Yさんの映画レビュー・感想・評価

Y

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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.8

お婆ちゃんになってしまったということに馴染むのが爆速なソフィーに笑ってしまった。
いまいちよくわからない?な展開だったけど、まあそんなことよりカルシファーがほしいよねという感想。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.0

2025年にしてほぼ初見状態の記憶で見れるのは俺くらいでは。

千尋がどんどん逞しくなっていく過程がいい。子どもに見せるべき映画として素晴らしいと言おうとしたけど、あの職場が風呂屋ではなく“風呂屋”で
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.9

フランシスみたいのがUndatableなら俺はUndatableな人好き。Messyな人は嫌。

不穏さと楽しさ両方あるその日暮らし感がよかった。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

国がデカいと特殊部隊みたいのが到着するまで時間かかって大変だな。

お客様は神様というセリフと、アッラーフ・アクバルでテロするやつらの対比構造がなんか面白い。

ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

3.9

これが例のラスベガスの"教会"か!!
終わり方がちょっと予想外だったがこれはこれでいい。

映画の感想でもなんでもないんだが、ストリップするマイキー・マディソンがやけに生々しくて映画をみるというスタン
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.7

なんで遊び人の男と知り合うのがボーンマスなんだ、ちょっと遠くね笑

舞台がイギリスになってもまったく違和感なくて、普遍的な話だったんだなとわかる。”お役所”がある国ならどこでも通じることなのか。

ノスフェラトゥ(1978年製作の映画)

4.0

雰囲気最高すぎる。吸血鬼・ネズミ(=羽のないコウモリ?)・ペスト、これって繋がりがあるのか(不潔、不幸の媒介、対峙するには焼く・死体を火葬するとか)?
ブルーノ・ガンツってキンスキー父娘両方と共演して
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フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.5

え!フランケンシュタインて怪物じゃなくてつくった人の名前だったのか、、!と映画で見ながら気づいたけど、これかなりあるあるみたいと後で知る。

黒衣の刺客(2015年製作の映画)

3.8

静謐すぎて内容が入ってこなかったけど、妻夫木が出てきたあたりでさらに謎になった(しかも妻夫木はセリフがなくて狂言回しすらしない)。背中では語りまくりな戦闘後の去り際。
とはいえありえん映像がよかった。

東京画(1985年製作の映画)

-

小津の東京は徹頭徹尾つくられた画だったとわかった

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.8

あんまりドライブ感なかったけどまあおもしろかったので。
Electric youthと夜の街がいい。

ミレニアム・マンボ(2001年製作の映画)

3.6

長いミュージックビデオ見てたらいつの間にか終わってた。
ハオがクソ野郎なのだが、音楽がかっこよくて好だった。

台湾でのシーンに比べ、日本に場面が切り替わるとなぜか色彩と元気が失われた殺風景な感じの雰
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.8

これ温泉が見つかったからよかったけど、見つからなかったら来たこと死ぬほど後悔するやつ。

しばらくぶりに会ったら人生のステージが大きく違ったりする日本でもよくあることだけでなく、アメリカだと政治的な思
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麦秋(1951年製作の映画)

3.9

和やかさと不穏さのバランスが絶妙で好き。

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.3

主人公が吊るされてる時、周りの人達がそれを景色のように平常運転で過ごしている図のグロテスクさ...

タイトルは『12年間奴隷』でよかったと思う。奴隷という言葉を入れるべきだった。夜はまったく明けてな
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ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

3.8

宙に彷徨う男女二人があまりにも滑稽な画であるけど好き。出演者全員なぜか顔を白く塗ってる不気味さからかもしれないけど、絶妙に夢の中で思い出す記憶や情景みたいな非現実感があってよかった。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.5

なんか今日からいきなり蒸し暑くなってきたので、いい感じに暑さと湿度を感じれる映画をダラダラ見るのに最適だった。内容は全く頭に入ってこなかった。

台湾がまだ中国とそんな変わらない時代?日本統治時代の小
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.1

アンディ 度free
モーガン freeマン

結末のあの幻覚みたいにハッピーな展開を映すのは蛇足では

晩春(1949年製作の映画)

3.9

京都への旅行に、ツァラトゥストラはこう語ったの原書を持ってくる父親笑

ほぼ定型文と決まり文句のみで構成されているセリフなのだが、家族が果たすべき役割とは何かということにもし時代や地域を超えた普遍
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ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう/見上げた空に何が見える?(2021年製作の映画)

3.9

メッシ率いるアルゼンチンがW杯で優勝するのを予言していたすごい映画。
絶大に眠くなる、つまりいい映画。

現代でいい映画をつくるには、スマホやパソコン等のデジタル機器を登場させてはいけないというヨーロ
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.1

キャンセルすることに言われるまで気づかないのは笑
唯一の不満点は可愛い犬が登場しなかったことくらい。

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.0

犬までその髪型なのは笑
これくらいのノリで英語を勉強して思い切って繰り出してみたい。各シーンのタイトルがいい。

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

3.8

娯楽度合いがいい心地だが、冷静になって見てみるとみんな演技があまり上手くない笑
1番の見どころは、最後二人が「お前がもっといてくれよ」とイチャイチャするとこ。

街のあかり(2006年製作の映画)

3.8

よかったけどさすがに鬱濃度が高いような、、

この監督はなぜ毎回同じような犬種を登場させるのだろう笑

過去のない男(2002年製作の映画)

4.0

ホームレス史上一番かっこいい男だった。
男同士の握手がまたいい。これくらいシンプルに物事を進めたい。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.6

ここまで見るのが怖くて何年もトライできなかったシリーズ続編は他にないのでは。見終わってしまうと、あーはいとサラッと受け流せたのだが。
ジェーンが、結局フライトに間に合ったのかあのまま部屋にいてしまった
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ヒットマン(2023年製作の映画)

3.8

ヒットマンなんかいなくて、実際の殺しは衝動的に無計画に行われたものというのがなんかいい。

浮き雲(1996年製作の映画)

4.4

この店に行きたい。浮き雲なのに雲を写さず煙だけなのもいい。出てきた食事がタバコ臭かったらもちろん嫌ではあるが。

ハワーズ・エンド(1992年製作の映画)

3.5

マーガレットの心情変化が謎すぎた...。あの二人がくっつくという突拍子もない展開が来るまではかなりよかったのに...。雰囲気だけ楽しんだ。
不機嫌な顔のヘレナ ボナム カーターが可愛すぎる。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.8

私は本物だよ、のせいでよくわかんなくなった。俺の理解力の問題か、単純に蛇足だったのか。

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.7

圧倒的赤と緑。
全部スタジオ内で撮ったかのような映像の雰囲気や、ほぼ全く現代的小物が登場しないのもあって、この監督の他の作品と比べて作り物感が強い。静かな秋のように美しい映像とストーリーだけど、俺がこ
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

4.0

映画のような感動的・悲劇的な死に方なんか到底できるわけもなく、現実は身体的・精神的に日々衰え続けて喪失し尽くした結末としてただ生命活動が停止するということが、自分自身や自分の親にも必ず来るということが>>続きを読む

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.2

流れる時間がゆったりで、これくらいのペース感で人生を送りたいものだと思った。登場人物全員に適度に好感が持てた。会話も和やかだがしかしテンポよい。
ただあの三人衆の冗談が、穏やかな雰囲気のわりにまあまあ
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ありふれた教室(2023年製作の映画)

3.7

この種の学校で起きがちな問題に対して特に解決策を提示することはできないために逃げたようなエンディングで、ちょっと物足りない。
個人的には学校が果たす役割は専ら勉強させることだと思ってるので、こういう問
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