愛の勝利を ムッソリーニを愛した女に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」に投稿された感想・評価

ネムル

ネムルの感想・評価

4.8
久々に見る。
戦争高揚への脂ぎった熱意がこれでもかと表現されていて、これが戦争か……となる。
雪と、反復される上昇

「夜よこんにちは」も凄い映画だったが、こちらもそんな馬鹿な!というレベルで面白い。
冒頭の人を鼓舞するだけの強烈な演説でムッソリーニに惹かれてから延々と愛した男に傷付けられた人の映画。
ムッソリーニ…

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ベロッキオベスト。ジョヴァンナ・メッツォジョルノの化け物じみた佇まいとその激情を何倍にも増幅させる照明にぶっ飛ばされる。ムッソリーニと視線が交差してないのにも関わらず不適に笑うファーストシーン、発煙…

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hardeight

hardeightの感想・評価

4.7

反復される映画内映画と登場人物たちの切り返しが歴史へと接続し、光と影の強烈なコントラストを纏ったアクターたちの身振りと表情から放たれるパトスが画面から横溢し、ファシズムへと至る熱情がそこに相容れない…

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昔見た思い出。ムッソリーニの話だと思ったら、サスペンスだった。
leyla

leylaの感想・評価

4.3

何とも壮絶な物語だった。

ムッソリーニの愛人で、彼の子を産みながら歴史から抹消された女性の半生を描く。実話ベースだけど諸説あるようです。

1910年代、まだ社会党の党員だったムッソリーニと出会い…

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柱,パレード,道徳こそ最大の敵,編集者辞任,イタリア人民新聞,紫花畑煙突煙フェンシング,新聞刷り,人類の大掃除,映画上映会演奏付き,喧嘩,駅爆破,未来派芸術展,偏執症,柵登り助け叫び手紙撒き,揶揄わ…

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ぞしま

ぞしまの感想・評価

5.0

霧深い夜の庭で精神科医がイーダ(木登りから降りてくる)を説くシーンがすごく好きなのだが、ここで彼女は
私が死んだら、真実は闇に葬られる、だから叫ぶの、という。
この映画のすべてはこの台詞に凝縮されて…

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千利休

千利休の感想・評価

4.3

初ベロッキオ。NHK大河ドラマに似た感触を抱いた。終始めちゃくちゃ動的で、激動の歴史を観ている感覚を味合わさせられる。とはいえ、クストリッツァ作のような密な作風とは違い、ゆっくりと重たい圧倒的エネル…

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半兵衛

半兵衛の感想・評価

4.7

タイトルからしてムッソリーニの奥さんや愛人の話かと思ったら、ムッソリーニの奥さんと自称する女が愛を貫き通す話だった。

主人公のヒロインは純情一途を通り越してムッソリーニが自分を愛人以下としか見なし…

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