pinさんの映画レビュー・感想・評価

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ステップ(2020年製作の映画)

3.6

山田孝之さん、アッパレ!
約10年間のシングルファーザーの子育てをとてもリアルに真摯に正統派でw演じていた。「50回目の~」でも思ったけれど、彼は良くも悪くも正直で愛情深い人なんだと思う。

ストーリ
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.8

子供が子供を作って、子供を育てながら親になり大人になっていく。
親になるって子供に対して責任を持てる大人になるって事なのか。
母親は身体の中に命が宿り、自分の身体が変化していくので、決定的に父親とはス
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.8

この高揚感!

正直、お話はツッコミ所満載w
それってどうなの?大丈夫?って思う所もあるけれど、単純に面白い。

連続殺人鬼を捕まえるために、ヤクザの最強組長と型破りな熱血刑事がお互いを利用しようと手
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.0

イ・ハン監督の「ワンドゥギ」が大好きなんですけど、今作スゴいです。根底に人の優しさと温かさが流れているのは同じですが、しっかりサスペンス物のエンタメ作品になってます。ヒューマンドラマの監督だと思ってい>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

素敵な映画でした!
出演しているキャラクターが全員愛すべきキュートさ全開♡ジョジョ、母、アドルフ、エルサ、友達のヨーキー、キャプテンK、憎っくき秘密警察さえもコミカルで。
訓練所でのスローモーション、
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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

3.6

wowowのドラマ「FM999」を先に見ていたので、この監督はこんな感じなのねって解っていたからか、面白かった!でもカメラワークや配色が激しいので、目と脳が疲れたw

お話は4人の訳ありlittle
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.6

全編通して、ほとんどのんちゃんの一人芝居!
これほんとスゴイ!
彼女の透明感とクリクリのお目々でコロコロ変わる表情。見飽きる事なく彼女の魅力を存分に堪能できる♡

ローマでのおひとり様感とか
皐月との
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.0

120分、あっという間だった。
この映画の製作が2014年。
どんどん社会が酷くなっているのか、それとも隠れていた状況が噴き出してきているのか…

子供達や親に振り回され、少し前向きになっても介入でき
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ヒキタさん! ご懐妊ですよ(2018年製作の映画)

3.7

「失敗をひっくり返し、不運を幸運に」
全てをひっくり返してきた男!
ヒキタさんが素敵すぎる。

男49歳、妊活に奮闘するお話。
アニメーションを駆使したり、ヒキタさんの妄想が入ったり。ともすればナーバ
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楽園(2019年製作の映画)

3.4

夜に見始めたのだが、胸がムカムカして吐きそうになってドロップアウトした💦青臭いけど、ホントに演者さんがみんな上手くて、あのまま見ていたら眠れなくなっていた。

陽が明るい時に再度見始めて最後まで見たけ
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Red(2020年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

「めんどーな人ですねー」

もうこの一言に尽きるw
面倒な二人に周りが振り回されまくる話。
塔子が恋に恋するみたいに、愛を愛しちゃってて誰も幸せになれない。

色気ある俳優さんばかりなのに、R15も気
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.0

スゴく引き込まれた。

母の言葉をそれぞれが心に抱え、囚われながら生きてきた兄弟三人。
三人三様の描き方が素晴らしかった。

印象に残ったのが、
「笑っちゃったけど、笑えねぇ」シーン。
人はどんな時も
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

人間の弱い心が痛い程感じられる作品。

リセットを誓い新天地に向かった郁男。
しかしスイッチが入った途端に画面が歪み、郁男の目が澱み、どんどん空っぽの目になっていく。お札がお金ではなく、ただの紙切れに
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.4

30歳、まだまだ色んな事に余裕がなくて、鎧を着てツッパリまくってる。田舎嫌い嫌いと言いながらも、今の自分はそこで培ったもので形成されてるんだよね。私も若い時だったら刺さりまくってたかもw

実家に帰る
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記憶屋 あなたを忘れない(2020年製作の映画)

3.0

記憶を消してくれる「記憶屋」

自分が生きていくために消してもらう記憶、相手を想い自分の存在を消してもらう相手の記憶。

でもきっと一つの記憶を消しても、人は繋がってるから、どこかで破綻は起きるよなー
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弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

3.0

激動の30年間、3月の31日間を描いた作品だったんですね。30年間の3月は知っていたけど、「31日間」は見終わった後にあらすじ見て気づいた汗。あまり前情報を入れずにフラットに観たいタイプなので。

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パーフェクト・バディ 最後の約束(2018年製作の映画)

3.6

半身不随で余命僅かな車椅子の弁護士と時代に乗り遅れ昔気質なお調子者のヤクザがひょんな事から出会い、いつの間にか心を通わせるヒューマンストーリー。

「最強のふたり」韓国版リメイクって紹介もあったけど、
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ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

うん、マンガだった笑

原作の冒頭を読んで、「うん、この殺戮、私の苦手分野だな」と思ってすぐリタイヤしたけれど、三浦春馬くんを大きなスクリーンで観なくてはと鑑賞。

映像は迫力があってスクリーンで見て
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家路(2014年製作の映画)

4.0

2014年、まだもっともっと原発被害が色濃かった頃にこの映画が公開された時、正直フィクションで扱っても良い題材なのかなと心がモヤッとして見れなかった。

でもそんな想いは杞憂でした。
監督、スタッフ、
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

4.0

面白かったー!
これ絶対、原作漫画面白いよね。
映画の尺に良く纏めたなぁー

劇画チックな始まりから、作品の自己紹介が完璧でスッと世界に入り込めた。
ファブルのキャラが最高!
2作目も控えてるみたいで
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

スゴいものを観てしまった。
津乃田と同じく放心状態でエンドロールが終わっても立ち上がれなかった。

母を探して欲しいと身分帳を差し出し、カタギぞと誓った三上。
ポスターにもあるように生きづらいけど、彼
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太陽の蓋(2016年製作の映画)

4.0

先日見た「Fukushima50」は福島第一原発の現場、「太陽の蓋」は当時の官邸内や官邸付きの新聞記者を中心に描かれている。

官邸内の混乱や焦燥感、疑心暗鬼になっていた国民の空気や恐怖感が丁寧に描か
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

4.2

また愛おしい映画に出会えました♡

おばさま7人の迷子珍道中。

個性豊かな面々が毒を吐きつつ(ボソッとw)力を合わせてサバイバルに挑んでいく姿が最高!

年齢相応に色々な経験を積み重ねたおばさま達は
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

憎めない主人公の男性が改心し、疎開先の妻子を呼び寄せるために愛人達とのお別れを画策する。

お話しはとても面白い。
だか残念ながら私にはハマらず。

大泉洋さん、松重さん、女性キャスト皆さんもしたたか
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.2

大人も元気が出る大好きな映画。
何度目かの視聴。

まずオープニングの疾走感にワクワク。

あきらちゃんの真っ直ぐな瞳が眩しくて、店長の情けなさが愛らしくて。二人の空回りにクスクス笑わせて貰って、いつ
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.8

『わたしは光をにぎっている』がスゴく良かったので早速、中川監督2作目。

改めて人の心は千差満別で大きさもカタチも強さも全部違う。「もう」とか「まだ」は誰も決められないし、誰にもわからない、自分さえも
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

4.0

澪は不器用だけれど実は強い。
無意識に大切なモノが分かっている。
祖母から溢れんばかりの愛情と
たくさんの光を注がれてきたから。

カタチあるものはいつか姿を消すけれど、
言葉は無くならない。
冒頭で
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

2.8

なんだろう。

映像もスゴく素敵で、役者皆さんの熱量も素晴らしくて、太宰治の人生も壮絶だけど、全て上滑りして残念ながら私の心には響かなかった。

映画ってバランスが難しいなーって改めて思った作品。
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鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

4.0

『母親は子供がツマづいた時、必ず自分を責めるのよ』と自分の母の言葉を思い出した。

とても辛い苦しい映画だけど、観て良かった。
優しい嘘から始まるコミカルなシーンからシリアスまで振り幅が広い脚本だから
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ザ・ソウルメイト(2018年製作の映画)

3.2

韓国映画ファンには「気は優しくて力持ち」のアイコン的なマ・ドンソク兄貴。

登場シーン、皆んなが待ってましたーのシチュエーション。『あれ?あれ?どうしたヒョ〜ン?』これで掴みはオッケーって感じ笑

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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2

途中から頭をギューと締め付けられてる感覚が続き、見終わった後は何とも言えない気持ちになった。

山本の人生はいつも一択だった。
最後、彼の存在が紡がれた事に救われた。

変化するヤクザをテーマにした藤
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.8

「映画俳優になりたい、ダウン症でも出れる映画を作ってよ」監督2人がザックと出会い、無邪気な一言から始まった映画らしい。

ザックの好奇心旺盛な無垢な姿に触れ、タイラーの荒れた心が少しずつ解けていく。
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.6

韓国版の『ブラインド』も鑑賞済み。

吉岡里帆さん。ごめんなさい。想像よりも演技が良くてビックリ。体当たりの演技が素晴らしかった!ふんわり癒し系のイメージでしたが、芯の強さが全身から感じられる演技に好
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夕陽のあと(2019年製作の映画)

3.8

産んだ母と育てた母、
それぞれの母性を丁寧に丁寧に描いている。
島という限られた場所。
母なる海の圧倒的な存在感。
「行ってらっしゃい」
希望が見えるラストで良かった。

貫地谷しほりさんと山田真歩さ
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望み(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

引き込まれ胸が苦しかった。

鏡台に映る2人の表情。
一心不乱に差し入れを作る母。
終盤、刃物を見つけた時の父。
それぞれの「望み」

マスコミの報道の自由という名の暴力や、安易な書き込み、噂話、それ
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

2.8

う〜ん、宏嵩くんも空回っちゃってたけど、映画自体も壮大に空回っちゃった感じ💦

やりたい方向はわかるんだけど、何だかブチブチ切れてて集中出来なかった。
原作を少しだけ読んだ事あるけれど、残念ながら原作
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