yumikoさんの映画レビュー・感想・評価

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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

誰かを救おうとしても或いは救われそうになっても結局は誰も救われない世界。でもそんなもんかもなともおもう。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

玉木宏の鶴見中尉が原作ばりによかった。意外なみどころであった。

FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.5

生きるためにつく嘘は、結局、生きることを苦しくする、といったあたり。

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.5

騙す商売(ショービジネス)も誠意を失ってはいけない、というあたり。エノクかわいい。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.0

痛い…だけかとおもっていたら、父と娘(息子)のおはなしでした。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.5

もうあまりよく覚えていないが、どうにも哀しかった。人間のどうしようもなさ、というか。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.5

もうあまりよく覚えていないが、結局みんな自分のことしか考えていない。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.5

もうあまりよく覚えていないが、ほどよい倦怠感が心地よかった。文芸雑誌ってこういう感じ。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

もうあまりよく覚えていないが、あまりによいおはなしすぎた。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.0

もうあまりよく覚えていないが、なんだかメンタルな話になっていた。とりあえず纏めればよいというものではない。

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.0

もうあまりよく覚えていないが、あまり好みではなかった。焦燥感と海の嵐。

ファウスト(2011年製作の映画)

4.5

正気と狂気が陸続きで陸続きにみんな壊れてるから自分が壊れてることを忘れられる幸せの幸せが途方もなさすぎて絶望だった。

ニーチェの馬(2011年製作の映画)

5.0

たしかに砂嵐とジャガイモだった。最期の静寂。馬についてはもう少し考えたい。

ヴァンパイア(2011年製作の映画)

3.5

類推嫌悪の悪循環みたいなものが脈打っている(ような)ピアノと曇り空と白い風船の浮遊感(が足りなくて泣きたくなる)

エル・スール(1982年製作の映画)

4.5

哀しかった。みんな少しずつボタンをかけ違えて帳尻あわせようと映画みたり踊ったり手紙書いたり電話したり回想したりいろいろしてる。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

薄闇のなかひとまず今日だけ生きてみる。曇りの空がひろい。

マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

4.5

いろとりどりのガラクタにかこまれたバスタブで愛着の仕掛絵本をめくるめく。人魚の歌に殺められないやさしいパリジャン、悲愛の時。こぼれおちる真珠の涙とセーヌをかけるローラースケート。

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

5.0

セピアな生を見た(ような)。前世はトマトで来世はポテトかもしれないし、君の実存的な涙より僕のバスの時間のほうが大事なのである。歯医者さんも◎

霊魂の不滅(1920年製作の映画)

4.0

幻想映像美: 自分が卑しく醜いとき美しいものには耐えられない、というのはいいとしてしかしエディットの愛の美しさこそ幻想、におもえて仕方なかったけれど、そもそも幻想物語なのでたぶん結果オーライ。

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

4.5

記憶の水槽に落ちるシーン素敵空間。二組目のエピソードが好きでした。エンドロールはYUKI, こんなふうに生きれたら幸せなんだろうな、とおもった。

アランフエスの麗しき日々(2016年製作の映画)

4.0

メタ映画の詩、ないし20世紀の愛憎: 女は線とフォルムで語り男は動植物で語る(なぜに?)。夢うつつだったけど夢うつつな世界だったから結果オーライ。林檎。

世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ(2018年製作の映画)

4.5

ユーモアは文字通り流された血よりなる。イタリア系スペイン系移民の末裔、どちらも愛と転がる言語、タンゴ、投獄、学校農場、犬鶏、病、クストリッツァとムヒカの空気感もよい。

マシニスト(2004年製作の映画)

3.5

人間は機械のように壊れるけど、機械のようには直せない、とゆうあたりでよいのかしら。不眠症はあくまで比喩、ないし人間の証?

トルーマン・カポーティ 真実のテープ(2019年製作の映画)

4.5

才と生の痛みの相乗効果: それでも友と笑える日々が束の間あったのなら、、、たとえ道化の笑い、仮面の笑いと表裏であったとしても。

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.5

必見なのは確かだけど、ただ、アビーの人生が哀しい。

博士と狂人(2018年製作の映画)

4.5

追われながら追っていると勘違いするまで追いつづけなければならないことと友の約束をときに守らないことが友を守ることに繋がるといったあたり。辛い。

マーティン・エデン(2019年製作の映画)

4.5

転がるイタリア語、どこか違う処にいけそうな気がしてくる。マルティンの楽園?は血泥と涙に沈み、人は剥落のときが美しいなあと。色彩の郷愁。

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