こてつさんの映画レビュー・感想・評価

こてつ

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.9

中盤の住民説明会から物語が動き面白くなる。芸能事務所側の視点から単純な二項対立の話ではなくなる辺りでタイトルの悪は存在しないというが示唆的だと感じたが、問題のラストで困惑してしまった。
鹿や水というメ
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

1.4

Netflixで拝見。
黒の組織が出るとつまらないアクション映画になる。
コナンは殺人ミステリーだと思うので、もっとメインに殺人事件とトリックを描いて欲しい。
天国のカウンドダウンは黒の組織が関わって
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.6

映画館で鑑賞。音響がよく、画面的な退屈な場面も音で盛り上げる。
予備知識なしで見たので登場人物(実在の)が説明もなく登場するので面食らうがそれを補う編集と脚本。さすがノーランという感じだが、そこまでだ
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.0

テレビスペシャルぐらいのクオリティーだけど、うまくアニメ的な演出を取り入れていて良かった。

母性(2022年製作の映画)

1.1

父性の不在と母性が呪いのような作品でした。
いや、いい感じに終わりましたよねという感じでだったけど、感動しないよ。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

2.0

明らかに出来すぎ話だが、色々な人に好かれるのはいいことだね!

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.7

役所広司が良い。
三上は暴力で解決するが、スーパーの店長の出会いのきっかけの万引き事件の偏見や介護施設の職員のいじめ、テレビマンのネタのためのテレビ制作など肉体的な暴力以外も描いている。はたして、三上
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

淡々としながらも単調ではない日々の生活描写を通して、人生の節目の木漏れ日のような一瞬の美しさが素晴らしい。

アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

3.5

後半は前半部分のリアルな所から一転して、少し劇映画というか主人公を戦わせるための装置が目立ちすぎた。
虐待されているなら前半に伏線が欲しかった。

ラストの戦いも最終ラウンドはプロとは言えない感じの泥
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.8

吉田恵輔監督のボクシング映画。
吉田恵輔作品にある一瞬の不穏から劇的に物語が変調していく様は圧巻

アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

4.0

ボクシング映画にハズレなし!
アンダードッグとして噛ませ犬ボクサーの鬱屈とした日常。転落したと思いきや、そのまたさらに転落していくボクサーを森山未来が熱演。 不貞腐れた態度や荒んだ生活は一瞬自己愛に満
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白い終末映画だった。
オチも最高。

(2023年製作の映画)

3.5

素直に書けば少し期待はずれ。
北野武は役者としてはもう出なくていいかな。どうしても、出演シーンが間延びしてしまう。笑わす場面ではなく、シリアスなシーンでもそう言うのは致命的だと思う。もう少し昔みたいな
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

親友が自殺してして、その遺骨を散骨するロードムービー。
ある種の愛憎じみた親友に対しての想いを抱えて旅をする。
依存癖のある親友のめんどくさいかつ
瞳孔が開いているヤバめな演技が良い。
主人公も割と劣
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

コロナ禍に制作された生活苦の母子家庭の話。

ルールにだから、と理不尽な目にあうなど、これでもかと悲惨な目にある。
この手の映画は悲惨な目に遭っても、それでも生きねばという結末になるんだけど、石井監督
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大衆向けゴジラとしては成功作。

山﨑監督なので、ある程度のストーリーは想像できるが、それでもなお面白い。

不満点はヒロイン周りのシナリオだが、許容範囲かな。

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ良かった。
優しさや笑顔の裏に寂しさを演じられる有村架純さんは本当に演技が上手いですね。

食事=関係性の表現が合わられていてみていてストレスなく見れました。

元風俗嬢の笑顔の裏にある少
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生きちゃった(2020年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

一昔前の邦画。

悲惨な現実生活を淡々と描いて、最後は主人公の気持ちを叫ぶ系の映画。

生きちゃったいうより、ごめんない。というタイトルの方がいいと感じた。
主人公は生き延びたという体験がない。自殺願
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Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

4.0

男の嫉妬は醜い。嫉妬を持っていることも気づかないふりをする。

社内カップルで女性だけ出世したとこで、関係性が悪化していく。

恋愛関係の破滅を描いた映画だが、環境の変化による関係性の変遷は男女ではな
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Smile(原題)(2019年製作の映画)

2.0

リング➕悪魔を憐れむ歌。

なんで洋画ってネタバラシすると、心霊物?がモンスター化するんだろ?

ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

3.0

気楽に見るにはいいのかな?
社会風刺的な心がない労働とゾンビみたいなやつもあったけど。
電気とか水道とか、世界観的な説明がないから、基本主人公の内面を描いた箱庭みたいなセカイ系な作品

はい、泳げません(2022年製作の映画)

3.0

なんか独特な作品でした。
主人公周りの女性たちに好かれるのがご都合感ありました。

流浪の月(2022年製作の映画)

2.5

役者の演技が良い。李監督のいかにも凄いでしょ?感の演出が抑えられていたのも良い。全体的に淡々としているのでぼーと見るならいいかな

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

物語冒頭の服の手間暇かけて描写を見て、もうこのクオリティでアニメを見れないのかと悲しくなった。

物語の骨組みは想像通り。途中途中の展開は読めない。セルフオマージュも枯れた印象は受けない。あの(自分の
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