yujuさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

死にそうなこととか死にたくなることがあっても、誰も死ぬことを選ばなくて、生きてる話。血のつながりは関係ないけど、互いに好きで信頼してる。で、自分たちのつながりと命を続けるために、社会のルールは破ってる>>続きを読む

夢みる小学校(2021年製作の映画)

3.6

自分で考えて動いて発信できる人が育つんだなーとうらやましく思った。こういう教育が当たり前になれば、世界一若者な自殺が多いとか、世界一労働意欲が低い日本から脱却できるのではないだろうか。
卒業して規則ぎ
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ツユクサ(2022年製作の映画)

3.6

だれでも何かを胸に持っていて、その人の日常を彩る街や人がいる。なんてことのない日、存在が自分を作っていて、自分を支えているんだろうなぁ。大きなイベントがなくても、経験が自分を前に進めていく。大人がぽわ>>続きを読む

七つの会議(2018年製作の映画)

3.5

テレビなので、カットされている場面が多かったかも。理想、希望を持って社会に出て、現実に打ちのめされていく大人たち。無気力になるのもそうだし、不誠実に染まっていくのもそうだし、それぞれの社会への順応の仕>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.8

人にはいろいろな面があって、人が見ているのはほんの一面。隠したい面、見られたい面、他人も自分が見たいようにしか見ない。そして誰にもある憎しみや狂気的な面。
うす暗い家の中からの景色、空、山がとてもきれ
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(2020年製作の映画)

3.3

だいぶカットされているようなので、真に見たとは言えないかもですが、いいことだけが人生でもないし、悪いことだけでもないっていうジェットコースターみたいな2人の人生、味方でいてくれる人のいる心強さ。世界を>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.5

「わたしのこと、おかあちゃんのこと、忘れんでな」家族、周りの人の存在を忘れてしまっての犯行。ALSの描き方がいまひとつでした。協会が協力してたけど、本当に取材したのだろうか。「いらない人間なんていない>>続きを読む

パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2020年製作の映画)

3.3

パパの性転換を発端に家族の成長。子どもが小さな頃のビデオが幸せのかたまり。パパ、ママの視線の温かさ、お姉ちゃんの温かさみんながエマを育てている。紆余曲折あっても、形が変わっても、それぞれが前に進んでい>>続きを読む

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.0

毎回話の作りが上手で、キャストが豪華。最後の最後まで気を抜けない真実ばらし。ドタバタな展開なのに、ちゃんと筋が通っていて、温かくてほろっとさせる。最高です。まさか前作から繋がってるとはね。

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.0

短編集だから一本ずつは短いのに、ぐさぐさ心を掴む。人を傷つける言葉で自分の存在を確認する人、復讐に加担する中で自分初めて自分が認められる人、何者にもなれると思っていた自分が何者にもなれていないことを見>>続きを読む

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.0

息をつかせないストーリー展開。最後の種明かしのさらに種明かし。コンフィデンスマンの世界そのままで、さらにスケールアップしていて楽しかった。
ダー子の人間らしさ、可愛らしさが垣間見えたかと思いきや、それ
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マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

3.0

マルジェラのすてきなワンピースを最近見たので、マルジェラのことを知りたくて。
マルジェラの歴史を知ることができる。声だけで最後まで姿は見せず。自分が表に出ることなく、デザインで示すと言いながら、デザイ
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

5.0

「きれいだなって言える人が隣にいるっていいな」につきると思う。
大切な人を好きだーって思う気持ちが、みんなにあふれていて、泣き通し。大好きなドラマの映画はやっぱり大好きだった。
全ての登場人物がチャー
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

-

出てくる人の目はみんな優しいのに、ずっとどうすのの、どうなるの、とどきどきし続ける。真実を伝えたいって報道を志す人がよく言うけど、そう駆り立てるものは何なのか。そんなこと考えたことないし、それを職業に>>続きを読む

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

3.8

悪い人は一人も出てこないのに、映画館は借金抱えてて、死にたい人がいて。近所の人がわらわらやってくるつながりは古くさく見えるけど震災があって、コロナがあって、今の話。
大久保佳代子主演でいいんじゃないっ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

思いに呼応するようにテープから妻の声がながれる。
妻は気づかれていることをぜーんぶ知っていたのだろうか。
人の心は分からないのが当たり前。その前に自分の心の深いところまで見つめれば、相手も見えてくる。
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

-

前の席の人が「ふぁーー」とあくびをしていましたが、わたしもちょい記憶が飛んだ。
自由な子どものような発想が続く。よくこんなこと思いつくなぁという世界。今の私たちは、自分たちが世界を操っているように勘違
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.5

大好きな小説の映画化。大人びた子どもと子どもっぽい親子。子どもの社会、優しい大人。
無条件に大好きと言ってくれる人のいる心強さ、大好きと言える人のいる強さ。

名も無い日(2020年製作の映画)

4.0

死んでしまった人に何もできなかった後悔、寂しさ、悔しさ。自分が相手に全てをさらけだしているわけでもないのに、なぜさらけだしてくれなかったんだという、相手を少し責める気持ち。ああしていれば、こうしていれ>>続きを読む

くれなずめ(2021年製作の映画)

4.0

大切な人の急な死。
同年代の仲間とのつながり。
同じ時間を過ごしてきた同じ記憶を持つ人たちとのつながり。
生きている、死んでいるは関係なくて、その人がどんな人だったか。
記憶の書き直し。
自分が思い残
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.3

異国で逞しく暮らしていく様子とは言いながら、すでに何年も他の場所で暮らしてたから、アメリカの生活には慣れてるし、おばあちゃん以外はことばの壁もないし、周りに韓国人はいるし、親身に関わってくれる人もいる>>続きを読む

MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

3.5

努力しないで身についたものは自信にならないって高嶋ちさ子さんの言葉。
どんな世界もトップの人は努力してるから輝いている。
自分が何者であるかを知るための挑戦。偏見、心ない言葉に泣いた経験をしたのに同じ
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.8

自分の思想、意思、思いを周りとぶつけ合うことなく、ぬるーい平和の中に住んでいて、政治の話なんて中高年のするものと思っている私にとって、若者が政治に関心を持ち、さらに意義を大声で唱えるという世界に生命力>>続きを読む

劇場版 殺意の道程(2021年製作の映画)

3.0

会話劇は好きだけれど、毎回べたーっとした会話がだらだら続くのがつらかった。バカリズム好きって口コミしている人は、これがいいんだろうなぁ。内容は面白かったです。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

他人を理解するなんてできないことだけれど、大切に思われている、人として扱われている、尊重されていると感じることができないとき、痛みや他の人にできないことをしている感覚、他の人にひみつを持っているという>>続きを読む

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

4.0

なぜ母親を遠ざけるのかが最後に回収されて、すっきりしました。
若くして難病と診断され、ただ生きることでさえ人の手が欠かせない中、自分らしくいること、人を思うこと、表に現れない思いなど考える機会をもらい
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

私は母でも妻でもなく、常に守ってくれた母も亡くし、この中でジヨンが経験していることはどれも経験できないのに、思いは十分想像できる。でも、想像できない人、想像しようともしない人も世間にはたくさんいて、女>>続きを読む

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

5.0

政治家にむいているとは、どんな人を言うのか。本人も親も子も妻もみんな前を向いている。
のらりくらりと追求をかわしてニヤけてる総理大臣を始めとした閣僚たち。この人たちを私たちは政治家にふさわしいと選んだ
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.5

非同期テック部上田副部長作品ということで、鑑賞。1時間10分という中に、密度濃い話が詰まっていて、もっと長く感じました。発想も流れもおもしろくて、考えた人の頭の良さがあらわれてました。
ずっと見ながら
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.0

「見つけてくれてありがとう」
はじめの、人を手加減なく殴るところとか、「おまえ」連発の言葉遣いとか、ちょっとこころにざらっとくるところはあったけど、きれいなおとぎ話よかったです。

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

-

邪悪な軍団、特に赤ちゃん人形怖かったー。
大人になるってことは、何かを捨てたり忘れたりしていくことで、記憶は薄れていくかも知れないけど、その経験が、人を作っているんだろうなぁ。
見てよかった。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

半地下家族が調子にのってきてから、何か起こるぞ起こるぞーってぞわぞわが止まらない。そして、怒涛の展開。

人生、ただいま修行中(2018年製作の映画)

-

しっかり見たかったのですが、淡々とした進行に途中うとうとしてしまった💦
実習のなかで、病院スタッフの優しい指導をうらやましくみてましたが、終わりのカウンセリングでは、関係や指導に悩んでいる学生もいて、
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