美しく雄大なロケーションや美味しそうな料理、家族同然の愉快な仲間たちにとってもほっこりさせられました。
マキタスポーツ演じる大豆農家と、小日向さん演じるチーズ職人のエピソードがとても良かった。
ストーリー的にはありがちな青春映画なんだけど、劇中の音楽やダンス、ファッションからセンスの良さが感じられた。
手持ちカメラで少年ピオを追い続ける感じのドキュメンタリータッチの映画。
実際のスラム街での撮影ということもあって、その地の閉塞感やカメラワーク(手振れ満載)から緊張感を感じることができた。
主人公>>続きを読む
安心、安定の池井戸作品。
とにかく役者の演技(とくに顔の演技)の熱量が半端なかった。
TBS×池井戸潤の集大成と呼べる作品でした。
LGBT(性)の映画であり、牛や羊の出産、流産のシーン、父の介護のシーンなど生の映画でもあった。
激しい描写が結構多くあったが、神々しくもあり、美しいラブストーリーに仕上がっていたと思う。
妻ジョーン役のグレン・クローズの演技が素晴らしすぎた。アカデミー主演女優賞取ってほしいなあ!
それにしても若い頃のジョーンを演じていたのが、グレン・クローズの実の娘さんだったんですね。どうりで似てる>>続きを読む
マチルドの母への愛が全編において、感じられた。孤独なマチルドとフクロウのやり取りは重いストーリーを緩和させるのにちょうど良かった。
好き嫌いが分かれそうな映画だけど、自分は好き。とにかくチワワちゃんが魅力的だし、浅野忠信の存在感が半端なかったな。
ノワール映画であり、アクション映画でもある。ミュージカル映画でもあって、ラブストーリーでもある。
とにかく楽しい作品だった。
監督は本当に映画が大好きなんだろうなあ。