YuyaTakegawaさんの映画レビュー・感想・評価

YuyaTakegawa

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パレード(2024年製作の映画)

3.5

喪失感や罪悪感を抱えている人にとっては沁みるはず。ただ自分にとっては感情移入できる人物がいなかった(類似の経験がないからだと思いますが)。とはいえ映画への優しい眼差しに終始包まれて心地よい時間が過ごせ>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

サスペンスとして観ればよくある話。この映画のクライマックスは録音を元に再現される夫婦喧嘩のシーン。敢えて男女のステレオタイプの逆の役割を与えて話の流れにたっぷり現実味を乗せつつ、痛烈な皮肉をかましてく>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

過去作を観てる人にとっては説明的すぎるように感じるかも。。「私はアナ」の繰り返しは少しやり過ぎな感がw 映画愛。

裏窓(1954年製作の映画)

3.5

ワンシチュエーション。流石の出来だと思うのですが、今観てしまうとあんなに綺麗な人(グレースケリー)要らないよなぁ、とか思ったりw

メアリーの総て(2017年製作の映画)

4.0

詳細どこまで史実に則っているかはさておき、メアリー・シェリーのことを知らない方にとっては入口として良いのではないでしょうか。「哀れなるものたち」の下敷きになっているのは確かなので併せて観たい。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これまた「フランケンシュタイン」とその作家をめぐる物語。著者メアリー・シェリーの旧姓はゴッドウィン(父の名)であり、フェミニズムの祖と言われるメアリーの母は出産と引き換えに命を落としている。メアリーと>>続きを読む

ザ・マスター(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

PTSDに悩まされる元軍人の魂の軌跡。教祖との擬似親子関係(教祖からはまた違う角度に見えるかもだが)を軸に話は進む。マグノリア的な展開かと思いきや、最後は離れ離れになり自分を取り戻すという流れ。最後バ>>続きを読む

ジャニス リトル・ガール・ブルー(2015年製作の映画)

3.5

知っている話も多かったけど改めて彼女の孤独を感じる一本。

マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.0

英語の勉強兼ねてはじめたabceedにて。結局は飛行機がホーム、何だか寂しく感じましたね。展開はありがちと思いきやハッピーエンディングに行かず、シニカルではあるので面白いと言えば面白いのだが。何だか歳>>続きを読む

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.0

原作未読。娘のリクエストにて。幾層にも重ねていく構造は面白い取り組みですが、中盤以降ある程度答えが見えてくるのでカタルシスがない。

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.5

正月に観る映画ではないがw ダレることなく最後までハラハラ。

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.0

完全なるミュージカルはあまり得意でないので敬遠してましたがバビロンきっかけで。映画史で重要な作品であり、チャゼル監督が大好きな映画なのだとはよく分かりました(ラ・ラ・ランドもまんまですね)。来年は苦手>>続きを読む

I AM THE BLUES アイ・アム・ザ・ブルース(2015年製作の映画)

4.0

貴重な記録。現代に生きるブルーズマンたちの姿を追うドキュメンタリー。一度として同じフレーズは弾けない、とさらっと言えるのが格好いいですよ。こんな爺さんになりたいw

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.5

宗教を盾にした独善、と狭義に捉える話でもないのはよく分かる。ありとあらゆる偏見、差別の構造に通ずるお話。事実を基にしているとはいえ、どこかよくあるテーマかつ描き方にも見えてしまった。

REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.0

あぁ、あれに似てるなぁ、とか思いながら観るには良いかも。

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.5

はじめて観たら4とか付けたかなぁ。今までになく温かい作品だなとは思います。ミニマルな表現と時折クスッと笑える組み立てと、映画愛。

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.0

さすがインフルエンサーが作ったと言うだけあって分かりやすくて怖い。結構お客さんも入ってて話題になってるのがよく分かる。家族やドラッグの問題なども織り込んだ形で深さもある程度出しつつ、中毒性高い仕上がり>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

セリフ少なく進む日常。光と影の織りなす揺れと今日はこの日しかないという感覚。変調と受容の繰り返しのように見えて新しい完璧な日々が重なっていく。良いことばかりでもないけれど、悪いことばかりでもない。音楽>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

3.5

先に日本のリメイク版を観たので、余計に違う物語に思えたが、これはこれで展開の面白さがある。

エゴイスト(2023年製作の映画)

3.5

前半ドギマギしますが、、中盤以降が本番。こうすれば相手は幸せだろう、っていう放射するエゴから、私が幸せと受け取るのだから相手の意図は関係ないでしょ、っていう吸収するエゴへ。転換点となる封筒のやり取りが>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5

ナポレオンの人生をどう描くか。史実に則りつつ、彼を、戦争の天才か、1人の女性を追いかけたただの人か。その両方を盛り込みたかったとは察しつつ少し焦点がぼやけた気がする。もっとジョセフィーヌとの関係を背景>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

エンジニアとピアニストの息子という生い立ちが彼の基礎であり骨格なんですね。ストーリーは全部真実ということではなさそうですが「大衆に楽しまれる芸術作品」を何故志向したのか、そこに至るまでのリアルな苦悩の>>続きを読む

ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

4.5

これは期待値を超えましたね。冒頭の、朝の野菜の収穫から始まり、午餐が完了するまでの、素材(というか自然)が芸術である料理に昇華されるまでの一連のシーンが秀逸すぎる。季節や時間の移り変わりを丁寧に映した>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

4.0

デイミアン・チャゼル監督の映画愛が詰まった作品。ちょっと冒頭は面食らうシーンも多いけどw たぶん完全には見つけられてないけどオマージュたくさんあったと思う。「サンセット大通り」の冒頭や「群衆」のラスト>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

「聖なる鹿殺し」の2人が出てるからか長閑な風景のなかで不穏なんだよなぁ。アイルランド内戦、宗教と恋愛、死を告げるバンシー、に閉鎖空間の瑣末なドラマが絡んでくる。不条理劇を観ているようで、少しずつ浮かび>>続きを読む

トリとロキタ(2022年製作の映画)

3.5

淡々と姉弟の過酷な日常を突きつけてくる。余計な演出がない分リアルさが増す。

バービー(2023年製作の映画)

3.5

バーベンハイマーの件もあり、敬遠してましたが、結論、良い映画でした。ちょっとした「2001年宇宙の旅」へのオマージュとか映画愛も感じられました。女性性、男性性、性そのもの、権威、肩書き、役割、ルッキズ>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

ところどころクスッと笑えたり、良いこと言ってたりするんだけど、ちょっと置いてけぼり感はあるかなぁ。これが監督の個性なのだとは思いますが。他の作品の方が好き。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

長かった、、濃厚なのですが。ディカプリオのダメ男ぶりがなかなかサマになってて良い。

最後まで行く(2023年製作の映画)

4.0

妙に痛快なブラックコメディ。ひねりの効いたストーリー展開と、二匹の"トカゲ"の暴れっぷりに最後までハイスピードで引き摺り回されました。

テノール! 人生はハーモニー(2022年製作の映画)

3.5

ストーリー展開はとことん予定調和で浅くても、このタイプにはホント弱いw 音楽だけでも泣けるので、もうダメw

Winny(2023年製作の映画)

3.5

評価はあくまで映画作品として。事実に基づくストーリーだけに、もっと金子勇氏を軸に人間模様を掘り下げても良かったのかな、という印象。風化させてはいけない事案なのは間違いないが。警察の裏金問題も関連性はあ>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

ダメなやつが沢山出てくる西川さんの作品。いつも、必ず、自分の触れられたくない部分を、抉ってくる。自尊心ゆえに人の好意をまともに受け入れられない主人公が、人生において依って立つ、「あるもの」を見出して、>>続きを読む

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

4.0

スタイリッシュなバンパイア・ロマンスを期待すると裏切られる。ジム・ジャームッシュ自身を投影しているであろう、成功者と見做されて久しいバンパイアの、厭世、孤独、プライド、冷酷さ、懐古主義、そして切羽詰ま>>続きを読む

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