Yさんの映画レビュー・感想・評価

Y

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イルマ・ヴェップ(1996年製作の映画)

3.3

最後のカットが前衛的でそんな好きでもない。
実在の映画を軽くディスってたのは好き。

ノベンバー(2017年製作の映画)

4.0

初っ端クラットの登場で、事前に何となく予想していた映画の雰囲気とだいぶ違くて笑った。あんまり構えなくとも気軽に見れるので気安くトライしてほしい。

リーナとハンスの結末は、なんか昔話や神話にありそうな
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

4.0

映画というフィクションとは思えない現実的な恐怖感。
イランの女性達にはもう幸運を祈る他ない。

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.7

ベネデッタの妄想上のキリストと叫ぶときに声が変わるのが、この映画が醸し出すはずだった雰囲気に全く合ってない気がするし笑えたので、むしろ面白かった。ベネデッタの聖痕の真偽が、嘘でも精神錯乱して思い込んで>>続きを読む

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

2.4

作るべきではなかった続編シリーズ、『IT』、『氷の微笑』等のリストに加えさせていただこうと思います。

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

2.0

大人になったら恐怖の種類も変わったり、成長したが故に昔のように行動をともにするのが難しかったりする葛藤とかを見れると思ってたら、ただ27年歳とっただけの40歳達が27年前と大して変わらないことをもう一>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.0

子ども達が失踪・死亡してもまるで通常運転の大人がイジメごとき(?)に対処するはずもない社会で、そんな大人を頼らず友情パワーで恐怖に立ち向かう青春映画。ホラー映画ではない(ホラーぽいのは強いて言えば冒頭>>続きを読む

フォロウィング(1998年製作の映画)

4.0

初期作からノーランはノーランしてた。
白黒も相まって50年代くらいの妖しい映画みたいでいい。

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.5

この映画制作後すぐにロシアがウクライナに侵攻したのは、タイミングが悪すぎてむしろいいとすら言える。

インソムニア(2002年製作の映画)

3.7

睡眠不足で著しく判断力が落ちてる状況だったなら減刑されたりするんだろうか。
アルパチーノの刑事役は全部同じ人に見える。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.7

正解し続けることができた背景が結局ただの運なので少しがっかり。ベタすぎるくらいのハッピーエンドはインド映画ぽくていいのかな。
インド国内やイギリスとの歴史的背景が垣間見えるのが興味深く見れるポイント。

エクソシスト(1973年製作の映画)

4.0

映画自体はすごくよかったのに、あの有名な階段のシーンがDC版にしかないと見終わった後に知って大後悔中。

震える舌といいこれといい、子どもが苦しむ中なすすべなく絶望するしかない親を見るのが(苦しんでる
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.0

明示的すぎるメタファーだらけだが、それがわかったとして何なんだという感想

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.7

前半はのんびりしすぎてて、後半はポール・チャニ・ポール母の心理状態とその変化が理解できなくて、なんとものめり込めきれなかった。最後もさすがにあっさりと制圧できすぎでは?かなり期待を大きくして見たせいも>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.1

ハビエル・バルデム怖すぎるだろ。今まで見た映画の中で一番怖いキャラクターだったかも。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.5

主人公に感情移入させたいならもっとましな人物設定にすべきだったし、‘最悪な’人物という描き方にするつもりだったとしたら彼女自身に起きた出来事が微妙だった。中途半端に入るナレーションも余計だったし、どう>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.4

親しい人のことを他人に対して描写する時、必要以上に悪く言ってしまうものだよね。
出会った頃に都合よく戻ればどんな関係もうまくいくに決まってるしそれが可能なこの映画の世界で、互いの愛憎を理解し合って今度
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.9

ドラマ版視聴のための予習として。
ベネット家姉妹に見惚れて終始ニヤニヤしながら鑑賞した紳士諸君は多いのでは(は?)

メランコリア(2011年製作の映画)

3.7

メランコリアが迫っているときがとても綺麗。主人公に強く鬱感ある出来事が起きまくるわけでもないが、キルスティンダンストの顔の演技で表現しきってた。

ドッグヴィルを離脱してしまったのでこちらを見た次第だ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.5

ゴジラが出演する朝ドラ。
これが成功例として日本映画界に認識されてしまうとしたら、本当に残念。

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.5

予算か時間の都合かで中途半端になったような終わり方以外は完璧。これさえなければ5.0だった。
メイソンの人生の過程を、半分は本人の視点で、半分は彼の周りの大人の視点で見れた(俺の年齢がちょうどこの狭間
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生きる(1952年製作の映画)

3.7

こういう時代の映画、登場人物達が”歴史上の人”と感じてしまうのが多いのだけど、これは別。2020年代に生きる自分と同じく各々の生活を送っていたありふれた人だと認識できる。そういう観点から普遍的な映画だ>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.8

シンドラーの内面描写が少しクリアでなくて、一体いつから彼がわざとかくまう気になってたのよくわからなくて、のめり込めきれなかった。

それと、中途半端に登場人物にドイツ語を喋らせるくらいなら最初からドイ
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.0

マリオンとの現実での邂逅場面は都合がよすぎるが、しかし全体としてはとてもハートウォーミングで日曜にぴったりな映画だった。

これから挙動が不審なおじさんを街で見かけたときは、あの人は元々天使だったんだ
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都会のアリス(1973年製作の映画)

3.8

音楽CAN!?となって再生したが、どこで使われてたんだ

夏の遊び(1951年製作の映画)

3.9

高緯度地域特有の暑すぎなくしかし日は長い夏、そんな時季を美しい湖畔で過ごすという夢に描く理想の(そして一生経験できないであろう)夏休み。
その夏が悲しい事故で終わってしまったものの、終わりがあるからこ
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.5

自分の映画鑑賞史上最大級の爆睡。うとうとしながら”あの音”でハッとなりまたうとうとしては起こされるを繰り返し、自分が今何を見ているのか(あるいは聞いているのか)曖昧になり、これが現実か夢か映画かわから>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

オッペンハイマーの人生と人となりを十分以上に描いた伝記系としては非常にいい。いいんだけど、終わり1/4ぐらいにかけての退屈さと人物どうしの関係の複雑さには参ってしまった。連鎖反応を起こして核兵器の軍拡>>続きを読む

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.6

前半と後半で何が”異なる”のか、たったそれだけの訳をわかった状態で鑑賞するだけで全く面白さが変わるなこりゃ。映画は少しは予備知識を持って臨まないといけないね。そうじゃないとその真価を理解できないままの>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

2002年が設定には全く見えなかったが、それ以外の要素全てがよかった。こういうのでいいんだよ。

ティモシーシャラメ、嫌な奴・軽薄な奴の役の方が似合ってると思う。

アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

3.9

ジリジリと追い詰められる人達の視点でのストレス、頼りない国連軍を俯瞰して見ることのストレス

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.7

異国の地で、自分の第二及び第三言語のみで話さなければならない法廷に立たされるの、それだけで尊敬する。

息子のダニエルの赤い服に髪型(そもそも名前もだけど)・雪山に閉ざされた空間、シャイニングみたいな
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.9

アイディアが尽きたようなオチの少し陳腐な展開以外は完璧に面白い話?

暗殺の森(1970年製作の映画)

3.6

計算され尽くされたような映像美と説明不足すぎる人物の心理描写のおかげで、見るとまるで自分の芸術的リテラシー・知能レベルがアップしたかのような錯覚に陥ることができる。睡眠導入剤としても是非おすすめ!

夜空に星のあるように(1967年製作の映画)

3.6

主人公の境遇が貧困と相関のある要素てんこ盛りすぎる。こういうの見るとやはり少子化も悪くないと感じてしまう。

フラム対トッテナムの試合見た同じ日にこれを見たのでなんか感慨深くなった。