エンタメとして最高のテンポ感
なかなか良いキャラクターが多い
最後に気持ちよく終わってくれて、
ありがとう
精神世界の記憶の映像を、芸術的に閉じ込めたような映画。
メカスや佐藤真を思い出さずにはいられなかった。
永遠に過ぎゆく時間の中で蓄積されてゆく記憶がより愛おしくなり、そして映画という媒体がより好きに>>続きを読む
面白すぎる
感心するほどに静的な不気味さ
音や被写体との距離感やカメラの動き、全てゾクゾクしてしまう。
真に恐ろしいものは、静謐さを帯びる必要がある。日常の私たちの視界に過剰な動きはない。
この>>続きを読む
楽しかった
あざといまでの伏線回収、演出、ご都合主義、大袈裟な表情と音楽、その上長尺……
と、
私含め捻くれた人間がこぞって嫌いな要素が詰まっているのにもかかわらず、楽しく観られるのは、インド的な>>続きを読む
人は去る
なぜ去るのか
私自身は明確な住所も故郷も持っているのだけれど、
今いるここは果たしてどこで、私はどこから来て、どこへゆくのか、
一体どこへいけば許されるのか、旅をしたいが、きっとどこにも答>>続きを読む
淡々とした映像なのに、
話は瑞々しい
思えば、青春を映すのに過剰な演出は不要なのかもしれない。
2000年代の邦青春ドラマだ!!
懐かしい!!
と、なりました
幸福が楽しいとは限らない
この頃よりかは、外面は優しい世界になった‥‥と思いたいが、腹の底では何を考えているのかより勘ぐっちゃう世の中になったかもしれないなぁとふと思った。
しかしながらそれが他者>>続きを読む
これはサントラ、聴きまくってしまうなぁ
私と貴方との関係性は、
変化していくのが本質
そればかりか、私と私との関係性も……
それは祝福されるべき事なのですが、
その過程で悲しくなるのも、
また人生>>続きを読む
1本の作品としては良いんだろうけど、
原作→映画の意味はあんまりなかったな
完全に自分が悪い
このレビューはネタバレを含みます
やはり面白い
1の不気味さと棘も恋しいが、
これはこれで良い
あと大水も恋しい
この2が大きなフリとなって、
3で爆発すると期待
とはいえ、
どう転ぼうが永遠に続いてほしいシリーズではある
東京>>続きを読む
邦題のダサさ以外、
娯楽&芸術の映画として非の打ち所がないな……。
話は面白いし、
カメラの動きは洗練されているし、
必要十分の尺。
とにかく楽しく、ウキウキする90分。
And he did.
小津の作る会話には、
癖になる美しさと不気味さがあるんだな
無駄を排除した、無駄の表現
「おはよう」「今日もいい天気ですね」
無駄だけど、ないと味気無くなっちまう
意味のない「アイララブユー!」>>続きを読む
思わず笑ってしまった。
今日日こんなこと言うのはナンセンスと判断されても仕方ないが、俺(やその類のゆるい人間)の「男」を全否定されてしまい、とにかく痛快だった。
好みの情緒も静けさもほとんどないが>>続きを読む
好みだが、らしからぬ厭世観からの、
やはりロメールといった感じの締め括りでかなり良かった。
捨てる動作が好きだったな。
この手のタイムリープものはあまりに自分の人生と無関係すぎて、「あ……そっすか……。」と思ってしまい、好みじゃない。
……が、本作の仕組みと起承転結は、(あくまで自分の)人生への気づきが盛り込まれていて>>続きを読む
この作品に限った話ではもちろんないが、ワンショットの中に、笑い(弛緩)と暴力(緊張)が混在しつつ、それでもテンポを崩すことなくストーリーが展開しているのがヤバい。
情緒は劣るが、ソナチネより笑える。
長時間どっぷり浸かると勝手に星5になってしまう。
崩壊と乱痴気騒ぎ!
『8 1/2』を彷彿とさせる。人生は祭り。
笑えるし、悲しい。
歴史を語る時、
喜びも悲しみも等しく必要であるのだ。
どっちつかずで、
矛盾したナヨい男を撮るのがうますぎる。
恋愛に明確な2択が生じた時点で、
どちらに転ぼうがそれなりに蟠りが残るのだが、このラストの清々しさたるや
毎度人生を肯定してくれてあざす
きしょすぎて飽きない。
「こんなやついねーよ!」とは言えない
屋上、幻覚、覗き、銃や縄
グロではない不気味さ
蛇行してゆく男の背中……
かっこよすぎ、おもしろすぎ
ぅちらゎ、弱いろくでなしだから、
この虚しい日常に耐えかねて、だめなことをしちゃう(><)
作品と関係ないが、この退屈への耐え方の手段の変遷により、人々はどうなっていく>>続きを読む
今泉作品、「いつ終わるんだよこれ。90分の作品撮りまくってくれよ。」って何回も思うけれど、エンドロールの時には許してしまっている。
辞書通りの家族の虚しさ
どこへ行っても付き纏う孤独
何度も生まれ変>>続きを読む
計算されつくしたカメラの動き
静かに燃える展開であった。
未だにいがみ合っている人種や国同士は、みなこの作品を観よう。