追いかけても 追いつけぬ
幸せは側で待ってるだけ
宇多田ヒカル『Gold〜また逢う日まで〜』
【撮影】9
【演出】8
【脚本】7
【音楽】10
【思想】7
原泰久『キングダム』映画化の第3作
原作をまったくの未読で鑑賞
強い敵を倒したら
それよりさらに強い敵が出てくる
ジャンプイズムの正統派
『キン肉マン』や『ドラゴンボール』で経験しました
紀元前中国大陸
春秋戦国時代から秦建国の物語
にしては
将軍たちの衣装がV系だったりして
漫画原作の強みでしょう
敵役の雰囲気が不気味でよいです
100人の飛信隊で
20000人の軍勢を率いる武将の首を取るなんて
「いやいやいや〜（笑）」
っていう瞬間もありつつ楽しめました
今作では
紫夏を演じた杏さんが素晴らしい
アクションや発声など
紫夏という人物がよく伝わりました
これほどまでに主演級の俳優たちを使って
これほどのスケールの作品を作る
日本映画の心意気を感じます
ただ
時代劇であるゆえに
演じられる俳優は様々な作品で重複します（とりわけ大河ドラマと）
原作漫画はまだ連載中とのこと（69巻）
全て映画化するのであれば
日本映画を代表するシリーズになるでしょうし
出演している俳優たちのライフワークになるかもしれません
今作
音楽も素晴らしいので
映画館で観ることをオススメします！
