YukiIrikuraさんの映画レビュー・感想・評価

YukiIrikura

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ジョイランド わたしの願い(2022年製作の映画)

3.4

なんか惜しい映画。この映画で唯一感情移入できたのはメイクアップ・アーティストとして活動するムムターズ。家庭的な仕事が得意な夫も受け入れる現代的で他者への優しさのあるキャラクター。

作品の核である(っ
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ハメット(1982年製作の映画)

3.6

フレデリック・フォレストが他のコッポラ映画の時とは全然違うダンディな男で格好よかった。フィルム・ノワールっぽい雰囲気も結構好き。ヴェンダースの映画っぽくはない。

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.8

時代劇をなくしたくない!という製作陣の愛が詰まった作品だった。

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.3

酷評されたのも納得...な作品。この作品をミュージカルとして作る監督の意図は理解するけど、肝心のミュージカルシーンが微妙。ハーレークイーンが途中からガガなっちゃってたし。とにかく可哀想なアーサー。

ドラキュラ(1992年製作の映画)

3.6

物語というよりは世界観を楽しむ作品。石岡瑛子の衣装が素敵。ヒロインの親友役の女優さんが赤毛が綺麗です美しかった。ノスフェラトゥって皆作ってみたいんだなあ。

タッカー(1988年製作の映画)

3.6

主人公を演じたジェフ・ブリッジスのエネルギーが凄い。アメリカン・ドリームな物語なのに、ほろ苦いラストも◎

ワン・フロム・ザ・ハート(1982年製作の映画)

3.4

『地獄の黙示録』の後に、完全なスタジオセットで撮影したミュージカル。完璧に作り込まれた世界は美しいのだけれど、肝心の物語が...ナスターシャ・キンスキーが美しすぎる。

アネット(2021年製作の映画)

3.4

スタンダップコメディが面白くないという致命的な欠陥。全体の色味は美しかった。

ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録(1991年製作の映画)

3.5

もう本当によく完成したなと。夫が徐々に自分の殻に籠もっていくのは辛かっただろうな。

ペギー・スーの結婚(1986年製作の映画)

3.0

過去に戻った高校生時代を、中年の俳優たちが演じているのがキツい。たぶん意図的なんだろうけど...ラストも後味が微妙だった。

アウトサイダー(1983年製作の映画)

3.8

若き日のスター達が総出演。町の貧困層の青年たち「グリース」と、富裕層の青年たち「ソッシュ」の抗争。争いが嫌いで心が綺麗な青年が生き残れない不憫さ。

Mothers' Instinct(原題)(2024年製作の映画)

3.6

お互い幸せを享受しつつ少し不満もあるという、バランスが壊れた時の不安定さ。服装やインテリアがめちゃ素敵なのだが、それを通り越して悲劇のヒロインやってるアン・ハサウェイがひたすら怖かった。男性陣のポンコ>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.5

技術の凄さは感じたけど、これを実写?にする必要はあったのかなぁと。アニメだから良いような気がする。

ラストマイル(2024年製作の映画)

3.6

遠目に見ると某企業のロゴに色がそっくりで笑った。個人的にはドラマを全く観ていないので、ドラマのキャストが出ている場面が変に浮いていて違和感しかなかった。宅配便はちゃんと受け取ろう。

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.9

飛行機にて。英語字幕だったので、邦訳は分からないが、リーの「私は戦争はこんなに悲惨なんだ、こんな酷いことをしないように、という戒めを込めて本国に写真を送ってるのに、私たちの国は今こんな状態」という台詞>>続きを読む

ディメンシャ13(1963年製作の映画)

3.3

コッポラの長編映画監督デビュー作。ロジャー・コーマンの下で働いていた時に撮った作品らしい。『サイコ』的な主人公が途中で殺される系ホラー。

ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー(2023年製作の映画)

3.8

一つの舞台を観ているかのような各コレクションが美しい。売れっ子デザイナーってあんなに毎年コレクション出してるのね。干されても復活できるのは白人男性だから、ではなくガリアーノが様々な問題を抱えつつ、根本>>続きを読む

キネマの天地(1986年製作の映画)

3.7

山田洋次の松竹蒲田愛が詰まった作品。実際の事件や人へのオマージュを知っていると楽しい。

EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

3.9

こんな長い作品だと思ってなかった。ほとんど音楽が挿入されず、かといって会話劇でもない。親を失った兄妹とその従兄弟、そして知らないおじさんが醸し出す不思議な空気感。彼らの共通点は、死を覚悟したことがある>>続きを読む

Helpless(1996年製作の映画)

3.5

若い時の線の細い浅野忠信めちゃめちゃ格好いい。物語は題名の通り、救いようのない展開。

デッドプール(2016年製作の映画)

3.5

最新作が話題になってるので、ようやく。お下劣なギャグ&自虐パロディ全開で、スーパーヒーロー版『テッド』的な感じ。

フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

3.8

時間軸が前後するクリストファー・ノーランらしい作品。ある意味ブレない男なんだなぁと。

フォールガイ(2024年製作の映画)

3.8

ハリウッドだから作れるクレイジーな作品。これ作った人たちは、ハリウッドは救えないほど狂ってるけど、最高!って思って過ごしていて、毎日両方の感情を行ったり来たりしてるんだろうなぁと。ジェイソン・モモアの>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

問題を抱える男女が支え合う、静かな映画。恋愛要素がないのよい。

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

3.7

生徒と教師の奇妙な友情。ポール・ジアマッティ演じるクセの強い歴史教師がよい。

Winny(2023年製作の映画)

3.7

東出昌大よい役者だなぁと。技術者を逮捕するってどういうこっちゃとなるけど、これが実話だというのが怖い。裁判に取られた10年近くの時間にどれだけの技術を開発出来たのだろう...

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.6

静かな西部劇。コミュニティに馴染めない2人の男の間に流れる独特の空気感。アメリカン・ドリームの儚さが切ない。

メイ・ディセンバー ゆれる真実(2023年製作の映画)

3.8

『仮面/ペルソナ』に恋愛要素を入れ込んだ感じ。最近は特に年齢差のある男女(女性が年上)の恋愛をロマンチックに描くことか多いけれど、13歳と36歳の組み合わせはグロテスク。トッド・ヘインズお得意のメロド>>続きを読む

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

3.5

岸田今日子の怪演。演技や演出が過剰なのだが、なんか癖になる感じ。

裸の拍車(1953年製作の映画)

3.4

西部劇ロードムービー。悪人になりきれないジェームズ・スチュアート。

チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

3.7

ゼンデイヤを取り合う話かと思ったら、ゼンデイヤが男たちの友情の中に入り込んでいく話だった。音楽の使い方も洒落ていてさすがルカ・グァダニーノとい感じ。

ルックバック(2024年製作の映画)

4.0

一律1700円戦法だけは解せぬが...良い映画って3時間もある必要ないんだな、と再確認させてくれる作品。クリエイターの叫び、才能への嫉妬、友情、SFが短い中に全てが詰まってた。

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.7

ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの掛け合いが楽しい。長い間ハリウッドで生き抜いてきた者同士だからだせる、肩の力が抜けた空気感。この撮影楽しかったんだろうなぁ。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.7

DCは追えていないから、よく分からない所もありつつ、エズラ・ミラー良い役者だよなぁ。