SNSのアナロジーとしてのバズ、炎上、キャンセルカルチャーを織り交ぜ、現代社会が抱える病を批評しており面白い。
ニコケイ自身も長らくネットミームの対象として消費されてきたこともつい思い出してしまう。
終始交わらない視線の矢印が、真正面から交わるラストがとても映画的。スケート上の幻想的ない照明で惚れ惚れするし、何より実際にスケートリンクを滑る演技、それを追うカメラの運動、アクションがたのしい。
居心地の悪さが終始漂う黒沢節が濃縮された45分。こんなの面白すぎるにきまってる。
オカルト、風水、都市伝説を絡めたエンタメホラー。細かいところは気にせずに勢いのまま進んでいく力強さが見事。
キーとなる「重葬」よろしく、牛丼食べてたら下にハンバーグが入ってたみたいな、ミッドポイントで>>続きを読む