Junichi

ゴースト/ニューヨークの幻のJunichiのレビュー・感想・評価

4.7
「素晴らしいことだ。僕のなかの愛を君が受け取ってくれる」

【撮影】10
【演出】9
【脚本】9
【音楽】10
【思想】9

素晴らしい映画だと思います
撮影や演出が工夫され
『マクベス』や『野いちご』など
あるいはW.アイリッシュの『幻の女』など
文学や映画の古典をふまえ
ロマンス映画の金字塔であると同時に
サスペンス映画でもあり
コメディ要素がアクセントを加えて
はっきり言って傑作です

デミ・ムーアがとにかく美しい
シュートヘアもよく似合い
エキゾチックな魅力と
セクシーさが際立ます

そしてなんといっても
ウーピー・ゴールドバーグ!
霊媒師役としてコメディパートを担い
表情豊かに生き生きと演じる
主演の二人を食うような存在感
この映画によって
ウーピー人気が盛り上がった記憶があります

1990年当時
映画で観て号泣しました
自分の人生を形づくった作品の一つです

死後の世界はあるのでしょうか
多くの宗教で天国と地獄が描かれます
自分が死んだら天国に行けるのか
天国に行けるように生きているのか
そんな戒めすら得られる作品です

現代人のほとんどは
地獄に堕ちるのでしょうね(笑)
自分も含めてですけど

地獄に堕ちたくないすべての人に
本作品をオススメします(笑)
Junichi

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