200分超えという圧倒的な上映時間にビビり倒しながら鑑賞。
作品全体を通してとにかく丁寧に作られていて、そりゃインド映画並に長くなるわなという印象。
演技派の俳優を各所に配し、原作に忠実に(読んでないけど多分)淡々とストーリーが進む。
1920年代のアメリカの時代背景を随所に感じさせながら、FBIの誕生というもう一つの主題を絡めつつ、ストーリーはクライマックスへと向かっていく。
イキった小物役をやらせたら当代一のディカプリオ、老体に鞭打ったデニーロお爺ちゃんの怪演もさることながら、凛として誇り高いネイティヴアメリカンの妻を演じきった、リリー・グラッドストンの演技が印象に残った。