#EEMofOdessaに関連する映画 253作品 - 4ページ目

短編映画。 ワンカットで、ほとんどが女の人のアップ。 画面ではなく、周りの音で何が起こっているのかの状況説明をしてい…

『サウルの息子』で脚光を浴びるハンガリーの気鋭監督ネメシュ・ラースローの短編映画。 “ちょっとの我慢”と訳せる本作は…

1937年の夏。青年エマヌエルは脊椎カリエスと診断され、黒海沿岸の療養所に収容される。 「ポット病っていう骨関節結核の…

【ある詩人が目にした「死の侵食」】 ■あらすじ 1937年の夏。20代前半の青年エマヌエルは脊椎カリエスと診断され、黒…

No.515[次は私の番なのか、ある党幹部の一夜を巡る最強のホラー映画]　99点(OoC) 漸く手に入れたチェコ・ヌ…

シンプルながら意味深なタイトルで気になっていたチェコヌーヴェルヴァーグの一作。 言葉で語ることが多くて理解できる字幕…

ヴェラ・ヒティロヴァ監督作品… 『ひなぎく』がとてもお気に入りなので…2作品目鑑賞です…。 ジャケ写に期待が膨らみ……

[]　50点 1970年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。『ひなぎく』以降、国内での仕事は難しくなったが、完全に不可能…

チェコの奇才オルドリッチ・リプスキー監督による、歌うカウボーイ「レモネード・ジョー」が主役の、西部劇にオマージュを捧げ…

「レモネード・ジョー　或いは、ホースオペラ」 冒頭、1885年のアリゾナ。ここはステットソンシティー。バットマン氏が…

[]　60点 どうやらベルリン映画祭でお披露目された『Rimini』の主人公と本作品の主人公が兄弟らしく、元々は一本…

左にスマホバイブ切り忘れ馬鹿、右に腕時計光らせ時間確認ハゲ、そして斜め後ろに永久鼻水啜り咳払いクソババアを配し思わずあ…

「始めに言葉ありき」。タルコフスキー監督作『サクリファイス』のあの有名な"生命の樹"の場面をコピーした貼り絵のアップか…

「ある詩人」 あらゆる文化が消費と結びついてしまった現代において、人々の心に柔らかな灯りをともし続ける「詩」の役割…

「太陽の年」 第41回のベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した作品。戦後間も無いポーランドでの未亡人と米兵の愛を描い…

[戦後ポーランドに生きたもう一人のマリア・ブラウン]　70点 このラストは今年ベスト級かも。"モラルの不安"と呼ばれ…

ポーランド産スリラー。 背景の説明が全く無いので、起こったことだけ抜き出すと ・森で少女Aが青年を射殺 ・青年の葬式…

[Once Upon a Time in the East...]　50点 アメリカ西部の開拓史から誕生したのが西部…

[ウクライナに栄光あれ、英雄たちに栄光あれ]　80点 2013年11月21日。ウクライナのヤヌコーヴィチ政権はEUと…

03/14/2022 2013年から2014年にかけてウクライナで起きた「マイダン革命」の様子を撮影したドキュメンタ…

1991年 リトアニアのシャルナス・バルタス（Šarūnas Bartas）監督作。 こちらのシネフィルの方々の情報…

現時点における最新作のfrostがあまりにらしくない作品で落胆してしまったので、口直しの意味も込めこのシャルナス・バル…

[マケドニア版"異端の鳥"] 嫌いじゃないんだが...19世紀のマケドニア。生まれたばかりの赤ん坊が魔女に見つかって…

You Won't Be Alone　2022年作品 6.5/10 ゴラン・ストレフスキ監督　脚本 サラ・クリモスカ…

1974年ハンガリー映画。 ギリシャ神話の女性エレクトラを再解釈した（1956年以降の、ソ連支配下にあったハンガリーの…

[革命、その名が祝福されんことを]　100点 プラハの春の惨劇を間近で見て以降、東欧の映画作家たちはその傷を抱えたま…

[人形は単数形だそうです]　60点 過去8度ものトライを全部はねのけてきた無敗の作品であり、私にとって鑑賞しきった4…

どうせ分からんハスと思いハスはハスしたかったのだが、前売り券とスケジュールの都合上ここで消化するしかなく、どうせ寝るハ…

[]　60点 ヒラル・バイダロフ長編五作目。今回もオルカン・イスカンダルリがダブドという男を演じている。そして、説教…

東京国際映画祭にて。 シナリオはなく、とりあえずあらゆる場所で撮影した映像を繋ぎ合わせて作られた作品。 監督曰く夢…

まさに観客のいない貴族トークライブショー。パケ写は名作風、中身はほぼオーディオブック。この手の作品に耐性ある人でも持久…

[六つの場面、五人の貴族、三つの会話]　90点 大傑作。自身の作品が開祖的存在となったルーマニア・ニューウェーブも、…

うーん、もったいない…舞台設定は最高なのに当時の社会情勢の描写が薄かった…予算不足だったんだろうなぁ、共産主義国家時代…

イシュトヴァン・サボー監督作。 二次大戦時ナチス支配下のハンガリーを舞台に、レジスタンスの夫を持つ女・カタリンと仮の…

[サウナで精神を浄化するエストニアの『デカメロン』]　80点 傑作。アナ・ヒンツ(Anna Hints)単独初長編作…

【懺悔室としてのサウナ】 無形文化遺産に登録されたエストニアのスモークサウナを扱ったドキュメンタリー。CPH:DOXで…

[SFハーレムから考える全体主義と男性優位社会]　99点 ド傑作。1980年代にブロックバスター系映画を色々撮ってい…

二人の勇敢な男が3年間の人間の冬眠を成功させるため実験台になったところ、目覚めた世界は2044年、戦争により男性が絶滅…

[チェコ、物質的豊かさと精神的豊かさの綱引き]　80点 1981年ヴェネツィア映画祭コンペ部門選出作品。イジー・メン…

チェコのイジー・メンツェル監督作。 『つながれたヒバリ』『厳重に監視された列車』同様、チェコの小説家ボフミル・フラバル…

ミクロシュ・ヤンチョー監督のカンヌ最優秀監督受賞作。 原題 Még kér a nép（≒And the People…

【団結するよ撃たれても】 「死ぬまでに観たい映画1001本」フルマラソンも大詰めとなってきて、残りは少々入手が面倒な作…

[異邦人が導く魔術的な"死と疎外感"の旅路]　100点 超絶大傑作。カテリーナ・ゴルベワ可愛い以外の感情を完全に死滅…

上空から辺境の地を見つめる世捨て人のようなエカテリーナ・ゴルベワの眼が死んでいる。どこの誰かも、民族かどうかも定かでは…

魔法界の学校で落ちこぼれの少女サクサナが人間界に逃亡しあれこれ巻き起こすスクールコメディ。 サクサナは、成績の悪さで…

[魔法少女サクサナ、プラハを駆ける]　90点 大傑作。主人公サクサナは魔法学校に通う魔法少女である。しかし、残念なが…

この映画がカンヌで公開され審査員賞を獲得してから50年経とうとしているが、そんなに経っても日本で公開の兆しがまるでない…

["純粋な愛"は逆境をも跳ね返す、或いはハンガリーの「グッバイ、レーニン！」]　100点 ハンガリー映画史上最も重要…

[絶対的真実を追い求めた10年間]　99点 イルミネーション：啓発の瞬間に心が真実を直接覗き見ること 大傑作。ある…

クシシュトフ・ザヌーシ監督作品。 今回は一人の科学者が、人生の意義を探ると云う内容です。 これも素晴らしい作品でした…

[異文化交流に英語なんかいらないさ！]　60点 ブルガリア語とドイツ語と、ちょっとのフランス語を含んだ会話の応酬が、…

水力発電所建設の為に、ブルガリアの僻地の村にやってきたドイツ人作業員。この人数で？と思ったけど、こんなもんなのかしら。…

リテラシーの奨め。 久し振りの監督作品であり、昨今の本邦に於ける「ネトウヨ」の皆様方のご尊顔が思い起こされる作品である…

[ヤノーシュっておじさんが手当たり次第仲間を売るよ]　40点 ヤンチョーお得意のロングショット長回しで構成される密告…

後ろのおっさんが30秒に1回咳払いをし続けないと映画観られないクソだったので死ねばいいのにと思いながら観た。1人の女性…

ユニバーサルに失望してMGMに転職したフェヨシュは、『ビッグ・ハウス』のフランス語版とドイツ語版のリメイクを作るなど非…

[神の下僕、国家の下僕]　80点 昨年のベルリン映画祭エンカウンターズ部門選出作品。一部でパヴェウ・パヴリコフスキ『…

マカオ国際映画祭にて。 モノクロ、正方形の画角、スタイリッシュな映像と重苦しいサウンド。 聖職者になるために教会の…

[分断と内省についての物語]　80点 フランチシェク・ヴラーチル長編五作目、初カラー作品。前作『ミツバチの谷』と同じ…

フランチシェク・ヴラーチル監督。 本作の舞台となるのは爾来、本作で間接的に取り上げられるドイツ人追放まで、定住ドイツ…

“チェコ・ストップモーションアニメ最後の巨匠”と呼ばれるイジー・バルタ監督が五年の歳月をかけて完成した代表作。「ハーメ…

【必殺掃除人/笛吹の翁】 イジー・バルタのパペットアニメ作品中、その暗黒美学の頂点かな、と思うのが本作。 1284…

[メーサーロシュ・マールタの壮絶な少女時代]　70点 1984年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。メーサーロシュ・マー…

メザロス・マルタ(欧米表記:Márta Mészáros)は、ハンガリーの女性監督である。 プダペストに生まれ、4歳の…

犠牲と信仰の物語である。 フランチシェク・ヴラーチル監督作品。 『Marketa Lazarová』に続くヴラーチル中…

["持たざる者"についての物語、フランチシェク・ヴラーチル特集④]　88点 13世紀のチェコを舞台にしたのは、恐らく…

[タル・ベーラ世界で犯罪捜査]　90点 大傑作。社会主義政権が崩壊した90年代ハンガリー映画界でタル・ベーラと並び称…

今作の監督の名前は、 「フェヘール・ジョルジ」と読むらしい。 タル・ベーラ世界で繰り広げられる、 少女殺人事件の捜査…

『砂時計』があまりにも素晴らしかったので…ヴォイチェフ・イエジー・ハス監督作品…2作目…彼のデビュー作品です…。 …

ヴォイチェフ・イエジー・ハス、長編デビュー作。 ハスは第二次大戦後ポーランドの第三世代、所謂「ポーランド派」として知ら…

[ポーランド、歴史に痕跡を残すこと]　70点 2021年ヴェネツィア映画祭コンペ部門出品作品。1983年、2年に及ぶ…

ヨーテボリ映画祭にて。 恐ろしい話だった。尺2時間半超えだが無駄が全くなく、ずっと緊張感あり何が起こるのか気になって…