ささきさんの映画レビュー・感想・評価

ささき

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もののけ姫(1997年製作の映画)

3.5

絶対的な悪人が出てこない映画。
でも、みんなどこかしらに悪を持っている。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

フランスを舞台にした映画はいつ観ても、
ディティールまでお洒落だなと思います。
夜のエッフェル塔が素敵。

人間はいつでも過去に執着するけど、
前を向いて進まなければならないのね。

転々(2007年製作の映画)

3.5

ゆるゆるお散歩映画。
東京に住んでいた時の記憶が、沸々と湧き上がってくる。
吉高由里子の骨頂を観た気がする。笑

恋の渦(2013年製作の映画)

3.5

ただ男女の痴情のもつれを見ているだけなんだけど、
結構楽しめます。みんな恋愛のゴタゴタ好きなのね。

それぞれの部屋にも特徴があって、
個人的に、bice「かなえられない恋のために」の
ポストカードが
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亀は意外と速く泳ぐ(2005年製作の映画)

4.0

いやいや、シュールだわ。大好きだわ。
上野樹里可愛いわ。配役が絶妙すぎるわ。
平凡に生きるって考えると、平凡が分からなくなるのはよく分かる。
当たり前ってなんだろうと思うと、当たり前が愛おしくなる。

ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

3.5

スローな空気が漂う映画。
嫉妬するいじらしさが感じられます。
ストーリー性のある「かもめ食堂」かな。
ロールキャベツ食べたくなる。

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

3.5

初インド映画。本当に突然踊り出すのですね。
バッドエンドを観すぎたせいか、最後のシーンで
いつ銃声が鳴るかとそわそわしておりました。笑

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.5

とてつもなくシュールなので、観る人を選びそう。
ぼくは好きです。顔芸好き。中条あやみ可愛い。

主役の2人の淡々とした感じはとてもよいけど、
折角の中条あやみにもっと動きをつけて欲しかった。

裏切りの街(2016年製作の映画)

3.0

エンドロール前の寺島しのぶの台詞の言い方がよい感じ。
人間みな屑ってことで。

猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.0

どことなく、RPGを感じさせる雰囲気。
湖のくだり、そのまんまドラクエ5の妖精の国。

半分の月がのぼる空(2009年製作の映画)

4.0

学生の恋愛モノは苦手なのですが、
この作品は思わず魅入ってしまいました。
とりあえず、銀河鉄道の夜暗誦シーンが最高。
ラスト30分くらいで一瞬「おや?」となるけれど、
すぐに、なるほどね、となります。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.0

追い詰められると、人間はこうも変わるのか。
他の方も書かれていますが、「殺人の追憶」というタイトルがよい。
最後に、なるほどなあ、と感じます。

ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.0

疾走感は好き。映し方も好き。
でも結局、同じ罪を犯している中で、1人だけ罰せられないわけだし、後味としてはあまりよくないような。

ゴンドラ(1987年製作の映画)

4.0

最初の30分は、前衛的過ぎて辛かった。一度ギブアップしました。
翌日、何となく続きを見てみると、素晴らしく心惹かれました。

「都会」パートの冷たく攻撃的な雰囲気と、
「田舎」パートの温かく柔和な雰囲
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.0

ドラッグはダメですね、以上の感想が見当たらなかった。
ティモシー・シャラメは上品な役の方が似合う気がする。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

「埼玉」という土地のチョイスがナイス。
「翔んで群馬」や「翔んで山梨」なら、リアルすぎて話題にならなさそう。
(両県民の方々、すみません)

頭空っぽにして観るのがよいです。上手くいきすぎだろう、とか
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よこがお(2019年製作の映画)

4.0

すれ違いから生まれる憎悪と憎悪。
結局誰も救われていない、そこがまたリアル。
そしてマスコミの無遠慮さ。腹立つ。

池松壮亮の存在感がやはり個人的に好きです。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.0

悪趣味だとは分かっていながら、今のタイミングで観てしまいました。
【ラブストーリー】ではなく【ノンフィクション】もしくは【ブラック・コメディ】の類として一歩引いて鑑賞。

柴崎友香の原作も読みましたが
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0.5ミリ(2014年製作の映画)

3.5

安藤サクラのキャラクターの変わり様に驚く。
手料理が美味しそう。お腹が空きますね。
誰しも老い行く。その老いをどう享受するか。

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.5

思春期の男女って、本当に些細なことで崩壊する。
その脆さがしっかりと描かれていた。
しかし観ていてなかなか辛いぞ、誰も救われない。

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.0

苛々するのは私だけなのだろうか。
妻夫木君の爽やかな下衆っぷりがなかなか。
純愛ではないだろ、全く持って、と思いながら観ておりました。

耳をすませば(1995年製作の映画)

4.0

図書館の貸出カードから始まるってとても素敵ですよね。
キュンキュンします。とてつもなく甘酸っぱい。

母なる証明(2009年製作の映画)

3.5

事件の真相自体は、結構観ながらでも推測できてしまう。
恋は盲目ならぬ、愛は盲目?でもそこまでするかなあ。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

奈落の底から這いあがっても結局はまた奈落の底に落ちる。

どんな才能があったとしても、「身分」がなければ
それを輝かせることは叶わない社会構造なのかな。

展開自体は割と読めるな、といった印象。
中盤
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.5

本屋で交流を深め、島民に幸せな笑顔が広がっていく!
みたいなストーリーを思い描いていたら、見事に裏切られました。
結構苛々します。ああもう世の中って理不尽。でも想いは誰かに伝わる。

東京夜曲(1997年製作の映画)

3.0

淡々。静寂。
もっと大人になったら染みるのでしょう。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.0

エリオット・スミスの音楽がしっくりくる。
キーパーソンって、どんな人生であっても存在する。
他者がとやかく言おうと、決めるのは自分の意志。
そんな想いを大切にしよう思いました。

(ガス・ヴァン・サン
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夜明け(2019年製作の映画)

4.0

宇多田ヒカルの「誰かの願いが叶うころ」みたいな世界観。
消化不良とか、あるんだろうけど、僕は好きです。

シンイチになろうとしていたシンイチから脱却しようとするシンイチ。
染め直す時点で、覚悟を決めて
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ポエトリー アグネスの詩(うた)(2010年製作の映画)

3.0

現実逃避をするためのポエトリーなのでしょうか。
全く反省しない孫は恐らく鉄槌を下されたのだろうけれど、
どこか妄想癖のある、お婆さんはどうなったのかな。
事故ではなく事件だと考えるのは浅はかかな。

酔いどれ天使(1948年製作の映画)

4.0

笠置シヅ子見たさに鑑賞。ソウルフルだね。
ギターの音色で出所を知らせるなんて、粋。
理性が万病の薬、確と受け止めました。

パラノイドパーク(2007年製作の映画)

3.0

結局夢オチなの?それとも現実逃避?
全体的にふわふわしていて(事件はえぐいけど)置いてけぼり。
ガス・ヴァン・サント作品、個人的に苦手なのかも…

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.0

何かを思う気持ちって大切。
今更ながらの鑑賞でしたが、ようやく君をのせての歌詞の意味が分かった。

おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

3.5

ああなんか青春だな。社会人になっても青春は出来る。

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.5

さまざまなものが瓦解してまた集積するまでを描いた物語。
高慢って誰も幸せにしないなと痛感。他者も自分も苦しめる。
ユーモラスなシーンが全くないまま後半へと突入し、息苦しくなったときに登場した役所広司が
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ともしび(2017年製作の映画)

4.0

静かで大きな出来事もなく、犯した罪も隠れたまま。
でもそれだからこそ少しずつ崩れていく日常が鮮明に浮かび上がる。
シャーロットランプリングの始終影がある表情の不穏さたるや。
そして、最後のシーンで「来
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