ドタバタにそこそこ笑えたがうるさすぎるべた演出を60分がまん。
あえなく途中離脱。。無理でしょ。
絶対悪ナチスをユーモア交じりに批判する話だが、右派ポピュリズムが進行するヨーロッパではどう理解されているのかと感じた。ヒトラーをこする映画やドラマを通じ、人種差別や弱者いじめを非難する作品は世にあまた>>続きを読む
彼ら医療従事者の勇気に胸が震え、泣かせられ、ストーリーに前のめりになるシーンがオンパレードで次々とやってくる。ひとつのシークエンスがそれぞれ意味を持ち、次の展開につながっていく。
こういってはなんだ>>続きを読む
『ゴジラ-1.0』に続いて、山崎作品の過去作を見た。
原作小説は発売日に買って読んだが、映画はスルーしていた。
「店主の戦争はようやく終わったかもしれない」
後半にこのセリフを聞き、ゴジラ-1.0と>>続きを読む
『ゴジラ-1.0』を見終えたのであらためてこっちの映画を見直した。
公開当時映画館で見たときの記憶が蘇ってきた。
画角や会話やらキャラ設定やら画期的な作品だった。
『ゴジラ-1.0』とは兄弟のような>>続きを読む
デフレ日本と東北大震災。
デフレ低迷と流行り病。
そして「戦後混迷期とゴジラ来襲」
ひとつの問題や危機をクリアするのは、困難ではあるけれども時間をかけて集中すればなんとか解決法が見えてくることがある>>続きを読む
ハリウッドスター、スタローンの栄光の裏に隠された苦悩や悲劇を赤裸々に描いた傑作ドキュメント。
ロッキーやランボーには常に重い影がつきまとう。
スタローンはプライベートでもその影が拭いきれない。
笑っ>>続きを読む
仕事の依頼をうけた殺し屋がミスり、返り討ちに遭う。
古今東西、過去何度も映画や小説で見聞きしてきたような陳腐な話だ。
あまりにもありふれた話のため、フィンチャーはそこにヒネリを加える脚本にしているの>>続きを読む
一応ジェイミー・リー・カーティス登場版ハロウィンはシリーズ終了(らしい)だが、最後の最後までスン止めで続編を匂わせるようなアンフェアなことをやらかすのではと疑っていた。
ターンテーブルの舌とか細かい>>続きを読む
音楽の使い方はうまかった。ハラハラ、しんみり、ワーワー、ほっこりシーンに合わせて多様な音楽をかぶせてきた。
客の心情を操ってやろうという魂胆なんでしょう。
最後のドビュッシー『月の光』は効果的なんだ>>続きを読む
90年代のドラッグディーラー話をみるような感覚。
主役フェリーは安岡力也と雰囲気がかぶり、悪人でありながらも男気があり、どこか憎めないキャラだ。多動児のように常にそわそわしていて落ち着かないが、常時ヤ>>続きを読む
陰謀国家イギリスが第二次大戦中に仕込んだ対ナチ極秘工作をもとに描いたもの。作品全体の空気感は戦時中であるため、派手なエンタメ演出や浮世離れした人間関係の描写はない。淡々とオペレーションの経過をたどって>>続きを読む
2年前に観たときの感想。
外道男の演出が得意のリドスコ『最後の決闘裁判』は傑作だ。男はほぼ外道。ベンアフレックのチャラ男っぷりは高く評価されてもいいのではないかと。決闘時にハエがたかるシーンには笑っ>>続きを読む
アマプラ無料視聴に新作で入ったので満を持して観た。
ストーリーと脚本を考えた作り手はかなり良いセンスをしている。
ホラーに社会風刺を織り込み、単なる恐怖映画では終わらせていない。
最初ビル・スカルス>>続きを読む
たぶん勘のいい人ならばキャスティングの段階で〝真犯人〟の目星が付くと思う。その通りに進んでいくため、最後の種明かしにあまり意外性が感じられなかった。椎名と被害者が男女の関係になり・・・という流れかなと>>続きを読む
ついつい見ちゃったが、めちゃくちゃギャグがおもろいってわけではない。
たぶん黒人界隈ではこれでいいんだろってとこ。
なにげに脇役は手堅くかためている。
まあまあかな。
『SISU/シス 不死身の男』の監督作ってことでコレを見始めたが、何で見ちゃったんだろー感が強い。子供向けアクションか。
オチはあれで許されるのかな。
ドラマシリーズじゃないんだから。
投げやり感満>>続きを読む
スコット・イーストウッドとメル・ギブソンが出演しながらもこのレベルの作品に終わってしまうとは・・この監督はもうまともな仕事来ないんじゃないの。
メル・ギブソンのキレ芸アクションがないのがもったいない>>続きを読む
手軽に見れるホラーアクション。
多くの人が続編を希望する話だが、すでに第2弾の制作準備に入ったというニュースもある。
スクーター姿やウイスキーをガブのみするガブリエル神父がかわゆい。あの巨漢のラッセ>>続きを読む
フラッシュというキャラには、脇役でお調子者でやかましい等身大のヒーローイメージを持っていた。バットマンとスーパーマンの影に隠れた存在なため、正直そんなに食指が動いていなかった。すでにドラマ版でも目にし>>続きを読む
10年くらいまえに見てから久々の再見。
数あるタイムリープモノの中でも良作のひとつ。
このパターンを大予算でつくったのがトム・クルーズ主演『オール・ユー・ニード・イズ・キル』。
本作はストーリー自体>>続きを読む
10年前に見たのならばもっと高評価だったかも。
昭和のやくざ映画 by 韓国ってとこでしょう。
今だったら脚本にヒネリを加えるだろうね。
女性キャラの存在感が薄かったかなあ。ちょい長い。
いかに早く登るか。
世界の山々で登攀スピードを競いあう2人のアルピニスト。
ロープはなし、ヘルプもなし。単独フリースタイルがルールだ。
2番じゃダメなんだよ、1番にしか意味がないーー。
これが彼らの>>続きを読む
20年ぶりくらいに観たが、エンタメ視点で単純に楽しめた。
マイケル・ベイお得意の下から煽りカメラ&スロモ&感傷的音楽を何度もやってた。最近作『アンビュランス』でも同じ方式で撮ってるから、そこはいまでも>>続きを読む
『スパイダーバースシリーズ』は、イエス・キリストをモチーフとする『マトリックス』のように、スパイダーソサイエティの救世主誕生系ストーリーになるのではないかな。来年公開の第3作が楽しみだ。
アニメ映画>>続きを読む
久々にシリーズ再見。
映画化されたラングドン教授シリーズの『ダビンチコード』『インフェルノ』『天使と悪魔』をエンタメ視点でランキングすると、、
ダビンチコード=天使と悪魔>>インフェルノかなあ。
ダ>>続きを読む
久しぶり再見。劇場公開時の印象はまあまあ。サスペンス度は高く、土壇場のドンデン返しちゃんと用意されている。
ダン・ブラウンの小説はジェフリー・ディーヴァー同様、ほぼどんでん返しがある。たいてい2回く>>続きを読む
10年ぶりくらいに再見。映画公開時に見たときも原作小説を読んだときも夢中になるほど楽しめた。歴史ミステリーの傑作。
敬虔なキリスト教徒は受け入れにくいテーマなため、世界各国で非難が巻き起こった。日本>>続きを読む
おっさんがカラダを張って無意味(?)なボディアクションに挑む姿をみて、涙が出るほど笑った。特に前半は笑いっぱなし。
かなり下品で卑猥なシーンが連発するため、要注意。
吐き気をもよおすこともある。
彼ら>>続きを読む
ドッグヴィル。そこは教会も学校も選挙(民主主義)もない村。
文字通り舞台は片田舎の「犬の村」で起こる。
何らとりえのない、世界に見放されているような場所である。
自分の欲と願望のみを求める村人。
他>>続きを読む
ロアルド・ダール短編4作のうちでは、ストーリーのテーマが一番おもしろいが、超能力シーンの見せ場が本作では大幅にカットされているようだ。
映像では背景や演出など小細工を多用しているが、他3作のような自>>続きを読む
過大な期待をせずに見始めたが、シチュエーションスリラーの良作の部類に入る。政情不安による国外脱出は昨今の移民、不法入国問題を背景にしたもの。もっと実力派監督がメガホンを握ったら傑作に仲間入りしたのでは>>続きを読む
『毒』『ネズミ捕り』に続いて『白鳥』を見た。
ウェス&ロアルドの組み合わせは、どうも好みに合わない。
映画やドラマは脚本を重視しており、作り手の手抜き感や観客への配慮のなさがみえるとクリエイターとし>>続きを読む
ネズミ捕りのプロになるのはネズミの行動様式を知らねばならず、「ミイラとりがミイラになる」(ちょっと違うか…)ように、彼は外見や歩き方や気質までネズミと同化していった。
ネズミ同様、ネズミ捕りは人々に>>続きを読む
「オオカミが来る!オオカミが来る!「地震が来るから逃げろ!逃げろ!!」と言って、恐れる出来事が起こらなかったら、本来は良いことなのに、その語り主は嘘つきと批判され、周囲の信頼を失う。
本作はこういう>>続きを読む
30年くらいまえのデテクティブストーリーのような映画で、最近はあまり見かけないオチだった。一時期こういう話はよく見かけた。
刑事ベニチオは寡黙でもっさりとした動きで容疑者に会うときも威嚇はせず、丁寧>>続きを読む