを信じればいいのか…?

キャストと設
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

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いくつもの困難を乗り越え研究をしてきたスティーブンホーキング博士の半生。
ものすごい論文を書いたことも、若くしてALSを患ったこともものすごく大きな出来事だけど、そこがメインではなく彼と彼の周りの人物
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

話がとんとん拍子に進み過ぎてついていけず、メイベリンが動揺を乗り越えて覚悟を決めたのとか、周りのみんなが彼女を受け入れていった心境とか、正直説明不足な所が多くて「編集の時に30分くらいカットした?」と>>続きを読む

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

タイトルに違わぬ豪華絢爛なアジアンセレブの世界をド派手に描いた楽しい2時間。
賢くて勇敢なレイチェルが一度は激しく打ちのめされるも、自分らしさを貫いていく姿に勇気をもらえる。
単純にすごく楽しかった、
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きみがくれた物語(2016年製作の映画)

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想像の範囲から大きく外れることはないよくある感動恋愛物で特別好みってわけでもないんですが、
The Choiceのタイトルの通り、運命や奇跡にやたらと感謝するのではなく自らが下して来てこれからも下して
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

公開前にみた予告映像が最高で絶対観たいと思っていたけど劇場に行くタイミングを逃していたため、早々にアマゾンプライムに来てくれたのをありがたく鑑賞。
あの素晴らしいトレイラーに決定的映像の8割が映ってし
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

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私はトラボルタのこの「大前提」を観る前に「パルプフィクション」とか「ヘアスプレー」を観てしまっていたのだなという事をつくづく思い知らされる圧倒的ダンスシーンの連続だった。
若者がみんな踊り狂ってた景気
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ベルファスト(2021年製作の映画)

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ケネスブラナーの自伝的作品とのことだったが、バディの子供目線と周りの大人達の目線の両方から物語を味わうことが出来た。
なんだかずっとうるうる来てたんだけど、「チキチキバンバン」を家族みんなで観に行くシ
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

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私は母から何の薬を飲まされているの?
ある日ふとしたきっかけで母親の行動に疑問を持った思春期の娘が真実に辿り着くまでのサスペンススリラー。
娘クロエは車椅子がないと移動が出来ず糖尿病やぜんそくなど複数
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キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大筋は全くもってカメ止めのまんま。
せっかく日本で面白いヒットの仕方をした作品のリメイクでオリジナル映像も映り込んでマツダさんも出てくるなら、もっとメタ的なネタが出てきたり独自のトラブルが起きたりして
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

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長年連れ添ったカップルが病魔によって関係の終わりを意識した時、2人はどうなっていくのか。
コリンファースとスタンリートゥッチが、家族であり永遠の恋人であるサムとタスカーというパートナーをどこまでも美し
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ロスト・プリンス(2020年製作の映画)

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キノフェスにて、キノシネマで11/11から1週間限定での公開。
私の映画館通いのきっかけになった「アーティスト」の監督ミシェル・アザナヴィシウス作品ということでチェックしていた作品。
事前情報は「ジビ
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母性(2022年製作の映画)

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原作読了後、試写会にて。
女性陣の演技がみんなすごい。
男性の入る余地なんてありません。
逆に言えば今まで男性達が当たり前のように知らんぷりして、これは女性達の物語だからと語らずに済んできた世界だよな
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

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三谷幸喜のドタバタ劇最高!
深夜の生放送ラジオドラマの現場でちょっとした役名の変更から始まった書き換えが、気付けば設定もストーリーも変わってしまいどんどんアドリブだらけの本番になっていく…
お馴染みの
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百円の恋(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

途中で少し飽きてしまった部分はありつつ、ラストの試合シーンで図らずも泣いてしまった。殴られた時の衝撃と、本気の人間同士が一対一で向かい合っている事が、痛みと共に感じられるシーンだった。
自分を「どうせ
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

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友達(全員私より年上)と飲みながら観たっていうのもあって“エモい”パート全部が胸にぶっささってキツかった。
一人で観ていたら演出が過剰気味と感じていたような気がするけど、酔っ払って登場人物全員に感情移
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AWAKE(2019年製作の映画)

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ちょっと長く感じて少し余所見しながら観たけど、俳優陣の絶妙な演技と演出でかなり面白いドラマに仕上がっていたと思った。(将棋に関しての知識は駒の進め方を一応知ってるのと「3月のライオン」を読んでるだけ。>>続きを読む

イーグル vs シャーク(2007年製作の映画)

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クラスのいけてるグループには入れなくて、そのコンプレックスは受け入れつつでもなんてことない振りをすることでダサい人間というジャンルの中では程よいポジションにいることを見出そうとして、自分よりなんてこと>>続きを読む

スパイダーマン(2002年製作の映画)

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マーベル系全然観たことなくてとりあえず観てみた。
スパイダーマンことピーターパーカーが後半にかけてずーっと悲劇のヒロインならぬ悲劇のヒーローだった。それを主人公から全面に押し出されてしまうとちょっぴり
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クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

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数年前に観たけど、日頃から精神病みがちな私にはダンサーインザダークレベルで衝撃を受けてもう一度ちゃんと観る自信がない作品。
笑いとシリアスがシームレスで怖い。
ふとした時に「うっとうしいよ」を思い出し
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トップガン(1986年製作の映画)

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才能溢れるパイロット・マーヴェリックの成長物語。
全身から自信が垂れ流れてる若きトムクルーズかわいい〜けどちょっと鼻につく〜と思っていた所で起こる悲劇と挫折。
そこから「立ち上がる」というより、命懸け
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

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女性の女性による女性のための映画であると同時に、女性から生まれてきた人、つまり女も男も(その二つには当てはまらない人も含めて)とにかく全員への人生讃歌でありながら、説教くさいわけでなくあくまで個人的な>>続きを読む

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

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常に周りの目を気にして生きる傷付きやすい現代人の私達へ。

普通、ミュージカルで主人公が歌を歌い出すと周りのモブは全員一斉に主人公のために踊りハモり道の真ん中を空ける。
そのシーンは映画にとって主人公
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

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シリーズ前作の存在知らなかったので、「なんと!キアヌが主演はってるB級映画!」って感じだった

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