6人の外交官をイラン国内から救出するため、「アルゴ」という偽映画を作るというギャグみたいな設定をギャグとして浮かないように丁寧に描いていた。 緊張と緩和。 シリアスとユーモア。 バランスの取れた良作だ>>続きを読む
予告編とまったく印象が違う映画。
アルコール片手に鑑賞するのが良いです。
この主人公を見て意志の弱いダメ人間だと決めつけてしまうのは容易いが、それは同時に依存症を軽く見ているということにもなる。
酒>>続きを読む
思ったよりハマれず。
前評判で心のハードルを上げすぎたせいかも。
または、モノローグをどんどん歌にするというミュージカルの作法への理解が足りなかったせいかも。
または尿意を我慢し続けて集中できなかっ>>続きを読む
静かに狂っているのが怖すぎる。
ベッドに寝かされた主人公からの視点で、狂信的なファンの女性を見上げるカットが本当に怖い。
「愛している」という感情の裏側に「よくも裏切りやがったなクソ野郎」という狂気>>続きを読む
殺人鬼やウィルスといった特定のものではなく、「死」そのものが迫ってくるという設定が秀逸。
なので、いろんな死にっぷりが登場し、主人公もそれらから逃れようと知恵を働かせる。良いです。
ストーリーが進むにつれ、12人の陪審員のバックグラウンドが明らかになっていき、それが有罪・無罪を主張する根拠に繋がっていく作りは上手いなぁ。
人が人を裁くのは難しく、安易に答えを出すべきことではない>>続きを読む
疾走感・爽快感に溢れてると思いきや、意外にも地味めな絵作りとエピソード。
でも「どこにでもありそうな出来事」が、青春時代の特別な思い出になるのだろうし、同世代には共感を生むんだな、きっと。
冒頭の教>>続きを読む
前知識なしで観たので、結構楽しめました。
登場人物の自分勝手な発言にほど良くイライラさせられ、そういった登場人物は見事に悲惨な結果が訪れるというホラー映画の不文律。
なので見終わった後は意外とスカッと>>続きを読む
1994年のルワンダ大量虐殺。そこで起きた実話をもとにした作品。
植民地時代に作られた民族の対立構造と、くすぶっていたものがアジテーションによって噴出する恐ろしさ。
煽られた民兵(過激派の一般人)>>続きを読む
いろいろと評判の悪いこの作品。 ですが序盤〜中盤の無人でジャングル化したニューヨークを愛犬と共にハンティングするという世界観は、映像と相まって美しいです。 2通りのエンディングが収められており、劇場公>>続きを読む
前作にもあったけど、実物を見せずにレーダーにエイリアンの反応を表示させて、追い詰められているという表現は好きだなぁ。 目に見えない恐怖の方が怖いからね。 それと今作は所々にシリアスな笑いもあって実にエ>>続きを読む
観ていて思わず「ヤバイヤバイ!」「後ろ後ろ!」と声が出てしまう。 恐怖を演出する緊張と緩和がたまらない。 この映画を観ると猫を飼うのはやめようと思うよね。犬だったらこんな展開にならなかったろうに…。
ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」を下敷きに、「地獄の黙示録」のエッセンスを少々加えた感じ。 ゾンビ(ウィルスに冒された人間)が元気いっぱいに動き回る。 じわじわと恐怖を演出するというよりもゾンビの>>続きを読む
主人公のプレシャスは貧しい家に生まれ、16歳で父親の子供を2回身ごもり、母親からは虐待され、文字の読み書きも出来ない。
あらすじですでにお腹いっぱいになるが、ストーリー自体は淡々と進んでいく。
悲>>続きを読む
登場人物みんな、ゾンビのいる世界を楽しみすぎだろ! ゾンビもゾンビで邪気が無いところ(人肉は食べるけど)に癒されますね。