yumeさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

blue(2001年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ちっぽけな世界で、痩せぽっちの身体を使って、めいっぱい色んなことを感じている
灰色の景色が最後はちゃんとblueになっていく様子は良かったけど、結局遠藤はちっぽけな世界から出られなかったのかと思うと遣
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エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.5

怖いシーンでピコピコテケテケした電子音流れると途端にゲーム感出て、手元で→押しながらR1ボタン押す妄想をしてしまう
『ゼイリブ』のエイリアンとフレディのヴィジュアルが似てる気がするけど、80年代のアメ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.0

中盤からポリコレ的な意味でどう楽しんだらいいのか分からなくなった、、、アイディアはすごいなと感心する

サスペリア(1977年製作の映画)

3.5

内容よりも極彩色の画面に襲われるカタルシスがある

怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

胸糞エンドになるのかと思ったけど、邪悪な人間全員死んだから100点エンドだった

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

小学生の時、このシリーズを亡き祖母に買ってもらったこと、今でもよく覚えている
死者は結局、根本的な慰めにはならないという生者との決定的な違いが描かれていてよかった。わたしもそう思うし、今でも祖母の死に
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

物語は救いであるが、現実を生きるための手段に過ぎない。多くの物語を紡いで来た人の意志そのものの映画だった

裸足で鳴らしてみせろ(2021年製作の映画)

3.0

脚本の大筋とラストは好きだが、演技とカメラの構図が分かりやすすぎて、乗り切れず。主人公の鼻炎設定?や長過ぎる2人のじゃれあいも何だかキメきれていなかった

陽炎座(1981年製作の映画)

3.5

パキッとこの図が撮りたい!という監督のこだわりというかフェチズムを感じる、巻き絵のような映画だった

マイリトルゴート(2018年製作の映画)

-

フェルトでこんなグロい世界を創れるのかと感動しつつ怖過ぎて途中目を逸らしてしまった

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

時代錯誤だ!と思う台詞があるけれど、それもこの映画の一つのエッセンスだと思えるくらいストーリーの骨組みや芝居が良い
イーストウッドの獣のような唸り声に笑う

別れる決心(2022年製作の映画)

3.8

韓国人の友人に勧められて観た
転換・転換・転換の舞台的な演出と、映画にしか出来ないカメラワークが融合していてとてもおもしろい。韓国語と中国語が分からないので、その細かなニュアンスをキャッチ出来ないのが
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.5

知人に教えてもらって観た。着眼点がどえらい。もうちょっと撚ったり緩急付けたり出来るんじゃないかとも思ったけど、あえてなのか
本作や『ブレードランナー』、『アキラ』の様な昔の映画が描く未来を自分は今生き
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8

色んなことを思い出した。肌は強い光を反射するということ、体温があるということ、断片的な記憶を持つということ、人の仕草を目で追うということ、ふとしたことで頑なになってしまうこと、そして人は忽然と消えてし>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

2.0

事実を基にして、生き証人もまだごまんといて、その内の1人であるトム・フォードにあんなコメントさせてはいかんだろと思った

スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

-

身体に悪いと分かっている上で食べるマックのアップルパイが好きで多分これからも辞められないんだろう
全然本編と関係ないけど、小さい頃マックのポテトが揚がった時に響く「ティロリ♪ティロリ♪」って音がすごく
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

2.5

本人の意思に関係なく幼い頃からネットのおもちゃ箱に入れられるのは虐待だと思う
度々ある主人公の“本音を呑み込んで取り繕う微妙な表情”が良かった

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

ある種の奇妙な妄想が、神聖性をもって物語に昇華されるというのはほとほと驚かされる

備忘録
https://www.latimes.com/entertainment-arts/movies/stor
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未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

3.8

生きていくということの重厚感、反して軽やかで心地の良いカメラの動線
何年か後にまた観返したい

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.8

忘れたいこと、忘れられないことがない混ぜになってあの悟りの境地に立つという、、、なんとも味わい深い
ダンスシーンがある映画は無条件で好きになってしまうな

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.0

あまりに断片的過ぎて、自分の中で全てを繋げてこの映画を理解出来なかった。あと、ヒロインがどうしても魅力的に見えない。所々で目を奪われるシーンがある。以下、備忘録。息遣いの電話、ガラス越しのハグショット>>続きを読む

スワンソング(2021年製作の映画)

3.0

おじいちゃん、軽犯罪を犯し過ぎていてツッコミが追いつかない
わたしもダクソの指輪みたいなやついっぱい付けたい

青空娘(1957年製作の映画)

4.0

1.2倍速で観てるのかと思ったら、地でみんな早口なだけだった。ローアングルでこんなに美しく人を撮れるのだという発見。いちいちクサいセリフが目立つけど想像を上回るストーリーの良さがあった

ブエノスアイレス恋愛事情(2011年製作の映画)

3.8

定期的にこういう映画を観たくなるくらいには恋とか愛とか運命とか信じていたい
ウォン・カーウァイの『ブエノスアイレス』とはまるで様変わりしたブエノスアイレスの街景色が少し残念だった

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.5

好き。ちょうどクリエイティブ業界に転職したこともあって、余計に感情移入して泣いた。あとエンドロールのクレジットを見ると、昔は男性の名前だらけだったのに、今は女性の名前も散見されていて勝手に勇気をもらえ>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.5

ハッピーな気持ちになりたくて観て期待通りハッピーな気持ちになれた。いい大人がこういうファンタジーなものを創ることに歓びを感じる

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

4.5

あー!とかうー!とか、てんでばらばらで、めんどうくさくて、きもちわるくて、それでも両腕を伸ばしてあなた達を抱き締めることが出来るのは何だかとても尊い

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.0

自分に突き刺さる映画は大抵5分見ればその予感を察知し、10分も見ればそれは確信に変わる
色んな人のレビューを見て、ホモ・サピエンスはストーリー理解が得意な生物であり、逆に言えば意味が無い(前後関係が無
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夜に生きる(2015年製作の映画)

3.0

どう見てもキュートなベン・アフレックのタレ目だけど、後半になるつれ凄みを増していて流石だなと思った。ストーリーはよくあるやつ

マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.0

テーマが『鬼滅の刃』と共通していた。度々出てくる主人公が“部屋でひとり”のカットが良い

ターミナル(2004年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

有名な映画なので観てみたが、あまりに楽しめなかったので自分なりに原因を考えてみた
・主要キャラクターの一元的な性格
・苦労を何でもかんでもポップに描く
・Victorが空港職員に愛されるまでの経緯が希
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.5

無機物との友情にどういうわけか共感して泣いてしまうのは、『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』のバギーちゃん由来な気する