なりたさんの映画レビュー・感想・評価

なりた

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ラストマイル(2024年製作の映画)

4.9

まじで食らった。群像劇×おしごとムービーを軸に据えつつ、伏線とかメッセージ性も盛りまくりながら完璧にまとめ上げた大傑作!
クロスオーバー作品でも、キャラクターに依存せずに、しっかりした土台のストーリー
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.7

主演二人の演技は凄すぎるけど、なんか全体的に説明が少なくて繋がりが良くない印象やった
たとえば、薬を売り始める動機とかがはっきり描かれてないから、それを前提にしたその後の心境の変化もイマイチ響いてこな
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ダークタワー(2017年製作の映画)

3.6

導入の気味悪さは最高やけど、それ以外はよくあるアクション映画やった
その割に節々の設定が細かくて、原作では世界観が緻密に作られてるんやろなという雰囲気を感じた
とはいえ短いし、エロい悪役マシューマコノ
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

-

自分の運命とか死んでいった仲間のためとはいえ、主人公が死の覚悟を決める過程をじっくり追体験させるの、相変わらず児童文学じゃなさすぎる笑

ダンブルドアも、せっかく会えたんやから、ずっと隠しててごめんの
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.9

昔はハリーとハーマイオニーが絶対結ばれると思ってた

実際はそうはならなかったわけやけど、大人になった今では、安易にくっつかなくて良かったと心から思ってる

でも、この二人には、親友以上で、家族ともち
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.6

職場の所長主催のイベントで鑑賞

神に赦された男による、赦しの連鎖の物語

しかし、ほぼ唯一その枠から外れているジャベールが不憫すぎる

バルジャンが、自己犠牲や利他といったおそらくキリスト教的価値観
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

-

あらゆるシーンに見覚えなさすぎて、よく考えたら映画は一回も見たことない気がしてきた
実家にこの巻だけ小説あるから、、そういうことかもしれん

ジニーが隣に来るだけでドキドキしてまうね

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

全体的にきわめて芸術性の高い仕上がりなのもさることながら、ほむほむvsマミの戦闘シーン、さやかちゃんの活躍など見どころも満載

円環の理への叛逆によってまどかが"裂け"て、元の人格のまどかが取り戻され
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語(2012年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

他人のためを願い、例外なくそれぞれの形で裏切られてきた魔法少女

それでも最後、まどかは他人のために魔法少女になる選択をする

それは、最初言ってたような、自分には何もないから、とか自己肯定感の低い理
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語(2012年製作の映画)

-

今週末打つパチンコまどマギに向けてモチベ上げ

他人のためを思った行動が全て裏目裏目
人が絶望に至る過程の描写が丁寧すぎる

キュゥべえも、嘘は多分1回もついてないし、言ってることは間違ってない感じが
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DEATH NOTE デスノート the Last name(2006年製作の映画)

3.8

正義を通した夜神親子の関係性の脚色がなかなかよかった パッパのラストの慟哭は泣きそうになったし、突入シーンとか見せ場も多いし実質主人公まである

月の作戦の一環とはいえ、片瀬那奈が無能すぎるのは気に
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DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)

3.7

月が彼女を巻き込んだのを、過剰にサイコ演出したりしてチープにせず、含みのある感じで済ませたのが良い
甘いものしか食べへんLが、最後宣戦布告さながらポテチ食べてるのも粋やな笑

サユちゃんやってる20代
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

-

これを映画館で見れると思わんかった!ありがとうユナイテッドシネマ
しかも久々の4DXやったけど、見ないうちに技術がめっちゃ進化してて、ディメンターが来た時の寒さとか、首絞められるとこまで動きに反映され
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

-

シンジくん踏んだり蹴ったり過ぎる笑
盗まれたお金必死に取り戻そうとして今度は詐欺に引っかかるみたいな

あんだけのことしといて、ヘタレが!で済ませるアスカの漢気よ

劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:(2024年製作の映画)

3.6

見る直前にyoutubeでEDのネタバレ食らってなえた笑

日常パート削って1本の総集編にしてもよかったかも(過激派)

キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

4.2

まさに今までの集大成!過去作n本分のキャラの厚みと魅力で圧倒される素晴らしい一本

特にやっぱり大沢たかおの王騎の完成度がすごすぎる、怒号が腹の底に響いてきて震えた

あと戦闘モードの新木優子が神々し
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

3.8

不死身同士の喧嘩が無茶苦茶すぎて最高!

とはいえXMENもロキも未視聴なのもあってか、ストーリーさすがに訳わからなさすぎた笑

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

特殊能力の女の子をしゃーなし目的地に送り届けるうちに親子の絆が生まれるとかいう実質ラストオブアス

最期の瞬間だけでも普通の幸せを許されてよかった、、

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

4.0

少年がイヤホンを外し世界と向き合う時

話のスケールはでかいけど、シンジくんに見えてるのはあくまで、自分の存在意義とか、親から求められてる自分みたいな、中2目線の小さい世界なんやなーと

色んな設定と
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.6

やけにリーガル要素強いのなんなん笑 アニメで司法研修所見るとは思わんかった

ほんで安室さんはなんや?一挙手一投足回りくどいし、車で爆走したと思ったら急に愛国心披露するし
公安お得意の違法作業だッッ!
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劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:(2024年製作の映画)

3.7

オタクから巻き上げる総集編と分かりつつ、巻き上げられてみた

ライブのシーン、アニメの時より指の動きばっちり合ってた気がするし、演奏グダってる時の感じもかなりリアルになってた気がした

構成も、コンパ
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.2

語るべきものを持ってるとか、何かを生み出す人はやっぱり尊敬するなぁ、この気持ちを忘れないでいたい
短いけどエネルギーに溢れたいい映画やった

あと、雪国やし、最初に隕石が落ちた位置が新潟に見えて、新潟
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

涙がで、出ますよ

コロナを経てちょっとした孤独を味わった今見ると、マン博士を責める気にはなれへんなぁ〜
それに比べて、宇宙船で20数年間待たされたのにケロッとしてた黒人のおっちゃんが鉄人すぎる

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ドリフばりの地球滅亡のバックで、後悔は1ミリもないとばかりに流れるでんぱ組が痛快すぎた

爽やかセカイ系という意味では天気の子を思い出すけど、ポッと出の女の子と違ってゼッタイ大親友と言われたら納得せざ
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インセプション(2010年製作の映画)

4.2

これぞノーラン!下積みを経て満を持してこれ出したとき気持ちよかったやろなぁ

ハンスジマーの劇伴も、いつも以上にシーンとの一体感が半端なかった
特にラストでギターが聴こえてきた時の清涼感がヤバイ

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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.7

ライジングの、リーグオブシャドウズ周りの話がやっとよくわかった

ノーランってすごい理詰めの人って印象があるんやけど、今回も、恐怖・トラウマとの対峙と克服がテーマなのか、そういうモチーフがしつこいくら
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.7

生きる意味を失ったおっさんが、守るべきものを前に再びバットマンとして立ち上がる・這い上がる(rise)的な?

別の世界線でバットマンのスーパーパワーはお金って言ってたけど、ただの豪華に武装した一般人
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.1

カオスの権化ジョーカーの問いかけに対して、ルールを通し切ることで正義の形を示すバッツに痺れる

昔見た時はトゥーフェイスを蛇足に感じてたけど、改めて見ると、あくまでジョーカーが仕掛けた装置という意味で
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.3

記念すべき新潟での初映画!

日常の中の非日常もとい、非日常の中の日常!目を背けたい真実と葛藤、そして壊れゆく世界!
飽きのこないアニメならではの表現とテンポ!意外ながら完璧な人選と、それを活かし切る
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正欲(2023年製作の映画)

4.0

たまたま持って生まれた趣味嗜好が社会的に許されてるかどうかなんて、殺生やんなぁ
でも、自分を理解してくれる人と出会いたいのは誰しも一緒やねー
どれくらい違うかじゃなく、どれくらい同じかということにフォ
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.7

誰も本当の自分をわかってくれへんみたいな感じかな?
最近のブラックウォッシュな流れへの風刺の一方で、細かいけど、個人的には、作中唯一のアジア人が露骨に最悪の扱い受けてたのが悲しかった笑

新幹線で見る
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

安易に「あくまでナチスを倒すために原爆開発に注力した」みたいに単純化してなかったのが、事実への真摯さを感じてよかった

14歳の栞(2021年製作の映画)

4.0

クラスメイトの多様性エグい、公立中やからかな?知らんかっただけかな?もっと色んな人と喋ればよかったな
モラトリアム延長戦のいま見る意味は割とあったかも

あと、ちっちゃい地下の映画館から外出た瞬間、池
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8

IMAX@としまえん

カルトっぽさが前作よりだいぶ増してて、それでもこれでもかという映像美でSF超大作のガワを保ってる異色の存在
最大の敵の取ってつけた感にイマイチ乗れなかったのと、前作同様主人公の
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

世界観の奥行きがヤバい、音楽も良いし

最後の戦いがよく分からんかったのと、主人公の肝が座るとこにいまいちカタルシスがなくて尻すぼみ感あったけど、2楽しみ!!久々にIMAX行こっかなー