米国の伝説的なテニス選手であるVenus WilliamsとSerena Williamsの幼少期からプロデビューまでの道筋をその父親であるRichard Williamsに焦点を当てる形で描いた作品。
最初は何故2人でなく父親が主役なんだろうと不思議に思いましたが、2人のプロアスリートとしてのキャリアが彼自身のビジョンと信念によって形作られたところが大きい（と少なくとも映画では描かれている）ことを知り納得。
様々な障壁が立ちはだかる中で娘たちの才能と実力を信じ続ける姿、また周りの常識にとらわれずに自分が正しいと思うことに頑なにこだわる姿に感動しました。
Will Smithのアカデミー賞授賞式での一幕が残念ですが、作品自体はそれなりにクオリティの高いものに仕上がっています。脚本や演出というよりも実話の凄さに魅了される作品です。
Jon Bernthalは最近ドラマ以外にも色んな作品に出ていますが、テニスコーチ役も確り存在感が出ていて流石だなと思いました。
