サイレントで、ひとりの語り手が二十役くらい務めます。原作は泉鏡花、主役は大女優・入江たか子。目に華でも咲くようなハピネスな気分に浸かれます。
麗しさには愚かさがあり、ずる賢さには誠実さがある、といった一枚上手の現実が巧みに描かれます。配役は桑野通子、高杉早苗、上原謙。この上ないハピネスでした。
隣の八重ちゃんちの硝子を割ってしまったにも関わらず、皆笑顔。戦前の小市民を描いた素晴らしい作品と聞きました。ハピネスな映画です。
そういえば最高だった。
お友達が持ってきてノリで観て、馬鹿でぶっ飛んでいて、最高だった。
🍍エクスプレス
最初と最後が最高。題名の出るタイミングも、各々やりきった表情をしていたラストも
😂?
このレビューはネタバレを含みます
「そんなケダモノ作りやがったのは一体誰だ お前達だよ 侍たちだってえんだよ 戦のためには村あ焼く 田畑踏ん潰す 食い物は取り上げる 人夫にはこき使う 女はあさる 手向かえば殺す 一体百姓はどうすればい>>続きを読む
「分からないんですか この人 一目見ただけで 私を信じてくれた だから私も この人を信じるんです」
「わしは死ぬまで その 一日でもよい そんなふうに生きて その 生きて死にたい そ それでなければ と とても死ねない」
「これまで政治が貧困と無知に対して何かしたことがあるか 人間を貧困と無知のままにしておいてはならんという法令が一度でも出たことがあるか」