月のおじさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

月のおじさん

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本能寺ホテル(2017年製作の映画)

3.2

歴史の中にある不可解な史実を、タイムスリップというファンタジーで妄想する世界観は楽しかった。強引な台詞回しだけやけに気になってしまったけど、それをカバーする出演者一同の演技力が流石でした。やりたいこと>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.8

幼い頃にはただ長い前説だなぁとしか感じていなかったSW4の冒頭の状況説明文が、こんなにも鮮やかに描かれるのを観れる時が来るとは。もう無限に映画が作れるのではないかと思ってしまうほど、創作世界というより>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.0

エディ氏の演技でやる独特な目線の演技が好き。瞬間移動のヴォン!という映像表現に惚れた。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.5

病気のお話だって知ってたら見てなかったかもしれないけど、死に対しての大袈裟な演出はなく、ただただ愛が描かれてたので良かった。女優魂見せつけられた。

キツツキと雨(2011年製作の映画)

5.0

たぶんずっと好きな映画になりそう。どのシーンもぎゅっと抱きしめてあげたいくらい愛しさで溢れてた。映画っていいな。

そして父になる(2013年製作の映画)

-

移動中にようやく観れた。昔よくこういう話をテレビ番組でやっていたせいか、小さい頃親が親じゃなかったらとかよく考えてたことを思い出した。そして再び年月が経った今、今度は自分がどんな親になれるか、と考えさ>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

5.0

長回しのカットの美しさが頭にこびり付いて離れない。巨匠だけど、なかでもここまで独自の世界観を貫いてる凄みみたいなものをひしひし感じました。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

5.0

怒涛の2時間半。楽しかった!空中戦の描写やカメラワークはやはり高まる。キャラクターのバランスも良いなぁなどなど。ネタバレしないでいてくれた周りの友人達に感謝している。

DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧(2015年製作の映画)

3.5

電グル聴き始めたのが大分後期だったので、初期の色んな人間模様や創作活動の波が知れて面白かった。やりたいことやり抜くのに必要なセンスと思い込みと自信が、何かのヒントのようにたくさん吸収できた気がするので>>続きを読む

TOKYO CITY GIRL(2015年製作の映画)

3.5

監督たちの表現はそれぞれまったく違うにも関わらず、すべてまとめて見終わったエンドロールで、東京という街に想いを馳せ、その街に暮らす自分を顧みてしまう、不思議なまとまりがあった。

個人的には、山田智和
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最初「あれ、これコメディなんだ」て気を許した瞬間、あっという間にズタズタにされた。自分に内在する弱さや、意識下にある「常識」があくまでも相対的なものであること、人間が集まっている社会がいかに不安定なも>>続きを読む

恋愛睡眠のすすめ(2006年製作の映画)

5.0

夢と現実の境目が曖昧になっていく、というストーリー展開は個人的にとても好きだけど、見ている自分も夢と現実を彷徨ってしまい、途中で完全に迷子になった。見失いながらもゴンドリー様の演出にはしっかりとうっと>>続きを読む

ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.3

話せないこと、解決し難い悩みなど。生きているとぶち当たる、自分の問題や他人の問題。妬ましいからそれらひとつひとつを除去したり拒絶しようと思うのは必然だけれども、この映画に出て来る人たちのように自分の痛>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

5.0

鎌倉の景色、日本家屋。雨の日の廊下とか、桜道を駆け下りる自転車とか。もうずっと目が離せないくらい、どこを切り取っても絵になる美しい景色が続いて幸せな映画でした。撮影監督の瀧本さんが撮影した写真集も併せ>>続きを読む

愛の渦(2013年製作の映画)

3.8

セックスそのものというより、人と人の間にある様々な壁を描いてる作品。この乱交場で起きていることの現実味、というよりかは「人の心同士が持ち合わせる壁」を乱交・セックスというシチュエーションを用いて描いて>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

5.0

ずっとずっと苦しかったし、いま思い出しても苦しい。そんな気持ちにさせる映像を生み出せることがすごいなっていうか苦しかった。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

5.0

「痛快」に笑ったり泣けたりするわけではなく、いろいろな箇所でモヤモヤを感じながら、映画を見終えた。「現実は君の味方じゃない」の言葉がまさにそれを表してたと思う。ホーキング博士のことをもっと知りたいと思>>続きを読む

劇場版 BiSキャノンボール2014(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

やっぱりテレキャノチームすごい。すごい不思議な気持ちのまま鑑賞後過ごしてます。どうしても撮る側としての目線で終始観ていたために、ルールがルールだからという話もあるけれど、相手の反応やどこまで踏み込める>>続きを読む

スワロウテイル(1996年製作の映画)

5.0

小さい頃によく見た夢の中の世界みたいに、ぼんやりと美しい景色のなかで、ゆっくりと何かから抜け出せないような苦しさを感じる作品でした。こんなに振れ幅の大きい作品だとは思わず、当時の岩井さんがこれでもかと>>続きを読む

花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.8

監督のなんでもやってみちゃおう感が全開で楽しかった。普通のアニメでは見たことないようなカメラワークやカット割り、そして不完全な線とボヤけた綺麗な背景がやたら印象的だったし、途中からぐっと物語に勢いが出>>続きを読む

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

5.0

大人になると時間があっという間に感じるようになるよ、という言葉にやたら過敏に反応して生きてきたので、この映画が描く時間の流れや一瞬の感覚がとても好きになりました。一瞬は今でもずっと流れてる。良い映画で>>続きを読む

恋の渦(2013年製作の映画)

3.2

ようやく見た。なんでこうも人間の弱い部分を露骨に表現させることができるのだろう大根さん。程度の差はあれ、身に覚えがある欠片を見せつけられていたたたたって感じでした。ただ逆視点で考えると、周りからこんな>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

4.1

感動と興奮のベルトコンベアに乗せられて「はい!笑って!泣いて!」と一気に駆け下りた感じ。アトラクション的爽快感。これがピクサーかぁと恐れ入った。まわりで沢山の少年が笑って喜んでたの良かった。

追記:
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