aさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

a

a

映画(352)
ドラマ(21)
アニメ(0)

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

-

「秘密の森」らしくコンパクトでクローズドでちょっと神秘的でよかった
アトロクでセリーヌ・シアマの作品は全部「期間限定の舞台設定の中、登場人物たちの対等な関係を描く」ものだと言われていたけれど、その関係
>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

-

のんがさかなクン役なのもさかなクン本人が出てくるのも設定が柔軟というかこの作品のらしさでよかった、そういうはみ出し方が許容されるおおらかな世界だった
ものすごく好きなものがあるということには猛烈に突き
>>続きを読む

花様年華(2000年製作の映画)

-

トニーレオンもマギーチャンもストーリーも画面も大人っぽい!!美しい 雨が似合う
これはどっぷり浸かりたいやつなので、4Kリマスター上映に行きたい

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

-

初小津作品だったけど何も知らずに遺作から見てしまった
「娘を嫁にやる」ことの話なんだけど、この時代のその周辺の価値観がどうしてもキツいので、それがメインテーマだと細部はいいなと思っても全受容はしづらい
>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ずっと観たかったやつ。めっっちゃよかった。全編絵画みたいに美しくて見てる間ずっと幸せ
視線というものの意味や雄弁性がこれほど際立っている作品なかなかないんじゃないだろうか…。一方的に見られていたはずの
>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

-

エルヴィスがゴスペルと出会う場面がよかった。ブラックミュージックとカントリーを融合させて広めたエルヴィスの偉大さ。体制側につかず言うこと聞かないところもかっこよかった。ただどうしても悪徳マネージャー切>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

-

画面がかわいくて親しみやすいので気楽に構えてたら全然話分かんなくて脳がバグり、そういえばウェスってこんな感じだったな〜と少しずつ思い出した。あと出来事そのものとしてはシリアスなことでも距離の取り方が戯>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

-

思った以上に直接的にロックフェスだった。名前が違うと見つけられない ってなんかかっこいいよね。犬王の声が残るね

カモン カモン(2021年製作の映画)

-

見ていて多幸感があってふわふわとした気持ちになってしまい記憶があんまりない
カモンカモンの言葉はちゃんと見てました

アネット(2021年製作の映画)

-

・オープニングめちゃくちゃかっこよかった。あの歩きながら歌うところもう一回見たい。
・スタンドアップコメディのシーンもよかった。ヘンリーのカルト的人気がある感じが分かってしまって、アダムドライバーはす
>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

-

お互いにめちゃくちゃ褒め合って、卑下してたらビンタして止めてくれる関係良すぎる
2人は特にだけどみんなギークな感じで可愛い🫶ライアンもめっちゃ可愛い、エイミーが好きなの分かるし好きな理由もきゅんだった
>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

-

出だしのラップから好き!ってなった。ラテン系音楽とエネルギッシュなダンスとでめちゃくちゃ元気出る。 これ映画館で観たかったな。

全体としてとてもパワフルな印象なのだけど、移民や人種差別の問題は、連帯
>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

-

不穏で謎めいてて秘めた狂気や慕情がたゆたっていてかなりよかった

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

-

たくさん泣いちゃった。歌っているときの気分は?と聞かれたときルビーが手話で答えるところ見入ってしまった。あんなに感情を読み取るみたいに伝わってくることあるんだね。言葉で言えないけど手話でなら表現できる>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

-

棒読みが癖になるといえばなる?「魔法(よりもっと不確か)」の古川琴音が本音を言うシーン(実際は言わない)が好き

月曜日のユカ(1964年製作の映画)

-

加賀まりこがコケティッシュで超可愛かった。時々出てくるヌーヴェルヴァーグっぽい現実離れしたショットも面白かったし、ストーリーもとっても好みだった。こんな軽やかに破滅を起こせる女の子いるのかしら…

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

5.0

本編も劇中劇もその重なり合いもすごくよくて、ワーニャ伯父さんのラストでソーニャが「生きていきましょう」って語りかけるところが刺さったまま。手話の身振りも力強くて美しかった。
辛いことを乗り越えられずに
>>続きを読む

緋色の街/スカーレット・ストリート(1945年製作の映画)

-

とてもよかった

主人公も被害者ではあるのに多分一番暗くて虚ろな末路になってしまって、あまりにも報われない人生

あの頃。(2021年製作の映画)

-

桃色片想いのMVが流れるシーンがすっごいよかった 松坂桃李と共にあややオタクになりかけた
映画としてはアイドルを媒介としたコミュニティの話がメインだったけれど、内向きでホモソーシャルなノリもあってそこ
>>続きを読む

サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

-

結構前に見たやつ
あまりにサンドラが弱い立場にいて見てて苦しいけれど、そこからなんとか抜け出そうとするの、めちゃめちゃ応援したくなるし娘たちへの愛にも泣いてしまう
こういう物語を自助・共助の物語とせず
>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

だいぶ前に見たので結構忘れてしまった
辛い出来事を乗り越える話はいくらもあるので、乗り越えられないとはっきり述べられて、ちょっと不意を突かれた 
でも、あんな辛い出来事ののち、乗り越えられない方が切実
>>続きを読む

ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

-

ストーリーよく理解できず。ハイコンテクストな感じ。しかしもはやウィンとファイも見分けられていなかったのでただ2人の激情を見ていた。ドランぽいなと思ったらドランがカーウァイを好きらしい。イグアスの滝、そ>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

-

タイムループ以外はほぼほぼ今の現実なんだろうと思い、起こっている出来事も分断の深さも信じたくないけれどきっとリアル
フィクションとしてはタイムループという設定が先の見えなさにハマって最後のメッセージも
>>続きを読む

バッファロー’66(1998年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

まず子供誘拐するの犯罪だし、そこから何も頑張らなくても超かわいい女の子がダメな自分を絶対的に肯定して恋人になってくれるの、夢物語すぎてある意味では最後まで裏切られ続けた。せめて年の差バディムービーであ>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

-

こういう物語のあることの希望 やっぱり味方が必要だよね
タクシー/車/歩き/自転車の対比とか、画面内で高低差付けたり、差異を際立たせる演出よかった

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

-

どういう形であれカルチャーを愛していた人の心が動かなくなってゆくのが悲しかった 労働とは…

サマーフィーリング(2016年製作の映画)

-

心の機微が丁寧に繊細に実直に描かれていてよかった。ロレンスの感情を抑え込んでいる様子に涙 でもただ単に理性的というより守りたいものを守るために意志で決断し、前に進むところが賢さとして映った
あと、16
>>続きを読む

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

-

ほとんど頭に残らない会話を流し聞きしながら構図の美しい映像を楽しむ至福

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

-

これ、心理戦とか言葉の応酬とかが醍醐味だと思うのでもうちょっとバチバチのバトル感がほしかった でもあの量の台詞とか地の文を映画で詰め込むのはきついのかも