yujiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.9

ダブリンのダサめの高校生が、好きな子と仲良くなる為に、バンドを始め、みるみる上達していく。鬱屈したダブリンから夢を求めて、おじいちゃんのボートでロンドンに向かう。なんだか高校生に戻りたいと思った。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

生存者の取材をもとに忠実に作られた映画なのだろう。民間人の船団がドーバー海峡を渡って、取り残された兵士達を助けにきたシーンは感動的だった。英国将軍が残されたフランス兵士の為に自分ひとり残る魂は英国流ノ>>続きを読む

エル・クラン(2015年製作の映画)

3.4

誘拐殺人を日常的に淡々と仕事のようにこなし、家に帰ると家族と団欒を楽しむ、異常性格者のようだが、実在人物で、逮捕され服役中に勉強して、弁護士資格を取り、出所後弁護士になり、結婚までしたと言う。日本では>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.8

2人の人格が交互に現われてくるのを見ると性同一性障害というより、分裂症なのかなと感じた。心と身体が男か女かで4通り、好きな相手も同じく4通りて掛け算すると16通り+バイセクシャルとなると、もう計算でき>>続きを読む

ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

3.2

エリザベス女王の実話の映画だというが、皇室の秘密主義からの変換をして、国民の人気を上げようと目論んだのだろうか。公人というのは自由がなく、たまには羽根を伸ばしたいという欲求は当然あるし、シンパシーを感>>続きを読む

ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.3

ジェイミーみたいないやなヤツは必ずいた。25歳も若いそんなヤツに騙されて情け無い感じのする主人公のジョシュの奥さん役がナオミワッツ。彼には不釣り合いな素敵な奥さんだった。

スノーデン(2016年製作の映画)

3.5

ジャーナリストが国家権力に拘束、逮捕されるリスクを物ともせず、スノーデンを追い続け、取材し、報道した魂は大したもの。それをドキュメンタリー映画にしてしまうのもすごい。日本ではこうはいかないだろうな。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.6

かなり事実に忠実に描いたドキュメンタリーに近い映画だった。機長が乗客全員を救う的確な判断をして、無事に着水後、全員が脱出するのを見届け、最後に脱出した。イタリア、韓国の客船が沈没する際、真っ先に船長が>>続きを読む

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.5

見たくない映画を見てしまった。おぞましいとしかいいようがない。しかし人間社会が、民主主義が一人のモンスターを生みだし操られた現実であり、またこのような悲劇が起こらないように、阻止する力を持つために、こ>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.8

社会に対する不満、移民や格差等、が高まると、大衆は歯切れよい、強く見える指導者に共感を持ち、その指導者はポピュリストから独裁者と言うモンスターとなり、最終的には社会を破滅させてしまう。これはヒトラーだ>>続きを読む

ブルックリン(2015年製作の映画)

3.5

アイルランドの狭い世界。食料品店の店主でさえ差別主義。裕福な家庭ばかりが幅をきかせる社会。そんな環境から脱する為にアメリカに単身で移民となる主人公。はじめはなじめなかったが、恋をして、ブルックリンで人>>続きを読む

ジュリエットからの手紙(2010年製作の映画)

4.0

何ともオシャレで素敵なラブストーリー。キャストも魅力的で、何と言ってもイタリアのロケーションが素晴らしい。この前のGWにイタリアのミラノ、ヴェローナ、ベルガモ、フランチャコルタを車で旅したのだが、猛烈>>続きを読む

これが私の人生設計(2014年製作の映画)

3.5

イタリアが未だ男性が優遇される社会だと初めて知った。いろんなゲイが出て来てキモ面白かった。才能あるのに要領悪く、どぢな主人公が周りの欺瞞に最後はブチ切れて、その欺瞞を吹っ飛ばしたおかげで、皆が正気を取>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

アメリカらしい夢とユーモア、そして感動を与えてくれる。また大衆が、本質的ではない、上っ面の良さに騙されて、良からぬ方向に流れてしまう危うさも風刺している。でも最後には、外面ではなく、愛と優しさ、純粋な>>続きを読む

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店(2015年製作の映画)

3.4

長寿社会となった今、幸せに包まれながら天国に行きたいと言うのはリアルな願望。法を犯さないスレスレのビジネスは成立しないだろうか、なんて考えてしまった。

グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

3.5

映像と音楽が芸術的で会話が哲学的だった。英語がもっとわかれば会話をより楽しめただろうな。

チリ33人 希望の軌跡(2015年製作の映画)

3.6

ニュースで何となく知ってたけど、こんなドラマがあったとは。絶望的な状況でも、決してあきらめなかったイケメン大臣と軍隊経験あるマリオのリーダーシップがあったからこそ全員が生存できた成功実話。極限の状態で>>続きを読む

料理長(シェフ)殿、ご用心(1978年製作の映画)

3.3

ジャクリーンビセットがキュートだった。食欲、肉欲、殺しが混在したコミカルサスペンス。

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.5

anyday nowに共通するものがあった。見ていて、いたたましく、やるせなさのオンパレードだったが、純粋な人のやさしさに、最後は救われた、

13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.8

アメリカがリビアの民主化の為に犠牲を払っても、結果的には達成できなかった、いかに中東は難しいか、アメリカが世界の警察から消極的にならずにいられなかった理由が実感できた。それにしてもGRSは勇敢な反面、>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.8

ベニチオデルトロがやはりいい味を出している。チェゲバラのときも渋かったが、今回は底知れぬ怖さがあった。中米の麻薬問題の根深さ、深刻さが見てるだけではなく、五感に感じる緊張感を持ってリアルに伝わってきた>>続きを読む

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.5

老夫婦の日常と言うと地味で退屈になりがちだが、魅力的な役者が演じると、味わい深く、チャーミングなものになる。こういう歳の取り方をしたいと思いました。

愛して飲んで歌って(2014年製作の映画)

3.0

中心人物のジョルジュが最後まで出てこないコミカルな舞台のような
変わった映画。

ブラックボード 戦火を生きて/戦場のブラックボード(2015年製作の映画)

3.4

ナチスが侵攻し始めの時にフランス人が戦火を逃れこのような移動をしたと言う史実は知らなかった。

プリンス/パープル・レイン(1984年製作の映画)

3.2

プリンスの曲にはこんな背景があったんだと興味深かった。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

セッションも良かったが、この映画はおしゃれでパワフルでアメリカの魅力を最大限表現している、この監督凄い。音楽も最高に噛み合っていた。作曲者と監督はハーバードのルームメイトで、アメリカの夢を表現したミュ>>続きを読む

マクベス(2015年製作の映画)

3.3

悪魔のささやきに一度負けてしまうと、逆戻りできず、身も心も悪魔に乗っ取られてしまう怖さを描いている。

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.0

全員がクセ者、最初は小競り合い、いつの間にか、グロい殺し合い、最後は誰も生き残れない、何とも言えないストーリーが3時間。パルプフィクションは楽しめたが、夕食前にイヤなもの見たなという感じ。

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.5

モンタナの美しい自然に魅せられた。ま逆の性格の兄弟がま逆の人生を歩みながらも、川の流れと同じ、釣りを一緒にする時間は少年の時と変わらない。アメリカの郷愁をそそる作品。

真夜中のピアニスト(2005年製作の映画)

3.5

ディーパンの戦いと同じ監督。淡々と日常の暴力を描き、そこから逃れたいのに逃れられない主人公の苦悩を表現しているところが共通している。

ヴィクトリア女王 世紀の愛(2009年製作の映画)

3.5

当時、英国女王と言えども民衆から支持されなければ国を統治できない、また宮廷、内閣、議会をコントロールする正当性とチカラを持たなければならず、お飾りでは務まらない事が映画を通し分かった。愛を実らせた上、>>続きを読む

完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

3.5

天才は狂気との紙一重と言うのがチェスの世界でもあるんだなあ、と思った。美術や音楽の世界では、そういうのが多そうだけど。神は凡人には無い才能を与えるかわりに凡人には無い苦悩を背負わせてしまうんだな。

キャロル(2015年製作の映画)

3.5

女性同士の恋愛を最高に美しく描くとこうなるのかと感じた。

ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

3.4

内戦地帯から脱出してフランスに来たのに、生活圏がドラックを売買するギャング達の抗争で殺人が日常。フランスも相当危険なエリアがある事にビックリ。日本では当たり前だが、世界を見れば安全な暮らしがいかに得難>>続きを読む