よつ2さんの映画レビュー・感想・評価

よつ2

よつ2

名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

4.5

圧巻、そして圧倒。激動の時代を生き抜いた名も無きもの“ボブ・ディラン”の伝説を描き切った大傑作。何度も心震えた。
演奏シーンは放心状態になるほどの熱量で、人物描写も細かく映画にのめり込むことができた。
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キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2024年製作の映画)

4.0

“信じる心”で世界を変えるサムの姿に涙。
ラストの畳みが急で展開もかなりスピーディなのでついていけない箇所もあったが、
MCUの縦軸で起こった事件と20年も熟成された因縁が絡み合うサスペンスに、サム・
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劇映画 孤独のグルメ(2025年製作の映画)

4.0

多幸感に溢れたあたたかい傑作。
ドラマ版の魅力はそのままに今回も五郎が各国の名物を食べる、食べる!見てるこっちまで腹が減ってくる。
ドラマパートも出来がよく、何も考えずに楽しめた!

ビーキーパー(2024年製作の映画)

4.5

新年1発目はジェイソン・ステイサム!
最高の一言に尽きる!最強にして最狂のステイサムが悪を情け容赦なく殲滅していく様は快感でしかない。
ステイサムのキレキレなアクションや紳士的な言葉遣いの後に繰り出さ
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【推しの子】-The Final Act-(2024年製作の映画)

4.2

“原作”への最大限のリスペクトを込めて、原作を上回る最高の実写版へ。
ドラマ版が素晴らしかったのでもう一切の不安もなく楽しめた。ラストは原作ファンですら予想だにしない衝撃へ!
キャラクターへの愛、作品
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

4.0

エンタメ極振り!笑えるし面白い。ファミリー向け映画だが全然楽しめる。
精神年齢低い私みたいな人はとあるシーンで死ぬほど笑えますのでご期待ください

セキュリティ・チェック(2024年製作の映画)

4.0

新鮮味ゼロ!だが、それがいい。
どことなく漂う“午後ロー”でたまたま見たら凄い面白くて最後まで見ちゃった映画って感じが堪りません。最高。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

盛り上がるシーンなんて無いし、ぶっちゃけ地味。なのに、なのに、こんなにも泣けた。

クレイヴン・ザ・ハンター(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

SSU最後の作品。

ストーリー繋ぎがなんとも雑で薄い。今に始まったことでもないのでそこはさておき、アクションは残虐かつダイナミックでアーロン・テイラー・ジョンソンの良さを活かせてたので見てて楽しかっ
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

5.0

20世紀FOXよ、永遠なれ。

中年の危機を迎えたデッドプールと誰からも見放されたクズのウルヴァリンがタッグを組む。昨今、混沌としているマルチバース劇を揶揄しながらも
「世界から忘れられてもヒーローは
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劇場版 風都探偵 仮面ライダースカルの肖像(2024年製作の映画)

4.7

「仮面ライダーW」愛に溢れる至極の作品。

「MOVIE大戦2010」や「MOVIE大戦CORE」で描かれた鳴海荘吉/仮面ライダースカルの未だ描かれていなかった物語を描く。セリフや演出、劇伴、変身シー
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踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件(2012年製作の映画)

3.0

コメディ色強すぎ💦
面白いが、あくまでTVスペシャルなのでそこまでの凝りは無い。
室井さんがネタ要員になってたのは新鮮で良かった。

悪魔と夜ふかし(2023年製作の映画)

4.5

今年ベスト級。
70年代テレビショウへのラブレター。序盤はやや退屈でこんなものか…と感じていたが、我々観客はこの映画では“視聴者”だ。作中で“視聴率”が上がるほど我々も画面に釘付けになる。終盤からの巻
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

20年ためにため込んだ鬱憤・妄想・期待全てを背負ってぶち抜いたオールタイムベストアニメ映画。
TVシリーズから追求されていた「異なる人種同士の争い」に再び論点を置きつつも
・主人公キラ・ヤマトは本当
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.5

内容は凡庸だが、現実と常に隣合わせである緊迫感は誰もが感じる、そんな話。
他国への侵攻行為や、政治的なトラブル、そして終わらない戦争は決して他人事ではなく今実際に起きていること。
ノンフィクションの脅
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踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

4.5

大好き。
前は何となく見てたけど、仕事とか責任を意識せざるを得ない歳になるとこんなに刺さるものなのか。
青島の吐く綺麗事かもしれないけど信念のある言葉、その信念と責任の間で葛藤しする室井、そして最後に
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

生きてこそです。
戦争というテーマに真摯に向き合った素晴らしい作品。
ゴジラの演出は不気味で恐ろしくまさに原初あるべき姿への回帰を感じさせる。
公開予定の山崎貴監督のゴジラ新作も期待せざるを得ない。

トラップ(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

相も変わらずキャラクターの異常性を表現するのが上手いシャマラン先生。
しかしどんでん返しのその先…感はなく、もう少しすごい展開を期待してしまった分ガッカリなところも。ただ役者の名演技や不気味なカットの
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ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ最終作に相応しいテーマ性と壮大なアクションに魅了された!
新キャラこそ沢山出てくるが、あくまでエディとヴェノムの関係性をメインに据えているため、ドラマが散らからず集中して楽しめる。また過去作を
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

ああ本当に、危うく切なく、残虐だが美しい名作。
アーサーに手を差し伸べる者はいなかったが、ジョーカーを立ち上がらせた者はいくらでもいるという残酷さをゆっくりと丁寧に描きこんでいくフィリップス監督の手腕
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ボルテスV レガシー(2024年製作の映画)

4.5

うるせええ!この作品が大好きだっ!!
と思わせてくれるくらいの熱量・リスペクト・アクションに目を潤わせながら本当に楽しんで見ることが出来た。

主題歌かけながらロボが合体するシーンって、ホントにロマン
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ソウX(2023年製作の映画)

4.0

最初はややグダっていたが、ゲーム開始からの巻き返しは流石。やられる側はクズなのでスッキリするが痛々しすぎて少し同情してしまう程。
ジグソウの華麗なまでの復讐劇は必見。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.0

公開当初は作品への一種のアンチテーゼだと捉えていたけど、改めて見ると最終章を目前にした今、敢えての再出発を描いたのかなと。
作品の根幹を否定しつつ肯定し直す。良かったです。

踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!(2010年製作の映画)

4.0

生きてるっていいな。
シリーズの積み重ねと哀愁が漂うが、それでいて新鮮味もあり面白い。

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

私はこの映画が好きだ。ただ二度と見返したくは無い。

仮面は剥がされ夢は終わる。ただそれだけ。

室井慎次 敗れざる者(2024年製作の映画)

4.3

興奮、再び!室井慎次の“その後”。

あの男との約束を果たせず、刑事を辞めた室井が故郷で子供たちに手を差し伸べながらゆったりと老後を過ごすゆったりとした映画…のはずもなく。
事件は室井を執拗に追い続け
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.5

ずっとこの時が続けばいいのにって何度も思ったことがあるけど、流れていくからこそたどり着ける未来があるんだね。優しく暖かい映画。

踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

5.0

“やらなくていい仕事なんてない”

マイベスト実写邦画。青島の人間性や刑事としての矜恃が最悪の事件を次第に追い詰めていくワクワク感に唸る名作。
すみれさんと青島の関係、室井さんの組織の中での苦しみ、和
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.5

ライアン・レイノルズがピカチュウに!
おっさん風味のあるピカチュウがティーンエイジャーと共に謎を解いていくという純粋にエンタメに振り切った作品。
ポケモンシリーズへの愛を感じる実写版。

それはそうと
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

4.0

鳥山ワールド、ここに極まる!

「Z」の要素が強く、無難にアツくなれる展開が続くので非常に楽しい。
孫悟飯とピッコロをメインに進んでいくので、「孫悟空がいない時に驚異が現れたら?」というセル編のアンサ
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ラストマイル(2024年製作の映画)

4.5

理不尽に回り続けるこの世界で何を求める?
「働くこと」を多様な観点からリアリティを以て描いてきた野木亜紀子が織り成す集大成。誰もが被害者になり得るが、また誰もが加害者になる可能性がある。この現代社会に
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.0

極限状態でどこまで「人間らしさ」を保っていられるか?

人間・アンドロイド・理性なき怪物が三者三様のドラマを繰り広げ、息もつかせぬアクションとジャンプスケアの連続に思わず感嘆する。前作までの世界観を崩
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容疑者 室井慎次(2005年製作の映画)

3.5

「踊る」本編とは毛色が全く違うが、重厚で骨のあるストーリで概ね楽しめた。やや間延びした部分もあるものの室井さんの演説にはいつも圧倒されてしまう。

五等分の花嫁*(2024年製作の映画)

3.5

それぞれ大人になった。どことなく切なくも終着点としてよく出来てました。ただ上映時間が短すぎる。

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.5

邦画史に残る極限アクションに目を奪われる。
コメディチックな会話劇と壮絶な戦闘描写がテンポよく繰り広げられる痛快さで全く飽きずに見れた。傑作