kenさんの映画レビュー・感想・評価

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田沼旅館の奇跡(2015年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

錚々たるコント師芸人たちによる旅館再建物語を描きつつ、バイキング小峠のあの名言誕生秘話に繋がる物語だったとは。皆さん適材適所の役でしたな。(2024-220-7-22)

ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

個人的には好きなジャンルだったが、昔からCLAMPさんの絵風が体質に合わず原作が未読で比べる事もできないが、神木くんは大人になっても妖かしモノとやり合うのね。世界観に合っているであろう蜷川流の相変わら>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

原作を知らずに観たから本当に屍人が出てくるとは思わなかったが、明智さんが颯爽とキャラ振りまいて登場したのに出番も少ない上にゾンビになって殺されちゃうのも予想がつかなかったなあ。謎解きはなんだかんだで面>>続きを読む

Mr.&Ms.ストレンジ(2022年製作の映画)

1.3

このレビューはネタバレを含みます

凄腕感まるで無しな上に印象に残るは姑息感。妊婦の方が好戦的にも映る。用心棒という役柄に有能さを発揮した黒人さんのアクションが一際良すぎるせいで他の人のがお粗末に見える。(2024-217-7-19)

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

事が始まる前は割とほんわかしていたが、内戦の火蓋が切られソマリアの政府軍と反乱軍、北と南の闘争をダブルで描きつつ、いよいよとなった時の南北共同逃走計画までずーっと続く緊迫感と戦争のリアル。北の参事官は>>続きを読む

異物 -完全版-(2021年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

男にも女にも快楽を与えた触手モンスターによるエロドラマから始まり、見た目に反して甘い物好きの一面も見せたと思ったらタバコの味まで覚え、ついには人間へ擬態出来る能力まで身につけるとは。(2024-215>>続きを読む

PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ明るい海や空の情景とは正反対に音楽と一切笑顔を見せない旦那の辛気臭い顔が対称的。奥さんの事故きっかけでこんなんなったんやろか?それともナチュラルボーンなんやろか?ケーキの催促は凄いな。クッキー>>続きを読む

fuji_jukai.mov(2016年製作の映画)

1.4

このレビューはネタバレを含みます

樹海に関わる人たちのインタビューを交えながら3人の女子高生による自殺するする詐欺の樹海散策と思いきや、いじめを苦に自殺した弟の無念を晴らすための母と姉による復讐劇やったとは。あの村が実際にあったら凄い>>続きを読む

パイレーツ・ウォーズ デッドエンドの航海(2021年製作の映画)

1.1

このレビューはネタバレを含みます

新大陸を目指して海賊と争いながら1人の青年の出生の秘密が明かされるが、所々に「ワンピース」の要素を散りばめつつも、あんなに強面の海賊王なのに、クライマックスの戦いを早々に途中退場していったのはいただけ>>続きを読む

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

出版業界という地味さもあって華やかさは無かったものの、シガニーのあのボス感と部下となったジョアンナとの関係や1人の女性の成長譚は確かに「プラダを着た悪魔」を彷彿させるものはあった。(2024-210->>続きを読む

マイ・ダディ(2021年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

本来なら白血病を発症した娘と父親との感動するストーリーなんだろうけど、キリスト教がいまいち個人的に馴染めなかったのもあったが、神は越えられない試練は与えないという教えを説いていた中で、神父と血のつなが>>続きを読む

君を想い、バスに乗る(2021年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

長いバス乗り継ぎ旅と同様、亡き妻との約束が何なのかずーっと気になっていたが、道中亡き妻との思い出に浸りながら様々な人たちと出会い、元々ボロボロの体に更に傷を負い観てるこっち側が心配するほどヨボヨボにな>>続きを読む

オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

史実だから結末は決まっているとはいえ何ともすっきりしないラスト。最初は教え子が犯した事件の渦を淵で眺めてたら真犯人と事件の隠蔽を暴いてしまい足を滑らせその渦の中に落ちてしまい、出来レースっぽい裁判とい>>続きを読む

オー・ブラザー!(2000年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

仲良し3人組の脱獄囚がラジオ局で歌を披露したら知らないうちに大ヒットしたり、銀行強盗の片棒を担いだり、ハニートラップに引っかかったりと山あり谷ありの珍道中だったが、終始古き良き音楽を聞かされるから心が>>続きを読む

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

懐かしいなあ、何10年も前に金管やったけど吹奏楽部時代を思い出すと共に、本家シリーズは全く観たことなかったけど、キャラやストーリーの世界観がゆったりのせいか観終わって自分の心が穏やかにさせられてた。陰>>続きを読む

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から不穏な空気のまま秘密の鞄の中身は何でしょね?をやってた前半と、逃げ場の無い敵機との空中での交戦の中でちょっかい出してくるグレムリンとのドタバタ劇が展開されるツッコミ所が多い後半との組み合わせで>>続きを読む

三国志英傑伝 関羽(2011年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

ドニー兄さんの青龍槍無双は見れたものの、囚われの身からのスタートのため、敵大将である曹操のあの手この手の誘惑にも負けず、劉備夫人を守り通そうとした忠義は伝わったが、劉備との固い絆を結んでいる経緯がすっ>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

確かに「犬神家の一族」を彷彿させるようなミステリアスな家督争いの中で起こる殺人事件や村の秘密の真相、意外なラスボスの恐ろしい陰謀が明かされる中に、戦争による人間の恐ろしさや鬼太郎の両親の辿った悲しい人>>続きを読む

ワイルド・ハザード(2022年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

せっかく愛車に洗車とメンテを施したのに話が進むにつれてボロボロになっていった挙句に海の藻屑になってしまうとは。しかも愛娘を迎えに行ったのに、誘拐され地獄のお迎えになってしまうとは。短尺ものとしては内容>>続きを読む

映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

今作はテーマの割にはだいぶライトテイスト。得意の秘密道具もあまり出てこない代わりに、危機回避が言葉や絆による力技に持って行った感じが強い。ちょっとしたドンデン返しを挟んで黒幕の頭のネジが飛んでしまった>>続きを読む

若妻の清算 ワタシはもう過去を振り返らない(2013年製作の映画)

1.2

このレビューはネタバレを含みます

無駄に長い濡れ場シーン有りきなんだろうけど、嫌なら結婚しなきゃ良かったのにと思ったが、もう結婚自体が計画の始まりやったのね。旦那さんめっちゃ舐めるの好きでいい人だったのに。可哀想に。くわばら、くわばら>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

事件自体も知らなかったし、Winnyも知らんかったし、何やってたんだろうか?奇しくも事件を起こしてしまった金子さんと警察の不正を暴いてしまった仙波さん2人の人生の先輩から若者たちへのエールが伝わった。>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

実写でしか観てこなかったからかアニメに躊躇していたが、ちゃんと自分が観てきたスパイダーマンのストーリーをなぞりつつ、10年の任期を終えピーターからマイルスへとバトンを渡されるも、なかなか芽の出なかった>>続きを読む

ジェラシー 出会い系アプリの罠(2022年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

種明かしが無かったせいであのアプリの仕組みが理解できなかったが、出会い系アプリでの浮気をきっかけにカレシは結局無事にカノジョに撃ち殺されるは、カノジョはカレシの親友と浮気してるは、そのアプリでの投げ銭>>続きを読む

デウス 侵略(2022年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

SFの部分よりも球体にあったゲートの真意や仲間がなんだかんだで死んでいく中での謎解きの部分は面白かったと思う。全ての黒幕はあのゲートを創ったとされる会長なんだろうけど、何の会長?会長も科学者かなんかな>>続きを読む

シティーコップ 余命30日?!のヒーロー(2020年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

この前観た「バッドマン」同様にノリやテンポ、バカさ加減やくだらなさ、下品さはそのままに、今作はポリスものだったせいか、ますます「裸の銃」っぽかった。所々笑わせてもらいました。(2024-194-6-2>>続きを読む

バンコック・デンジャラス(2008年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

4つのマイルールを高らかに斉唱してクールな狐狼の殺し屋やってます宣言した冒頭からすると、タイで女に惚れるは、勝手に弟子を取るは、最後の仕事をしくじり先生並みにトチるも、最後は弟子を救い自身を犠牲に真の>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

素人に散々恐怖を植え付けた前作とは反対にプロ相手に散々ボコられ自慢の家まで焼かれちゃった前半から後半の仕返し出張で復讐は果たすもとうとう力尽きましたな。複雑な環境に身を置いてしまったものの、残虐性を秘>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

爽やかなジャケットとは裏腹に拳銃が出てきて「結構物騒やな」と思わされた冒頭から、自分を犠牲にして世界を救う存在の少女との交流を通して、大人は与えられた事だけを淡々とこなすだけで何もしない狂った世界の命>>続きを読む

ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

シリーズを締めくくる亡き父に捧げるヒックとトゥースの更なる素晴らしい程の成長譚が描かれていたが、久しく観ないうちに逞しくなったもんだ。トゥースは長に、ヒックは王になった上に子供まで。個人的には憎たらし>>続きを読む

ランドシャーク / 丘ジョーズの逆襲(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

やはり町内会の有志によるものだったが、美術や小道具、演技や演出が笑いを通り越して泣けてくる。この展開なら逆にサメに人間のDNAを投した方が良かったのかもね。知らんけど。どのみち残念ながら評価はないけど>>続きを読む

ヴォイジャー(2021年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

人類の存続を賭けて移住先の惑星に80年以上かけて引率の先生と若い生徒たちとの長い航行日記だったが、先生の死をきっかけに見事に秩序が崩壊していった様はよく描かれていた。終盤の派閥対決の中での集団心理やタ>>続きを読む

真・三国志 蜀への道(2020年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

スポット当たってないジャケットなのに、本編ではほぼスポットライト当たりっぱなしの個人的推しキャラでもあった趙雲の活躍が描かれていた。史実は全く知らないが横山先生のマンガで知ってたたぶん有名な戦いをワイ>>続きを読む

人妻メンタリスト 早乙女順子(2012年製作の映画)

1.3

このレビューはネタバレを含みます

作りは映画というよりは安っぽいエロドラマだったが、旦那さんは肉体的に、奥さんは精神的に意外にも二刀流やった。尺が尺だけに駆け足的なラストやったが全てが明かされないミステリアスな展開ではあった。あの夫婦>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

初めて観たのが今となっては不明だが、オロ覚えなのはたぶん地上波やったんやろうな。死刑囚棟の看守と囚人たちの交流を描くとともに、1人のユニークスキルを持った囚人による不思議な現象を目の当たりにした事であ>>続きを読む

武器人間(2013年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

戦争とナチスの狂気を描きながら武器人間を創り出す狂気の博士に出会ったソ連の小隊メンバーが味わう恐怖。戦闘中によくカメラ回せるなとツッコミつつも、戦争ものでPOVになっちゃうと今時のアクションゲーム画面>>続きを読む