Jessica ChastainとEddie Redmayneが主演というので即鑑賞。
並外れた演技力に圧倒されます。
映画自体はシンプルで犯人が誰なのか最初からわかるような構成になっており、サスペンスというよりは二人の演技の凄さをノイズなく楽しめる作品に仕上がっています。
Jessica Chastain演じるAmyは、こちらも見ていて息苦しくなるほどリアル。米国特有の医療保険事情も垣間見え、持病を持ちながらも家族を養うために働き続けざるを得ない多くの人々の苦しみを象徴しているようにも感じます。
Eddie Redmayneも一見心優しい男性とサイコパスの微妙なラインを見事に演じており、Charlesのキャラクターの闇の深さを巧みに表現しています。
比較的淡々としているので退屈に感じる人もいるかもしれませんが、個人的には無駄なシーンが削ぎ落されており純粋に二人の演技が楽しめる作品として最高でした。
特に二人がdinerで会話するシーンは圧巻です。
