ニュー餅太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ニュー餅太郎

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親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)

4.6

カリスマ教祖指導者が没しすがる縋るものがなくなり何が正しくて何を信じれば良いのかわからなくなった過渡期の話。本能と理性のせめぎ合い。そして歴史は繰り返す…

私はヴァレンティナ(2020年製作の映画)

4.1

若干ドラマチックが過ぎるが良い映画だった。友人たちと過ごすシーンはここだけが世界であってほしい…ってくらい幸せでシーンが変わるとむき出しの悪意と無関心という悪意が映し出され、エンドロール前の事実に戦慄>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

5.0

最高だった、ありがとう
子供が夢中で食い入るように映画を見るシーンって何十年経っても良い

アネット(2021年製作の映画)

3.8

レオスカラックスの童話、ヤバミュージカル
"アダム"ドライバーがバナナを食べているのがシャレが効いてていい

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.9

フェミニズムを戦争航空アクションとグレムリン(SF)でくるんだめちゃくちゃな映画でめちゃくちゃ面白かった

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

4.7

今年一番良かった、切なくてユーモアもある温かい作品だった
SNSやICT機器で記憶の蓄積が容易な現代で人の感情が介在する記憶の大切さを感じる

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.9

無差別大量殺人犯の作り方
いかれた承認欲求は看過できないが、彼も男らしさを求める社会の犠牲者の一人でもあるのかも

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.0

痛くてキモいカーセックス。
クローネンバーグのクラッシュと、鉄男を足して2で割ったみたいな受胎告知
ポストLGBTQ。もう2度と見れない、ご飯食べてなくて良かった

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.9

ロマンスシーンと性的消費するシーンが一切ない、今まで見た女性アクション映画で最高だと思った。現代の若草物語、タランティーノライクなダイナーも最高

ダイナソーJr./フリークシーン(2020年製作の映画)

4.0

90年代にリアルタイムで青春をしたかった気持ちと再結成して今でもライブが見れてありがとうという気持ちのどちらもある
Pixiesは大好きだけれどフランクブラックだけは本当に愛せないな

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.3

マチズモという伝染病が流行っていた時代に炭疽症という伝染病を使って母を守る話なんだが、フィルも時代の犠牲者でブロンコヘンリーに崇拝と恋愛の感情を抱いていた背景や自分がゲイであるが故の極端なマッチョイズ>>続きを読む

金の糸(2019年製作の映画)

3.9

失われた過去や若さをひ孫の存在やかつての恋人との電話越しの再会で金継ぎのように修復し今を生きるばあさんと、昔の美しさや若さに囚われたまま過去に生きるばあさんの窓を開けるか閉めるか問題
ジョージア映画は
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.6

人間のコンプレックスを見世物のように楽しむ映画。悪夢に迷う劇団親殺し

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

4.4

地球に刻まれた音の記憶を辿るロードムービー。最高の音像体験だった

テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

4.2

うんち食べてるイメージしかなかったからこれめっちゃ面白かった。
宗教と性の融合コメディ、テオレマのおる時おらん時。
キリストの復活を告げる天使ライクな郵便配達(2回くる)がブサイクでよかった
あとブル
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.0

意識を所有してると思ったら所有されてたり自我の陣取りゲーム、意識のせめぎ合いはMVみたい。強制多重人格、あとずっと痛い

ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.9

テニス界のN.W.A
娘二人をプロテニスプレイヤーにしたプロ親の話だった

さがす(2022年製作の映画)

3.4

普通の商業サスペンスだった、なんでこんな評価いいのかわかんない
ハネケってやっぱりすげえなと思った。
知ってる場所がいっぱい映ってて良かった

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

4.1

エンタメ映画では今年一番面白かった。
開けてはいけないブラックボックス、前半は音を頼りに真相を求めていくが後半はベタベタなサスペンス。
音へのこだわりと使い方が面白い、耳が命

白い牛のバラッド(2020年製作の映画)

4.2

目には目を歯には歯を、なイスラムの死刑制度とミソジニー社会に石を投じまくってる
耳が聞こえず声が出せないお子はイスラム社会における女性のメタファー
息の詰まる長回し、すごい映画だ

ライフ・ウィズ・ミュージック(2021年製作の映画)

3.7

困難で辛い人生を少しだけ癒やして寄り添ってくれるミュージック
ミュージック役の子はシャンデリアのMVの子ぽい
あとすぐに通報するヘンリーロリンズが出ていた

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.2

おじいちゃんが作った映画って感じだった、ラストシーンはシンドラーのリストのセルフオマージュぽい

選ばなかったみち(2020年製作の映画)

2.8

認知症のレオは選ばなかった二つのみちの今を頭の中で旅してばかりでただただきつい。
唯一心が通ったラストシーンは実はモリーの選ばなかったみち
エルファニングの出てる映画は大体エルファニングが可愛いだけの
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GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

3.7

団地は宇宙で部屋は星、遠くから見たら全部一緒だが近づいて見るとそれぞれの暮らしがある。宇宙船に乗って立ち退きに抗う話、2020年宇宙の旅

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

1.5

きちぃ~
ジム・ジャームッシュもクリープハイプこの映画も全部嫌やわ、ザコ芸大の卒業制作かよ…
ただ伊藤沙莉は最高すぎる、狂いそう

ゼイリブ(1988年製作の映画)

2.5

登場人物全員藤原竜也、サングラスをかけるかかけないか

スターフィッシュ(2018年製作の映画)

3.7

アンダーザシルバーレイクとワンスアポンアタイムインハリウッド味がある再生のストーリー、ヒトデの足がまた生えるように
思ってたよりプレイリストムービーという感じではなく割とつまらん映画だが、主演の女の子
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ロスバンド(2018年製作の映画)

3.7

最高のバンドワゴン
ロスバンドイモータル
ピラミデン行ってみたい

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.2

ルーツが曖昧な移民のアイデンティティとしてのタトゥー、不自由の国アメリカ
ラストシーンが読めるんだが良すぎて震えた、御子は偉大だ

世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

3.6

ベニスに死すに殺された少年
映画館には世界で一番汚いおじさんが多すぎるな

声もなく(2020年製作の映画)

3.9

ポップにえぐられた
善悪の曖昧さと、選択できない環境で生まれる悪は世の理

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.9

法廷劇は外れがないな
これ見てまじで水道民営化とか論外だしやめてくれと怖くなった
体制と田舎の怖いところが全部でてた

355(2022年製作の映画)

3.8

最近の女性スパイアクション系の映画で一番面白かった
ペネロペクルスはいつになっても最高だな

ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

3.3

C級怪獣映画のようなタイトル
ビリーホリデイを愛しビリーホリデイを殺したアメリカを告発する映画
奇妙な果実の真実震える