ヨラさんの映画レビュー・感想・評価

ヨラ

ヨラ

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.7

孤独感がすごくカウリスマキっぽくて好き。最後、ほっとして涙出た。ウクライナの報道が随所にさっとでてくるところもいいです。

化け猫あんずちゃん(2024年製作の映画)

3.6

原作が好き、かつ、このスタッフということで期待通りで満足なんですが、母さんのその後が心配すぎて鬱って思ってたら、仏様が目配せしてたらしいので安心した(見逃した)。ところで地獄の描写がつらそうすぎて、ふ>>続きを読む

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.6

だれが敵でだれが味方でどういう正義なのかよくわからないまま、戦場と化した街を移動していくのがおそろしすぎる。音楽の使い方もセンスよすぎて逆にけずられた(まったくの無音とかね)

ツイスターズ(2024年製作の映画)

3.7

おもしろかったです。人類の危機!竜巻にたちむかう!みたいな感じと思ったら違った。派手なのに派手じゃないかんじは監督の手腕かな。南部っぽいのも面白いし、わりとばんばんひとが飛んでくのもすごかった

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.8

じんわりすごくよかった。ラブストーリーと勘違いしてて驚いたんだけど、生きづらいひとたちの物語だった。わたしは俗にまみれすぎてるので、だれかが裏切るんじゃないかとか、死んじゃうのではないかとか、どう終わ>>続きを読む

スオミの話をしよう(2024年製作の映画)

-

いろいろいろいろいろいろいろ思うことはあるけど、遠藤憲一への長澤まさみの態度がめちゃくちゃ笑う。まあたしかにわたしもエンドロールみたいなことしたいわなー

ルックバック(2024年製作の映画)

3.8

泣いた。めっちゃ良かった。1時間という長さもちょうどいいよね

あのコはだぁれ?(2024年製作の映画)

3.6

清水崇、不満言いつつ見てしまうんだけど、ひさしぶりの快作じゃない?オチふくめて素直に面白かったです。とくに家庭訪問

ニューノーマル(2023年製作の映画)

3.0

こわくないけど、さくっと見られるヒトコワ系オムニバス。エンドロールの主要登場人物たちの食事シーンがむちゃくちゃいい。あとP.Oかわいいね。

ヒットマン(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

これは……ハッピーエンドということでよろしいのでしょうか。。。

マミー(2024年製作の映画)

3.6

冤罪説知らなかったので結構衝撃でした。『正義の行方』もそうなんだけど、真実はどこにあるんだろうとくらくらした

リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

3.6

日本語版で見ました。やっぱり映像がすごいし色使いよすぎる。安藤サクラ、リリーフランキーの声質がよすぎて🙏

蛇の道(2024年製作の映画)

3.5

旧作は完全に忘れての鑑賞。本筋ではないけど西島秀俊がこわすぎる。青木崇高の最後の顔。黒沢清はいつもライティングに感動するけど、今回も鬱々としてて好みです

西湖畔(せいこはん)に生きる(2023年製作の映画)

3.3

前作と作風ちがいすぎてびっくりした。すごいロケーションとマルチ商法の世界の差に頭がくらくらした。闇落ちした母が生まれてはじめて生きている喜びを得て何が悪いんだって叫ぶところと、身投げのシーンこわすぎ。>>続きを読む

ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

3.8

よかった。泣いてしまった。すごい悪人は出てこないのにこのやるせなさ、そして最後の希望みたいな。キャスト全員よいし、ずっと輝いてる撮影も、ふしぎなテンポの脚本もじわりといいんだ〜

ポライト・ソサエティ(2023年製作の映画)

3.0

イギリスに住むパキスタン系ムスリム姉妹物語、というのはいいし(お母さんとのジェネレーションギャップあるやりとりがいい)、ワイヤーアクションもいいんだけど、いかんせん脚本が雑

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.4

準備不足すぎてすごいんだがと思いながらなんだかんだ見てしまった。高所恐怖症なので前半はまんまとヒュッてなったけど、後半がまのびかな〜

(2023年製作の映画)

3.5

面白いけど面白くないという不思議な映画だった。たけしの演技がコントすぎないかと思ったけど、最後のオチがよいからよかった気がした。不穏さがあれば好きだったかもなあ

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

原作を完全に忘れているのでむちゃくちゃドキドキした!!!!!!!!!!!!

ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

3.7

コーダの話でもあるけど、親と子の話で、やっぱり泣いちゃうよね。描くこと描かないこと、いろいろうまい。両親役がよすぎなのと、最後の吉沢亮

憐れみの3章(2024年製作の映画)

3.5

近作でわかりやすくなってたから油断してたけど、すごく奇妙としかいいようのない作品だった。主要キャストが3章それぞれで違う役なのは深読みできておもしろいが、どの話も狂気を感じてこわすぎです。第3章の運転>>続きを読む

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

すごく黒沢清っぽい映画。バスのシーンがホラーだったけど(怖かった)、心霊ものじゃなくてヒトコワ系でした。古川琴音がいちばんなんなのコイツって感じで笑いました

#スージー・サーチ(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

探偵ものかと思ったらサイコパス映画だった。伏線を伏線ですよーって感じで撮るから、ですよね感がある。バイト先のギャルがよかった。やっぱりギャルとして生きるのがいちばんいいと思った

めくらやなぎと眠る女(2022年製作の映画)

3.6

記憶のあるエピソードがちらほらあると思ったら、村上春樹の6つの短編をミックスしたものだった。すごすぎ。意味なくモテる中年男性は健在。かえるくんパートと、謎の宅配、ひとつだけ叶えられる願いとかは好きだけ>>続きを読む

ザ・ウォッチャーズ(2024年製作の映画)

2.8

シャマランパパはおちに無理があっても面白かったからよいなというのに対して、これはいまいち面白くないという最大の欠点が……

サユリ(2024年製作の映画)

3.8

原作未読で見て中盤からの展開すごすぎてわろた。押切蓮介ぽさと白石晃士印がどちらもあって大好きです!!少女のキャラも好き

劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:(2024年製作の映画)

4.0

初見だけどおもしろかった。何度か声出して笑っちゃった。ちやほやされたいって理由最高。死にたいわけではなく陰キャの極北なのほんと笑う。テレビ版も見たいな。脚本って『虎に翼』のひとなんだね

ふたごのユーとミー 忘れられない夏(2023年製作の映画)

3.7

ノスタルジックでかわいいタイ映画。本当に双子が演じてると思ったら一人二役で、じつは監督が双子(二人で撮っている)というのをあとで知ってびっくりした。瓜二つのはずなのに、ユーよりもミーがモテる事実な~~

時々、私は考える(2023年製作の映画)

3.6

とくになにもない話。わたしも常に死ぬことを想像する人間なのでわかるという部分と、自分のいやな部分を拡大して見せられてる気にもなるところがあり。でもこれはわたし、というわけでもなく、わかるといいかげんに>>続きを読む

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.7

おそろしいほどずっとクライマックスでずっとマッドマックスだった。前日譚って知らないで見たのでラストでお〜ってなった

フォールガイ(2024年製作の映画)

3.7

あいかわらず胃もたれするぐらい特盛だけどめちゃくちゃ面白かったー!テイラー・スウィフトでぼろ泣きするゴズリングかわいすぎだろ

キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

3.7

原作屈指の名シーンありだからもりあがるわ。大沢たかおのいちばんの当たり役だと思う。ただ、戦闘シーンだけ、もうちょっとだけかっこよかったらよかった

人間の境界(2023年製作の映画)

3.6

しんどい。わたしは終盤に出てくる、気持ち的にはリベラルで人道的(でいたい)けど、なにもしないタイプだなと思ってさらにしんどい