まつゆうさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

まつゆう

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万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

パルムドール受賞も納得のいく傑作。
無駄な説明的セリフは一切なく、演出のみで状況やキャラクターを説明していく映画的手法はさすがの一言。

これでもかと詰め込まれた現代の社会問題。我々はこれらの社会問題
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.9

後は好みの問題。


鑑賞前から既にわかりきっていたことだが、この映画はわずか2時間40分しかない。
「わずか」である。

これまでMCUで積み重ねてきたキャラクターの数は多く、その一人一人を完全に消
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

4.4

映画史上に残る怪獣映画の続編として作られたロボット映画

続編とはいえ諸般の事情からか続投したキャラは僅かである

今作では脇役にもそれなりにスポットが当てられているが、それなりの雑さで片付けられる。
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.3

シビルウォーにて登場したブラックパンサーに焦点を当てた作品

MCUでは大きな流れてとして、作品を追うごとに戦いの規模も大きくなってくるが(次作の敵はあのサノスである)今作ではワカンダというアフリカの
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.0

ほとんど神話の映画化でも観たかのような気分になる

のっけからぶっ飛んだ世界観を提示してくるが、2時間の作品とは思えないほど没入させてくれること間違いなし

恋愛パートも我々日本人の既成概念をぶっ壊し
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

2.6

監督の意欲は感じる。
常に新しいことに挑戦してきたスターウォーズに倣い、自らも挑戦したことが伺える。
その点、前作が守りに徹した所と対称的であり評価されうるのだろう。

しかし、我々ファンが求めていた
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.8

急にガーディアンズのようにギャグ化したソー三作目。
基本的に笑いが絶えない
一方で複数のキャラの魅力をしっかりと活かして進展させてた印象
ガーディアンズ同様メインキャラの耐久性は異常に高いので、なんだ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.5

重厚なBGMや圧倒的な映像美によって世界観を描いており、前作の世界観をうまく踏襲できている。
非常に哲学的で、一見スローテンポにも見えるが確実に物語は展開していく。
BGMも相まって視聴者に考えさせる
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.1

独特の世界観を背景に、人間を人間たらしめるものは何かという哲学的問いを投げかけるハードボイルドな作品。
ファイナルカット として映像編集がなされているので、1982年に公開された映画とは到底思えない高
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エリジウム(2013年製作の映画)

3.6

汚染が進んだとされ、貧民のみが住む場所となった地球と、病気を克服し半永久的な命を手に入れたエリジウムとの対比が描かれるが、皮肉というか、示唆的なものを含む。
エリジウム側は管理社会というディストピア物
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ロッキー(1976年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

不朽の名作。
ストーリーとしては今やありふれたものに過ぎないかもしれない。しかし、今見ても自然と冒頭から映画にのめり込んでいってしまう不思議な魅力がある。
メインとして登場するキャラクターは少ないが、
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

傑作
現代日本を舞台にゴジラが現れたらどうなるか、よくシミュレートされてると思う。
物語前半では民主国家、法治国家であるが故のジレンマや、既存の政治に対する皮肉が垣間見れる。
無能が一層された後は特撮
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

夢か現実かわからなくなる作品。
全体的に妙にやすっぽくてSF考証、科学考証が雑なのはご愛嬌。
結局シュワちゃんの筋肉で解決するだけの話。

ですが、今でも十二分に楽しめる作品でもある。

自分を自分た
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