アヤコさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

南アフリカのラグビーチーム「スプリングボクス」の激闘の実話。

1995年、南アフリカでラグビーW杯が開催されました。
当時の南アフリカはアパルトヘイトが撤廃されたとは言え人種間の対立は深刻で世界規模
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

1973年の作品は、悪魔祓いに入る前から神父の顔が青白く悲壮感で覆われてましたが、この作品は何故か悲壮感が全然なかった。
ガブリエーレ・アモルト神父の悪魔祓いはとにかくダイナミックでパワフル。尚且つア
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.5

シリーズ最新作。観てきました。

アクションまたアクションの連続でスパイアクションの真髄を観たように思います。
アクションのたびに体が反応してしまうのもこの作品の面白いところです。
163分と上映時間
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.2

息子を殺された怒りの感情と復讐心に憑依されたディカプリオの演技に尽きました。
馬の腹中で暖を取るシーンでは、そこまでやるのかと唸ってしまいました。役を突き詰める気持ちはどんななのか知りたいとも思います
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「インディ·ジョーンズと運命のダイヤル」
※Dolby Atomsで初鑑賞

最高に楽しいアクション映画でした。
目まぐるしい場面展開で2時間半の上映時間もあっという間でした。
何せ今回は、インディの
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To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

3.9

正直、自分は酒の旨さがわからない人間なので、主人公が何故ボロボロになるまで酒に溺れたのか不思議でした。
たぶん自分は、レスリーの母親や息子のジェームス、それから友人達と同じ目でレスリーを見ているからそ
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X エックス(2022年製作の映画)

3.0

時代背景が70~80年代の旧き良きアメリカな雰囲気のホラー映画だった。
こんなに人間を破壊しなくても良いのになと思うだけの感想です。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.1

公開時に観たかった作品。 
グロテスクな場面が多く自分には合いませんでした。
ただただ気色悪かったです。

コレクターズ ~ソウルに眠る宝刀を盗み出せ~(2020年製作の映画)

3.6

コメディ要素満載で面白かったです。
軽快軽妙のストーリーに主人公の復習心は控えめにしてドロドロを避けた展開が良かったです。
韓国のインディジョーンズには笑わせて貰いました。
帽子だけはインディでしたけ
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エージェント:ライアン(2014年製作の映画)

3.5

若手の頃のジャックライアンも良かったです。

ライアンのパートナー、キャシーは美しさと逞しさを持っていて、スパイ映画には珍しく作品に華を添えていました。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.9

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小気味良くぴたっと決まるアクションが圧巻でした。
NYの住人が殆んど殺し屋ように見え、倒しても次から次に現れる
殺し屋がかなり面白かったです。

ずたぼろな感じで終わったなと心配でしたが、次回作の予告
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

主役シン·シアのアクションシーンは少ないですが、最強の超能力を発揮して闘わずして相手を倒す壮絶バトルは大変見応えがありました。
2時間強の上映時間はあっという間でした。

前作主演のキム·ダミと今作の
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.5

劇場のスクリーンで観るスポーツ観戦は、迫力と臨場感が違います。
マイアミラウンドのU.S.A.コールのアウェー感は、テレビ観戦では実感出来ませんでした。
代表選手の皆さんは、凄い試合をされたのだと改め
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

この作品はウェルズ監督の実体験のお話のようです。
11才の夏休み、ソフィが父カラムと過ごすしたのは、このバカンスが最後だったようです。

カラムとソフィのバカンスは、とても楽しく過ごしているように見え
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.6

ソン·ガンホ、カン·ドンウォン、ぺ·ドゥナと好きな俳優が多かったが、特に刺さるものがなかったです。

子どもがベースの映画を観ると共感や余韻を引っ張り過ぎてしまうのだが、この作品は共感がなくさらりと観
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スリーパーズ(1996年製作の映画)

3.7

実話があっての内容でかなりヘビーではあるけど、今観ても色褪せなくて好きな作品。
今観ると現実的にあるだろうなと
思えることに、時の流れを感じる。

マイケル役のブラピの顔があまりにも美しくて驚いた。少
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

俳優達の台詞が少なく必要以上の会話はなく、静けさに戦闘の銃撃音が響き、全編にわたり緊迫感で張り詰めていた。
やはり音響効果が調った劇場で観るべき作品だ。

里見八犬伝(1983年製作の映画)

3.2

超豪華俳優が勢揃い。
真田広之の荒削りな演技が良い。
それと時代劇の京本パパは久しぶりに観た感じで、飽きずに観られました。

今と比較するとチープさを感じますが、実写版のアクション映画なのでかなりの製
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.6

ジャユンを演じたキム·ダミが、高校生から最強なアサシンに覚醒する瞬間のスイッチの入った感がすごく良かったです。
アクションもきまっていましたけど、高校生との二役の演じ分けは良かったと思います。

また
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

女性として初めてベルリンフィルの首席指揮者に任命されたリディア·ター。
指揮者の地位と名誉の全てを手中に収め成功者として登り詰めたターでしたが、若い女性指揮者の訃報がきっかけで、ポタポタと手から成功が
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.3

バズ·ラーマンらしい作品でした。色彩豊かな映像と衣装、セットが華やかで超豪華でした。
あくまで前半まででしたが...。

中盤以降はギャツビーのデイジーへの愛情が執着心に変わってしまい少し諄く感じまし
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ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

3.6

移民問題は深刻です。
国政にも関わることですが、日本にいると鈍いと言うかあまりピンと来ません。ただ支援したくても出来ないジレンマは感じました。

シェフ·カティが料理を通して、移民の子供達と気持ちを通
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犯罪の女王(2016年製作の映画)

3.4

息子のつれない態度が切なかったです。
母親がもう気の毒で「だったら自分で水道料金を払えよ!」と突っ込んでしまいました。
まぁ居るのでしょうね、こんな感じの息子が。

バイタリティーがあって逞しく事件解
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

楽しみにしていた第2作品目。
前作以上に犯人の冷酷さが際立ちゾクゾクする内容でした。
マ刑事はじめ強行犯係の面々も前作よりパワーアップして、いつも口だけのチョン班長のからだを張る活躍が見所だったと思い
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.6

みんな良く喋る。
自分勝手なことを次から次に喋るもんだから些か飽きてしまったが、最終的に全部繋がるところが面白かったです。

それから後半のエルダー役の真田広之の登場が一番の見せ場だったでしょうか。
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.5

邦画「生きる」のリメイク作品。オリジナル作品は主人公がブランコに乗っている場面が僅かに記憶に残っているくらい。
そしてオープニングの
Akira Kurosawaのクレジットに身震いしました。

リメ
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

最初から最後までずっと室内で物語が進むのだが、その狭い空間で主人公チャーリーと別れた娘と元妻との確執、亡くなったパートナーやその妹との関係など、ぎゅっと詰まった濃い内容の物語だった。

皆、常に苛立っ
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ソルト(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

イヴリン役のアンジーが走って飛んで撃って、とにかく強くてカッコいい!
金髪、黒髪、男装の将校の目まぐるしい変装とテンポの良いアクションで飽きることはなかった。

後半に進むにつれイヴリンの怒りの矛先が
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.5

親は子どもの幸せな成長をいつも願ってます。どんなに年を重ねても幸せにいて欲しいと…。

自分が亡くなり身体が消えても、どんな時も君を見守っていると言ったジョンの気持ちが尊かったです。大好きなぶどの味、
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

イーサン·ホークがほぼマスク状態なので、見慣れてしまうとホラー映画でも恐怖心が抑えられた。

物語が進むにつれ、フィニーが逞しいお兄さんに変貌したのが面白かった。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.9

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打開策がないまま、もしあの時和平案に同意していたら今の英国は存在していない。
映画の中のチャーチルは落ち着きがなくせっかちな政治家に見えたが、皆を奮い立たせた議会の演説は秀逸だった。
兎に角チャーチル
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355(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

アクションに銃撃戦。
女性諜報員達と組織の闘いが面白くガンガン撃ちまくるのも良かった。
しかしデバイスの奪い合いで死闘を繰り広げたのにデバイスを踏み潰して破壊終了の結果では物足りない。

魅力的な俳優
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マーベラス(2021年製作の映画)

3.6

マギー·Qを観たのは久しぶり。昔と変わらず美しい。鍛え上げたスレンダーな体は逞しくしなやか。こちらもまた美しかった。

レンブラント役のマイケル·キートンは、最近はシリアスな役が多く渋目の演技が素敵だ
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