よっしーさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

よっしー

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伝説巨神イデオン 接触篇(1982年製作の映画)

4.1

1982年公開だから、40年前の作品。これ中高生向けに作られたんだよね?
内容が深すぎて、大人でも理解するのに必死。
文化の違い、思想の違いの衝突がすごくいい感じで描かれている

もともとはTVシリー
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

2.8

湯水の如く人が死ぬ映画。命ってこんなに格安だっけ?

冒頭からエグい死に様が延々続くので早々に萎えてしまった。
極悪犯罪人軍団を捨て駒として使う、という点は理解できる。そういう設定なので。だからこそ、
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

4.0

このB級感満載のタイトルとパッケージ。いや、侮れない。めちゃ面白い。

いろんなパターンでゲラゲラと笑わせてくれるのでずっと楽しかった。
ゴアマンが、お父さんに「迎えに来い!」と叫ぶシーンが好き。
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.3

モノクロで画角がほぼ正方形という映画。画角の狭さから、まるで隙間から覗いているような感覚を受ける

たった二人の登場人物が「灯台」という閉ざされた空間でぶつかりあう。ベテランと新人という力関係から、物
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男たちの挽歌 4Kリマスター版(1986年製作の映画)

4.4

4Kリマスター版の上映ということで、高2の子供と行ってきた。
劇場は日曜日ということもあって、結構な人。周りから見たら「お父さんにお供した子供」に見えたと思うけど、実際は「子供に誘われてきたお父さん」
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残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

4.7

見終わった後、エンドロール中にじわじわと迫り上がってくるような感情が印象的でした

全編ほぼ一人での物語。景色は雪原のみ。だけど、気を抜かずに見入ってしまう

最近の映画は理解を促すために「説明」が入
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.2

ニヤニヤが止まらない作品だった。
過去のスパイダーマンシリーズを知っているほどに「おぉ!」という展開で驚かされる。
わずか20年で2度もリブートされたスパイダーマン。批判もあったけど、3つのスパイダー
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.8

このサウンドは興奮するなー
独特なサイレン音のEcho1、低音が響く背中のプロトンパック、オープニングの不可思議な音
1984年の1作めが大好きだったので正統な続編として楽しめた

ただちょっと展開が
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キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

3.3

キラーシリーズと言っていいのかな?
いろんな「身近なモノ」が襲ってくる系

ジーンズって体型が変わると…締め付けてくるよね!まさに一人目の犠牲者はグイグイ締め付けられて命を落とす

「うわー、血がいっ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.6

人間から生み出された労働生物は反乱を起こして、地下に自分たちの世界を作り出した
長い長い年月のなか、もはや「人間というのがいるらしい」という伝説化していて「私達を作り出した神」という変化を生み出してい
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ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

3.5

すべてのシーンが意味わからない
奇怪な光景が延々と続くのだが、なぜか見てしまう

「考えるな、感じろ」

そう言われ続けているような気分
カルト映画と言われるだけあって、万人受けではない
強烈にエロ、
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ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

2.9

懐かしいなー
公開されたときにテンション高めに映画館に出向いた
しかしながら「うーん」という内容でがっかりして帰ってきた記憶

第1作でメンバーが人気者になったのに2作目は崩壊寸前。この頃の映画ではよ
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僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)

3.6

映画愛の詰まった映画
思い出しながら書くんだけど、最初のバカバカしさからは想像できない感動的作品

「あぁ、この人たち、本当に映画が好きなんだなー」と感じる。なんというか「アイシテルー」というストレー
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.2

面白い!面グロい!
開始早々にスプラッター全開
その後もスゴイ、関節は変な方向に曲がるし、骨は飛び出すし、頭は潰されし…
最近では、これほど血の海になる映画を観たのは久しぶり

見事だと思ったのは、ホ
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

4.0

死霊館シリーズ、この夫婦が出ているものは、どれも面白い

今回は、悪魔のようだが、もう悪魔がいないという不可解な状況や「悪魔を理由に無罪を主張」というこれまでとは違う方向性

悪魔との戦いではあるけど
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救命艇(1944年製作の映画)

3.5

一隻の救命艇での出来事。限定された空間での群像劇
最後まで、この人数、この空間で96分間見せ続けられるのはスゴイ

ただ、最後の方までグイグイ見せてくれるんだけど、最後のシーンの意味するところがイマイ
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.0

ミステリー大好き、そして見終わったあとに不思議な感じになる

人間嫌いだけど絵画の女性に恋する有名な老いた鑑定人
そこに姿を表さない謎の女性が鑑定の依頼をしてくる
そして老人の心は不思議な女性に惹かれ
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砂の惑星(1984年製作の映画)

3.0

2021年のDuneをオンデマンド観たあと、関連作品で表示されたので続けて視聴。2時間半+2時間半=約5時間。今日一日Dune祭り!

超大作を圧縮して1本の映画にするのだから余計なことをやっている場
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

どのシーン、どのカットも、美しい
とても長い映画なんだけど、時間の感覚なくなるような感じがした
かなり複雑な話なんだけど、とても上手くまとめられている

この惑星でしか取れないスパイスを巡っての争い、
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鋼鉄の雨(2017年製作の映画)

4.0

とても胸アツな映画だった
北朝鮮でクーデター発生。瀕死の最高指導者を救出したものの、韓国内へと逃げることになってしまう
身を隠し守ろうとするが、クーデターを起こした一派が迫ってくる

冒頭からテンショ
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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

3.5

脱出劇はやっぱりドキドキしちゃう
反アパルトヘイト活動で投獄された二人
それと収監されていたフランス人との脱出劇

木片で鍵を作っても、その先には別な扉があって…
まるでエンドレスのような鍵作り(タイ
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男たちの挽歌Ⅲ アゲイン/明日への誓い(1990年製作の映画)

3.0

男たちの挽歌1の前日譚となる本作。
ベトナムと香港で権力を持つ者たちと戦わざる状況へと陥っていく。

監督がジョン・ウーではないので、テイストも少し違う。
主役はチョウ・ユンファじゃなくて、密かに恋心
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.7

タイムループものは好きで結構見ています。
その中で、この映画は「とっても良い」。

これまでのタイムリープとは異なる切り口で見せてくれます。
男性がタイムリープの達人として登場するあたりが「おぉ!これ
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便座・オブ・ザ・デッド(2013年製作の映画)

3.0

トイレの中でのワンシチュエーション・コメディ
ワンシチュエーションながら、アレコレあって結構楽しめます。

ただ、トイレだけにちょっと不快な描写もあって万人受けはしないです。
さすが、あのシーンは…。
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オールド(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

短時間でどんどん老いていくことで、死を身近に感じていく。
デスゲームの映画はたくさんあるけど、人生の終わりを強制的に意識させられることにちょっと考えされられる。

映画途中まで、急速の老いによる戸惑い
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トレマーズ(1990年製作の映画)

3.6

ケビンベーコンのお尻を掻きながら歩くシーンで「これは良い映画だ」と確信した

モンスターパニックなんだけど、時折クスッと笑えるような展開を用意してくれるので、軽い気持ちで観るのが良い

恐らくB級映画
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

北野武といえば、何かと「フランス座」の話しが出てきていたけど、こんな出来事があったなんて…

憧れの師匠から教えを乞い、そして決別していく

タケシと師匠の最初の会話のぎこちなく、破天荒なタケシと違い
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

前作2作と違う、とても重厚なアクション映画。
もう、正義の為に戦いたい息子と、息子の安全を最優先に考える父との衝突がアツい。

歴史上の悪人たちが勢揃いしているので、それだけでも楽しい。本当設定が見事
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.9

冒頭、1作目のあのシーンが蘇り、テンションが上がっていく
「でもなんかちょっと違う」という謎を含ませている(ニヤリ)

前作までも複雑な内容だったけど、今回も厄介でわかりにくいね。

マトリックスの世
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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

3.5

クリスマスだから、クリスマス映画をみたいなー
クリスマスホラー映画で、検索して「アナと世界の終わり」を発見

ミュージカル x ゾンビ え?

始まりは学園モノ、子どもと大人の中間にいる彼らは、悩みが
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アス(2019年製作の映画)

3.7

「我々(を)」まさにタイトルを示すような展開
最初は、家族に襲いかかるホラー映画という雰囲気。
旦那がどこまでも能天気(というかおバカ?)なのがなんとも。

自分と同じ人間が襲いかかってくるのって、結
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.8

ザ・ファブルの続編。だけど、これだけ見ても楽しめる。
オープニングから、ド派手なアクションを魅せてくれる。
「これ、日本映画?」と疑いたくなるぐらいテンションアゲアゲ。

最後のマンションと足場のアク
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.0

成り上がり映画のお手本中のお手本。
有名すぎてずっと「後で観よう」になっていた本作。
見てみるとやはり、名作である理由がわかるね。

ちょっと背の低いアル・パチーノ。だけど誰だろうと、どれだけ脅されよ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

あれ、レビュー書いたはずだったけど…もう一度書こう

「ジョン・ウィック」と似た展開。だって、脚本が「ジョン・ウィック」のデレク・コルスタッドが書いているんだもの。

が、しかし。「あ、これは違うわ!
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悪なき殺人(2019年製作の映画)

3.2

映画の中の台詞にあるように「偶然には勝てない」がぴったり
偶然が、必然へとシフトしていく感じがとても不思議…

様々な出来事が、実は…という展開に思わず唸る、見事な脚本

すべての謎が解明されているわ
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