「広島長崎の事を軽視している映画」なんて批判記事を事前に目にしていたので、どんなもんなのかと思っていた。
話の流れからすると、原爆の残虐性の描写はあってもいいけど必須ではないという感じで、そこまで神経>>続きを読む
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戦争映画としてのクオリティだけなら、プライベート・ライアンに並ぶ傑作。
とにかく映像と音楽が素晴らしく、西部戦線の地獄の塹壕戦、歩兵から見た戦車の恐怖を体感することができた。
ただ、、
最後の15分>>続きを読む
アメリカにおける黒人差別の本質を見せつけられると同時に、この事件を知らなかったことを恥ずかしく思った。
ミシシッピー州に代表されるアメリカ南部の白人が野蛮だったとか時代遅れだったとかそんな表面的な理>>続きを読む
彼がいかに軍事の天才だったかというありふれた視点ではなく、あえて等身大の人間ナポレオン・ボナパルトと妻ジョセフィーヌとの関係性を掘り下げてみた映画、という印象。
とはいえ、彼の人生のハイライトとも言>>続きを読む
毒にも薬にもならない、普通の戦争映画。そもそもベトナム戦争ものは癖が強すぎて観終わった後ハイになるか鬱になるかのどっちかの中、この映画はほんとに健全。
ベトナム戦争ものの映画は傑作が多いものの、どれもこれも癖が強すぎる印象がある。ディアハンター、地獄の黙示録、フルメタルジャケット、プラトーン、、
ベトナム戦争当時の空気感や雰囲気をフラットに感じたい>>続きを読む
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敗戦国の軍人を戦勝国が戦後に裁判で裁くってやり方はただのリンチのようで大嫌いだけど、アーモン・ゲートだけは裁かれてよかったと思った。
200分超えという圧倒的な上映時間にビビり倒しながら鑑賞。
作品全体を通してとにかく丁寧に作られていて、そりゃインド映画並に長くなるわなという印象。
演技派の俳優を各所に配し、原作に忠実に(読んで>>続きを読む
いわゆる「Me Too運動」のきっかけとなったワインスタイン事件を描いたノンフィクション映画。
NYタイムズの2人の女性記者が主人公ですが、2人とも子持ち共働きで超激務という、現代の女性の一つのステ>>続きを読む
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初代のジュラシックパークに思い入れが強いので、今作はまさにオールスターキャストで所々にオマージュもあってグッときました。
メガネ社長がなぜか持ってるスプレー缶でもしや、、と思ってたら期待通りの展開で>>続きを読む
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大沢たかおの王騎が板に付いてきた今日この頃。
トヨエツの麃公も佐藤浩市の呂不韋も原作とイメージはちょい違ってもこれはこれでいい感じ。
この先の山場に向けての前振り、といった趣が強かった2作目でした。
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アーニーを殴って家を飛び出したギルバートが家に戻ってきて、アーニーとじゃれ合うシーンで少し涙が出そうになった。
アーニーは全てわかってるんだなーと。
普段どれだけ大変な思いをしていても、報われる一瞬>>続きを読む
最初の20分くらいがピーク。
サンドラブロックのコスプレ(多分監督の趣味では)と、いちいち目を見開くラドクリフ君の面白フェイスが見どころ。
Oh Captain , my Captain!
このシーンは名シーンですよね。本当に素晴らしい映画。と言いつつ最近までイーサン・ホークが出てたの知らなかった。