このレビューはネタバレを含みます
4DXで観ることで、これはもはやアトラクションになった
アトラクションなので、ステイサムが序盤に出てきたパワードスーツじゃなくて、ヘリのプロペラでサメをぶち殺すのも頷ける
副鼻腔に海水を通して水圧を>>続きを読む
大体、生きてる大半は死について忘れてる
だけどこの映画を見てる時間は、いつか必ず死ぬことを忘れることができずにいる
側から見たらただのおむずがりだけど、本人からしたらきっと、人生をかけて自分の価値基準を探しているのでしょう
緑の光線が、出るやら出ないやらで
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道路を挟んで、世間の爪弾き者が二人
このファーストカットから右肩上がりで物語が私の心を掴んで離さない
あのおこりんぼが、人助けのために笑顔でブーツを叩いて小銭を出そうとしているなんて
カンフーアクションがほどほどに炸裂
全然違うけど、ネメシスみたいなインディー映画のアンバランスさを思い出させる
ただ矢で矢を弾くなんてシーン見たら、とりあえずヨダレは垂れる
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フォレストウィティカーの神経質な目元が、これ以上ないくらい生かされたキャラクター
ジャームッシュはジャンル映画をジャームッシュ的に解釈していく作風があると思ってて、ジャームッシュがノワール映画を解釈>>続きを読む
スローシネマの出来はどこで決まるのだろう
少なくともこれが良作であることは間違いない
不良少年、サイボーグの大男、精神病棟の母
液体金属のキラーマシーンから逃げるその先に人類生存をかけた闘い
このプロットがなぜこんなにリアリティを持って観れるのか
幸福な一本
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ずっと引きずってしまう映画
予知により知ってしまった、夭折する子ども
それを産むことで、短い時間の幸せをその子どもの中で感じること、それにも意味があるという結論
その未来のために進んでいく母親
決し>>続きを読む
人と人が付き合うレベルを超えて、人に迷惑をかけるやつは、どんなやつに転生しようと迷惑
というテーマの語り口はこんな遠回しな方法でなくてもいいと思ってる自分がいる
エマストーンのやりたいことに追従するカメラとヨルゴスランティモス
ただそれだけ
今まであったような理屈と倫理観が互いを刺し合うような演出は見られない
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まずはツインピークスリターンズがもっかい観れて嬉しい感じ
出ない出ない詐欺しつつ、監督がヘリから出てきた瞬間に興奮するこんな演出は他にはお目にかかれない
第七の封印パロだって、もはや恥も外聞もなく>>続きを読む
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思わせぶりな投身自殺、新薬の処方、ナイフを持った裸の狂人
車に轢かれるまでが濃密で面白すぎた
油が切れてテンポが錆びつき、演劇に至ってはナレーションによる絵解きが致命的
爆破させたり縮めたり戦わせた>>続きを読む
ジャームッシュの映画は不思議だ
何かあると、退屈になることがある
何もないと、退屈もない
徹底的に手を尽くした、自分たちを嵌めようとしている者たちには、なす術なく、全く抗えない
というだけのテーマにも関わらず、これは確かに
完璧な悪夢
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博士の解説を、手話で説明してる女性がトップレスになった時に、俺も手話勉強しとけばよかった…って嘆くくだらないシーンが好きで好きで
ありがとう
英雄でも悪魔でもない
ジョセフィーヌのことで頭がいっぱいで、仕事のことが手につかなくなった、ある成功者の話
誰かを犠牲にして世界を救うビジョンが、自分だけには見えている、という考え方、事象
この設定だけでまだまだおかわりが食べれますよ
いろんな作為があるとは言え、およそ考えうる最高の盛り上がりを魅せるラストシーン
会場が揺れた
キムズビテオはそもそもインディーズ映画界隈で有名な店らしく、ファニーページの撮影監督などやってるショーン>>続きを読む
こうも期待されてるものを何度も作れるんだから、いくら本人が失敗作と言っても、この映画はこれでいい
うろ覚えだけどデッド・ドント・ダイ観たおっさんたちが、あれは、はなればなれとの共通点が〜とか喋ってた>>続きを読む
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ネタの出どころは、パルプフィクションのブルースウィルスに日本刀で切られる地下室のあいつらと読んだ。あのギャグボールしゃぶったあいつは、いつからあの箱にいたんだろう、、パルプフィクションはそれが一番怖か>>続きを読む
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ドキュメンタリーも入ってきたら言うことないなあと思ったら入ってきた
半透明の幽霊が当たり前に登場する冒頭のセンスの良さ
半透明になってたら大体幽霊なんだよなあ
「どこかに落ちてる、観たくない映像」の具現化
というコンセプトだけで喜べる
もっと他の監督もやってくれ
エンターザボイドを超えたゲーム感と幽霊感
映画のストーリーを語るのに何が主導権を握るのか
それは360度カメラだ