yさんの映画レビュー・感想・評価

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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

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ギョッとする造形のクリーチャー、つるんとした顔の神さま、どれもがかわいい……。
ストーリーラインはシンプルなので、意外と観やすい。エンドロールが監督の名前だらけで笑っちゃった。情熱というかそれを超えた
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

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うーん……ずっと脚本がイマイチに感じちゃって乗れなかった。アクション映画好きなら楽しめるかも。

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

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音楽がカッコイイ。調べたらデビッドボウイとかマリリンマンソンとからしい。豪華だ。
交通安全の説教とガラステーブルに鋭角に突っ込む男で声出して笑ってしまった。
物語の辻褄は決して合わない。故に、ずっと考
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

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俳優、すごすぎ。さすがにシャラメ氏のファンになった。あと観る前に60年代のアメリカ情勢の勉強しておいた方がよかった。

関心領域(2023年製作の映画)

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焼却炉の臭いや悲鳴、銃声を必死に感じないことにしている奥さんにドン引きしてる観客に、「お前たちも、そうだよな?」と言わんばかりに、いきなり切先を突き立ててくる。無関心な清掃員。あれはそういう意味と思う>>続きを読む

ライアー ライアー(1997年製作の映画)

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一つ前にイエスマンを鑑賞したときに薄々気づいていたが、わたしはジムキャリーに関心がない。というかコメディすぎてどう反応していいかわからなくて、困り顔で鑑賞してた

ある男(2022年製作の映画)

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究極の人間関係リセット症候群。幸薄くて、映像から浮いてる感じの妻夫木氏がめちゃくちゃ魅力的。

知りすぎた少女(1963年製作の映画)

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ジャッロ映画なるものを初鑑賞。本作はヒッチコック的なサスペンス。冒頭の出来事をきっかけに、現実と幻想の間みたいな感覚が続いていくのが心地よかった。白黒のローマの街並みがクラシカルな雰囲気を助長してる。>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

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オム族がドラーグ族に蹂躙されるシーン、クールで淡々とした音楽が鳴り続けてて怖くてカッコいい。浮遊感のあるサウンドがクセになる。ストーリーとしても支配される側が反乱を起こして、勝てばハッピーエンド、とな>>続きを読む

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

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グロテスクな方向に想像を広げると、映像のグロテスク以上のものになっちゃうので、努めてコミカル要素を楽しむ。そうすれば何回でも観られる。

ブルーベルベット 4Kリマスター版(1986年製作の映画)

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「この世は不思議なところね」平和で牧歌的な美しい田舎町のご近所で、ひしめく不穏な蟲たち。どんどん曖昧になる境界線。いかにもリンチの世界観!映画館ではくすくす笑いも大欠伸も聞こえてきて楽しかった。

イノセンツ(2021年製作の映画)

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超能力という非現実を通じて、子どものもつ残酷さを静かに描いている。映像の美しさが不気味さの演出としてパーフェクト。暗く、長い夏休み。平等な命としてミミズと猫と子どもが死にます。

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

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ドリームコアを感じたくて、未視聴で温めてた本作をついに鑑賞!ショービズ側にも視聴者側にも風刺が効きまくり。気持ちいい。忘れられない女性に会いに行くって動機としてあまりにも陳腐だけど、たぶんそれもわざと>>続きを読む

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

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September、親の運転する車内でよく流れていたのを思い出した。愛は祈りだ。僕は祈る。同じ街に住んでるんだし、いつかまたどこかで会えるかもね。なんとなく、そう考えたい。ロボット錆び錆び映画の中でい>>続きを読む

ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

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のろのろ歩くゾンビさん達もはやギャグ。用もないのにショッピングモールに集まる。風刺がきいてるね〜。地獄が満員になると死者が地上に溢れ出すらしいです。良かった。EDも好き。
「ねえ!!イオンに泊まれると
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追悼のざわめき(1988年製作の映画)

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友人に勧められて鑑賞。何の縁か別の友人から現代の大阪・西成のヤバいエピソードを聞いたばかりだった。この世の禁忌が詰め込まれてる。欲望も愛も切実。映画で伝えたいこと半分も理解できてないと思いますけど、観>>続きを読む

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

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ロードムービー。旅先から絵はがき送るの良いよね。ガタカで気になってたジュードロウ演じるカフェオーナー、素敵だったな……。捻くれてるからアイスが溶けるカットが挟まれるのは少し狙いすぎと思っちゃうけど。

怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

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なんだこの変な映画は……(褒めてます)高校生たちが老人や怪物という弱いモノいじめをするシーンを妙に爽やかに描きつつ、主人公シューウェイの鬱積する感情の発露をじっとりじっくり魅せてくれる。悪意とセンスが>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

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ついに初鑑賞。おもしろ!!!キャラクターの魅せ方が上手すぎる。マーティがドクの運命を変えようとするところベタなのに良い。オチの爽快感も最高。こんなのみんな好きじゃん。そりゃそう。

GO(2001年製作の映画)

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在日問題を描きつつ、それを普遍的な高校生の恋愛映画の枠に落とし込むことで、すごくバランスがとれている良い映画。窪塚洋介が眩しい。これはまた観たい。良かった。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

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ふつうに声出して笑った。じい様、ハンマー握れず何度も落っことす。レザーフェイス、チェーンソーでトラックのドアにちょいちょいお絵描き。面白すぎんだろ

ビバリウム(2019年製作の映画)

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リミナルスペースに意味を付与されるとサムく感じるのかも。短編映画だったらもっと楽しめたと思う。冒頭でだいたい説明してる。

サスペリア(1977年製作の映画)

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学校、寮、博物館。いちいちかっこいい。さすがに流血の表現などは古さが否めないところもあったけど、画の作り込みがすごい。エコールの雰囲気を感じた。ルシールアザリロヴィック監督も影響受けてるのかな。ラスト>>続きを読む

ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

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ローラにクローズアップしたTVシリーズの前日譚。観たすぎてHulu契約しちゃったよ。ローラの人物像がより明瞭になったのと、S3でいきなり登場したかに思っていたジェフリーズ捜査官について多少補完された。>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

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エディマーフィーおよび山ちゃんに拍手。有名すぎるあの音楽がいたるところで流れる。

デューン/砂の惑星 4Kリマスター版(1984年製作の映画)

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前半30分くらいまあまあ退屈。主役のビジュアルの美しさでもっている。……と書こうとして、以前ヴィルヌーヴ版を観た時の自身の感想を読みに行ったら、まったく同じことが書いてあった。これは、DUNEにハマれ>>続きを読む

マルホランド・ドライブ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

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かなり終盤まで仕掛けが分からなかった。怖くて癖になるライドアトラクション。ストーリーを知らずに劇場で観られて幸運だったな。デヴィッドリンチ監督、やっぱり好きです。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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ミステリーじゃないです。事件の真相は明らかになりません。どんでん返しもありません。これは知った上で観た方がいい。思わせぶりなSNSのポストに騙されるな。秋の夜長にじっくり考えるための映画。

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

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1970年冬、アメリカの名門全寮制男子校が舞台。休暇中に帰る場所がない孤独な教師、生徒、料理長の話。まあありがちな展開ではあるんだけど、フイルムみたいな質感で演出したり、コメディを織り交ぜてくれたりで>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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ボーは臆病で、すべてに対して受動的(母の指示待ち)で、子どものような目をしてる。
これは結局のところ家族映画。母と息子それぞれの、この役割をやっていくことへの義務感と、その与えた愛に対する見返りの期待
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