黒沢さんと光浦さんら4人ももちろんだけど大久保さんと鬼奴さん2人の連帯も最高だった
こういう映画を自分で見つけて、観に行ったとき、見つけてもらえたと思った。自分について優しいと自分で言うのは憚られるし実際どうかは自分が決めることではないからわからないけれど、さまざまに優しさや人と接す>>続きを読む
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高貴に生きるということ、それ自体を華子、美紀、逸子、里英をはじめとする登場人物を通して教えてくれる映画。
そして幸一郎と華子は、それぞれ階層の違いはあれど良家出身で、家柄がいいゆえの抑圧を抱えている。>>続きを読む
苦しい。思春期の頃って誰が好きかだけが同世代、同級生の世界を回していたように思う。誰かを好きになって、その感情を持て余してしまうそれぞれの様子がとてもリアルに描かれていた。そしてこの頃特有の同世代の雰>>続きを読む
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トイレのシーンがすごく印象的。閉じこもろうとする北川を、志津が外から棒を持って介入しようとする。お互いに絶対理解し合えない部分を許容できなくてそれがわかっても、病気を半分もらってよ、もらってるよ?のや>>続きを読む
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澄伽の部屋にガラスの仮面が3巻までしかないのが本当にしょうもない。でも、監督に文通を申し込むやり方を思いつくのが小賢しくてせこくて面白い。自分のプライドを保って自分を信じるのにあまりにも必死で、それな>>続きを読む
後半で2人の心がすこしだけわかっていくのが良い。思春期の曖昧ないじらしさがものすごく表現されている脚本で苦しくて懐かしかった。
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3時間弱、意外にも自分はさらっと見れたけど、合わない人にとっては長くてきつい映画かも。
自分の過失(実際はそう思い込んでいて、きっと本当は違うけれど)で自分にとって重要だった存在を失くしてしまった人た>>続きを読む
はじめから一貫してずっと不穏。個人的にはずっと不快だったし、気持ち悪い映画だと思ってしまった。
特に最後のシーンが悪辣すぎるというか、映像や演者はとてもうつくしいしそれを撮りたかったのも分かるけれど、>>続きを読む
はじめから終わりまでずっとかわいい。登場人物全員身につけてるものもキャラクターもすごくチャーミング。部屋もかわいいもの尽くしで、美術担当の人たちの力の入った仕事が感じられる。
きょうだいと、家族と、そ>>続きを読む
この作品と「恋する惑星」を両方借りていて、事前にあまり情報を見なかったのでどちらを先に見ようかと思い、結局この作品を後に見たが、それで正解だった。物語冒頭から「恋する惑星」との奇妙なつながりを感じさせ>>続きを読む
ずっと観たかった王家衛作品をようやく鑑賞。とにかくすべての絵がキュート!構図、色、雰囲気、どれも胸に刺さるかわいさ。
登場する二組の男女の出会いと新しい恋の予感が爽やか、そして軽やかに描かれる。どちら>>続きを読む
原作未読で鑑賞。盛り付けも上手で味も美味しいのに、具材の切り方がばらばらな料理、みたいな映画という印象。けれど個人的にとても好きだった。
柔らかく微笑んでいる主人公の背景にいつもある影が切ない。周りの>>続きを読む
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フェミニズム的なものを若干含んだ映画だと感じた。特に物語序盤では、女性特有の居心地の悪さが控えめに、しかし全面的に押し出される。
繰り返し現れる赤い色は彼女が妊娠した直後から登場する。そのあとも差し色>>続きを読む
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盛大な恋愛映画と解釈してもよいのではという感想。恋愛映画というか、いちカップルの破局までをかなり壮大に描いているように感じた。鑑賞済みの方は公式サイトの解析ページを読むといいかも。
村の因習により以前>>続きを読む