アヤコさんの映画レビュー・感想・評価

アヤコ

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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.6

最強VS最強の戦いは迫力満点です。中盤から戦う場面が観られたのも良かったです。

コングは怒らせると恐ろしい生き物ですが、何故か愛らしくもあります。子供と触れ合い、意志疎通をしたことも愛着が湧いた理由
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

家族愛がメインテーマに感じました。何となくですが、自分の知るゴジラではなかったです。しかし人類に味方するゴジラも面白い。

ハリウッド版のゴジラは単体では描かずに怪獣同士で戦わせる、バトルが大好きと思
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0

映画の名探偵コナンはテレビアニメよりもストーリーが凝っていて大人も十分に楽しめる内容ですね。
また、殺人事件が起きても表現が生々しくないところが良いですね。

江戸川コナン=工藤新一は頭脳明晰、人間の
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異人たち(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

山田太一の原作をリメイクした作品。オリジナルは未鑑賞です。

主な登場人物は主人公のアダムと恋人のハリー、それとアダムの両親の四名。
亡くなった両親と再会する幻想の世界とハリーと深い関係になる現実の世
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

辛い悲しい実話ですが、フォン·エリック家の固い絆と兄弟愛に救われました。それだけにこの一家の末路が大変痛ましい。
デビット、ケリー、マイクの三人は死力を尽くしたレスラー人生だったとしても、この家族の本
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.9

カーマニア、ゲーマーでもないけれど純粋に楽しめました。
200キロ超のレースの迫力と疾走感、マフラーに響く爆音が魅力的でもありますね。バチバチとプライドのぶつかり合いもレーサーの魂を感じたところ。
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

クライマックスのブラックマスクとの全面対決までが長く感じました。
それから女性を意識した演出にとくに魅力を感じませんでした。女性vs男性の敵対関係の構図はあまり刺さりません。

最初のアニメのところが
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

結構、ぐちゃぐちゃしてるけど着地点がしっかりあって面白かったです。

マーゴット·ロビーが可愛い。突き抜けた極悪振りでも魅惑的で、まるでお人形のようでした。華がある俳優さんです。

個人的にはあのネズ
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コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「コール·ジェーン 女性達の秘密の電話」
人口妊娠中絶が認められていなかった1960年代のアメリカで女性達が自ら立ち上がり女性の選択の権利を勝ち取った実話を描いた作品です。

シカゴで裕福な生活を送る
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞したのは何回目かな。
思春期の少年達のひと夏の思い出。たった数日の外泊で大人びて見えたのは気のせいかしら...。

映画ではクリスは喧嘩の仲裁で
亡くなります。クリスを演じたリバー·フェニックスも
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探偵ホン・ギルドン 消えた村(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

韓国ドラマ「民の英雄、ホンギルドン」とは全く異なるお話しです。同じストーリーと思ってましたが、時代設定が不明瞭で寓話的なお話でした。

ホンギルドンは韓国の国民的英雄でヒーロー。ここで登場するホンギル
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特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.8

特捜部Qシリーズ3作品目。
北欧の作品は馴染みがなかったのですが、抜群に面白いミステリー作品でした。
鬱気味で仕事復帰したカールは事件を追いながら覚醒して行く様が凄い。しかし手の震えがとても痛々しく可
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聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

名作コミック「聖闘士星矢」の実写版。TVアニメも大人気だったようですね。映画化の評価は宜しくありません。

オリジナル作品の知識はありません。小宇宙(コスモ)や女神(アテナ)の複雑な関係など理解出来る
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アガサ·クリスティ原作の超有名なミステリー作品。
豪華列車オリエント急行で起きた殺人事件、犯人は乗客なのか?名探偵エルキュール·ポアロが事件の解明に挑みます。

映像化が幾度かある作品のため、犯人捜し
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤の激しいカーチェイスがスリリング過ぎてそれ以降の展開に期待が上がります。カーチェイスとアクションの連続でテンポが良い作品です。
内容はヒロインが犯罪組織から子供を守るストーリーで以前観たような感じ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「DUNE PART TWO」
壮大な砂漠シーンは圧巻です。大スクリーンで繰り広げられるスペクタクルシーンは劇場でのみ味わえる楽しさですね。
サンドワームの大群シーンは鳥肌物が立つくらい痺れました。
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市子(2023年製作の映画)

3.5

市子は壮絶な人生を生きて来た。いや、まだ継続中かな。
恋人の長谷川は28歳ぐらいと言っていたが、この年齢で背負う物が重過ぎる。
戸籍はあって当たり前で産まれると親が用意するものと思っていた。自分も出生
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.7

祈祷師や神父の力を用いても太刀打ち出来ない強大な邪悪力。希望が見えない、最後まで悪者の所在がわからないスッキリしない終わり方でした。
その中でも國村隼の熱演は湯気が立つ程の熱さを感じました。先日観たヤ
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.9

「ザ青春」を感じる作品だった。
多感な思春期の恋愛観や孤独孤立、他者への憧れに依存etc。チャーリー、サム、パトリックのそれぞれにシンパシーを感じると思います。
エマ·ワトソンの可愛さは相変わらず。エ
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「ヴィーガンズハム」
ハムはハムでも訳ありハムの物語です。

精肉店を営むヴィンセントは交通事故を起こしてしまいます。被害者は嫌がらせ行為をしたヴィーガンの活動家。遺体の処分に困ったヴィンセントは自分
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.8

元精鋭部隊のコルピが不死身で強すぎます。老兵とは言え、強靭な肉体と不屈な精神力に度肝を抜かれました。
堀充てた金塊をナチスの残党に横取りされ取り戻そうとするコルピ。つるはし一本で孤軍奮闘する姿に彼の信
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空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

韓国で実際に起きた史上最悪の消費者被害をもとにした作品です。加湿器殺菌剤が原因でこれまでおよそ2万人の死亡者を出す健康被害が発生した。
販売元である企業と安全性を認可した国の責任が明白であるにも関わら
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スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

中華鍋を振るうマブリーのおかっぱヘアにチャーミング過ぎて釘付け。TWICEのダンスも上手くてビックリです。マブリーは豪腕のイメージが強いけどとても器用な俳優さんです。

主人公のテギルとサンピルは痛い
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「犯罪都市」シリーズ第3作
~NO WAY OUT~
前回、前々回同様、マ·ドンソクの見事な型破りっぷりを堪能してきました。
ソウル広域捜査隊に異動したマ·ソクト刑事。ある転落事故の捜査から新種の合
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.9

午前十時の映画祭。
家族兄弟の絆を結ぶのは父から伝授したフライフィッシング。
アメリカモンタナ州を舞台に、マクリーン一家の絆を描いたヒューマンドラマ。

時がゆっくりと過ぎ、とても穏やかな作品でした。
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8月の家族たち(2013年製作の映画)

3.5

父親の突然の失踪と自殺。数年振りに再開した母親と娘達。父親の自殺から次第に明らかになる家族の闇。

母親のバイオレットは兎に角口が悪く自己中心的な女性。人間としての温かみが全くない。娘達が疎遠になった
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

取り敢えず思い付いたことを取り入れた内容。貧相な姿の「それ」には驚きしかありません。「ゴジラ-1.0」を観たあとでクオリティ云々は止めておきます。

「それ」が去り、二人の子どもの帰還を期待しましたが
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

今更ながらの「ゴジラ-1.0」
ゴジラ生誕70周年記念作品。
誰もが知っている特撮怪獣映画ゴジラですが、ゆっくり鑑賞したのは初めてです。
初鑑賞の感想ですが、迫力あり緊迫感ありの映像と圧倒的な破壊力に
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

コメディでもなければファンタジーでもない。奇妙で摩訶不思議な本当に不思議な世界でした。
主人公ベラの行動は自由奔放や破天荒に見えるけど、論理的で理路整然とした考えの持ち主。自分の望んだ道を生き抜く力が
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八つ墓村(1977年製作の映画)

3.7

期間限定の配信サービスで視聴。映画館での鑑賞の機会はゼロですが、TV放映で何度か鑑賞しています。
横溝正史原作の作品は探偵金田一耕介がメインで事件を主体的に解決しますが、こちらの作品の金田一耕介は物静
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ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

映画「ジャンヌ·デュ·バリー」は、国王ルイ15世最後の公妾の生涯を描いた物語です。
ベルサイユ宮殿のきらびやかな装飾とシャネルデザインのコスチュームやアクセサリーは豪華で見応えがありました。盛り盛りの
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

孤独なケイディの新しい家族は
AI人形「M3GAN:ミーガン」。

一緒に暮らし始めたケイディとミーガンだったが、ケイディに対するミーガンの愛情は日増しに強くなり、いつしか歪んだ愛情へ発展して行く..
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

母親エヴリンと息子ジギーの世界観には大きな隔たりがあるように見えるが、お互い自己主張が強いところは性格的に良く似ている。家族とのやり取りは終始テキスト通りでお互いに面倒臭い存在なのかな....。

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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

権力、愛欲、性欲、野心に金欲。
人間が持つ醜態をオブラートに包んだ表現ではなく、ストレートな表現で攻めて来る。もう、受け止めるのが大変だった。
没落貴族から這い上がるためなら如何なる手段も選ばない、ア
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二つの光(2017年製作の映画)

3.9

とても温もりを感じられる作品

主役のハン·ジミンとパク·ヒョンシク、お互いが恥じらい合って何だか初々しくて可愛かった。ハン·ジミンは「イ·サン」のソンヨンの頃と可愛らしさが変わらない。パク·ヒョンシ
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.3

特権階級の裕福な家族が下心を隠したサイコパスに乗っ取られる。どちらも振り切った立ち位置が良かった。

オリバーのような人間に絶対に取り込まれない自信がないだけに、モヤモヤした気持ち悪さだけが残った。

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