ささきさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ささき

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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.5

いま、こういう時代だからこそ観るべき内容。
善意のつもりがそれが問題に発展することは、ままあること。
だからこそ、細心の注意を払わなければならないな。

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

3.5

最後尻切れ蜻蛉だなと、どうも思ってしまったけれど、たくさんある漫画の中の最初の方ということで納得。
想像以上に王蟲がグロテスクでございました。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.0

街並みが好き。人の温かさも好き。音楽も好き。
旅立ちのウキウキを久しぶりに感じました。

つぐない(2007年製作の映画)

4.0

音の使い方がとても面白いな、リズム。
過ちは未来永劫、自分の中から消えゆくことはないのだな。
そして、真実が受け入れられるとは、限らない。

台風クラブ(1985年製作の映画)

4.0

思春期特有の、衝動と脆弱。
おとぎ話を覗いているような感覚に陥りました。
あまり意味を考えず、ぼんやりと鑑賞するのがよいかと。
そして、犬神家。

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.0

思い切り泣くこと、それと遣り甲斐。
人生を生きていく上で二つが大切なんだなと教えられた。

勝手にゆるーい映画だと思っていただけに、
結構しんどい内容ではあった、特に中盤。
まだメンタルヘルスに寛容で
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

フレンチトーストを作るシーンが、好き。

メリルストリープ若いなあ。
すれ違ったり、近づいたり、またすれ違ったり、
誰かとお付き合いするって大変だなあと、つくづく。

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

映画館で見逃してから、ずっと観たいなと思っていた。
ありそうでなかった、終始パソコン画面上のみでの展開。
SNSの便利さと怖さが共存した映画。
自分もネット世代であるので、
「あー、こういうことするの
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それから(2017年製作の映画)

4.0

対面して言い争っているシーンが多いのだけど、何というか、男女の性格の違いがよくもまあ現れているなあと。
社長が突然ソファで泣き出す場面。泣きたいのはお前じゃねえだろと突っ込みました。
大きな起伏がある
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シュガーマン 奇跡に愛された男(2012年製作の映画)

3.5

大学生の時の音楽仲間に猛プッシュされたのをふと思い出して、6年越しくらいに鑑賞。

純粋に彼の曲が好きだった。ボブディランとポールウィリアムスを足して2で割った感じ。生き方もなんか格好いいよね。

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散歩する惑星(2000年製作の映画)

3.5

前半のとんでもないシュールと
後半のよくわからないシリアスと
多少のバイオレンスと人生の不条理。

心と体と(2017年製作の映画)

3.5

不器用だけどまっすぐな恋の物語。
血が所々出てきて、苦手な僕にはそこだけ辛かった。

トスカーナの贋作(2010年製作の映画)

3.0

内容が大人すぎて、ちょっと僕には早かった。
喧嘩のシーンが多くて少々の疲労感。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.5

鉛筆でマークする音が、こんなにもセンセーショナルになるとは。

畢竟、カンニングをするだけの話だけれど、これでもかってくらいスリリング。
あれだけ怪しい事していたら試験監督気づくだろうとか、突っ込みた
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.5

街並みを観ているだけで、ワクワクする。
未知なる場所への冒険をそっと応援している感覚。

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

3.0

ひたすらの海と、サーフボード。
サーフボードの上の写真が泣かせますね。
期待値が高すぎたのか、イマイチのめり込めなかった。

桜桃の味(1997年製作の映画)

3.0

所々にいいな、と思うシーンが散りばめられているけれど、
ストーリーに大きな起伏が無く、少々退屈だったかも。
半分くらいは、車内における会話が占めている。
もう少し街並みを観てみたかった。

彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

4.5

自転車漕ぐシーンってっていつ見ても爽快感があって大好き。

1人ひとり形は違えど優しさを持っていて、
時にすれ違う事もあるけれど、それもまた人間臭さなんだと思う。
観ていると心がほんわかとする。よい。
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

最後の20分、流れる字幕に、こみ上げるものを感じる。
映画を観なければきっと、その字幕に何も感じなかっただろう。

ライク・サムワン・イン・ラブ(2012年製作の映画)

3.5

音声を多用した映画だなあ、と。
バーの中での会話やドアを叩く音、電子レンジ。
そして『Like someone in love』

ただ一人を除いて、みんな嘘を吐いている。
正直に生きる事ってなんて難
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タンポポ(1985年製作の映画)

4.0

食べる事は、とても大切で楽しい事。
そして、作ってもらえる事に感謝しなければいけないね。

本編はもちろん、ちょこちょこ挟む番外編(?)も
クスッと来て、いいスパイスになっていました。
ただしチャーハ
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.0

淡々とした進行と、結末が何となく分かる感じから、
イマイチ移入できなかった。残念。

KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

3.0

ようやくDVDレンタルされたので観れました。

煽動的な映像なので、飽きずにずっと見れましたが、
内容の重たさの割に、軽い印象。それが狙い?
10代ってそんなもん?でもまあそんなもんなかもしれない。

台北ストーリー(1985年製作の映画)

3.0

ディスコで停電するシーンが好き。
本当に台北の道路はクラクションあんなに鳴っているのだろうか。
富士フィルムのネオンがいい味出している。

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.5

2人にとっては、あのまま終わることがきっと、
ハッピーエンドなのだろう。
ハネケの作品の中だと不快感は低い方かと。

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.5

どんなに下衆だと分かっていても、忘れられない人っていますよね。
恋愛って、きっとそんなものなのだと思います。

お葬式(1984年製作の映画)

4.0

人が亡くなって、葬式が終わるまでを写した、それだけ。
でも、それだけ故に共感できる事が沢山あった。
祖母が亡くなった時と重ね合わせました。

父親の訃報を聞いた時の、まだ現実味のない表情。
読経中の足
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スーパーの女(1996年製作の映画)

4.0

たまには勧善懲悪のストーリーも
スカッとしてよいものですな。

監督もよく、ここまでスーパーのからくりを
調べ尽くしたなあ、と感嘆します。勉強になる。

そして俳優陣がなかなかいい路線をついてきている
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.0

何もかも唐突に始まって唐突に終わるので、
頭の中で疑問符が沢山浮かんでおりました。

結婚しているけど、同性にも恋慕し続ける苦悩。
という点が極端に美化されているかな。
婚約者を裏切る行為は最悪なこと
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

「ポンッ!」の破壊力を思い知らされる映画。
鑑賞後、この意味がきっと分かるでしょう。

とりあえず最高!!
場内全体が、ドッと湧き上がる、ライブ感が凄かった。
両隣のおじさまも爆笑しておりました。絶対
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女は男の未来だ(2004年製作の映画)

3.0

ぬるっとした男女関係。爽やかさの欠片もない。結局どっちつかずで映画が終わる感じ。

浜辺の女(2006年製作の映画)

3.0

2時間は少し長いかなと感じてしまった。
それぞれの嫌な部分、弱い部分が垣間見られて、
それはそれでリアルだなと。
ズームから感じられる蚊帳の外感。

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.5

前半は怒号が飛び交っていて辟易したけれど、
後半の人情味、そして再会はとても良かった。
マジックショーのカットはもう少しテンポよく進めば。
劇中歌が妙に頭に残ります。

静かなふたり(2017年製作の映画)

2.5

断片的かつ静かすぎて今一乗れず。
日常風景を切り取っても絵になるのはさすがパリ。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

才能を持つ故の苦悩。
今回の場合は周囲の大人たちの苦悩。
普通が果たして幸せなのか。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

全てを知ってしまった後、ポスターがとんでもなく切ない。

話題性から、久しぶりに映画館に足を運びました。
観て損はない。
現代が抱える負の側面を余すことなく凝縮した結果。
「縁」という概念が希薄化する
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